左の画像はヘアーライン社から入荷したエクストラセレクト・クラフトファー(レッド)を適量カットしてウイングに束ねた画像です。従来のクラフトファーよりも毛足が長く(約8センチ)たいへん密度の濃い良質なクラフトファーです。そのためウイングとして使う場合の十分な長さやボリュームをクラフトファーはナチュラル素材のようにファーの長さが均一でないため、ウイングとして束ねた時に自然な仕上がりになりベイトフィッシュの立体的なシルエットが表現できます。エクストラセレクト・クラフトファーの裏側のスキンの大きさは約10センチ×約10センチの正方形にカットされています。また価格においても品質やスキンの大きさなどを考えると他社のクラフトファーよりもかなりお買得です。
アンプカ社のクラフトファー(Umpqua's Craft Fur)&ガーキ社のフィッシュ・ファズ(Gehrke's Fish-Fuzz)
左の画像がアンプカ社で販売されているクラフトファー(タン)です。
ファーの長さは5センチ前後と短く、繊維の密度もかなり薄いため、小型フライのウイング材にしか使えません。裏側のスキンの大きさは約10センチ×約7センチの長方形にカットされて販売されていました。
もう一方の画像はガーキ社ので販売されているフィッシュ・ファズ(タン)です。ファーの長さはアンプカ社のクラフトファーよりもさらに短く(5センチ以下)繊維の密度も下の台紙の文字が見えるほどかなり薄いため、小型フライのウイング材にしか使えません。裏側のスキンの大きさは約9センチ×約9センチの正方形にカットされて販売されていました。
今回入荷したヘアーライン社のエクストラセレクトのクラフトファーと比べると従来から販売されていた多くのクラフトファーはファーの長さも短く繊維の密度もかなり薄いためウイングとして使う場合に十分な長さやボリュームが取れない事が分かります。また価格においても品質やスキンの大きさなどを考えると他社のクラフトファーはかなり割高です。