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《ラムズウール類のご紹介》

当店でご紹介するアニマル・ヘアーの殆どは、アメリカのロッキーマウンテン社（ＲＭ）又はヘアーライン社（ＨＬ）から入荷しています。いずれも信頼のおける最高品質のマテリアルを供給するメーカーとして世界中のフライショップへと流通しています。勿論、この他にも海外にはマテリアルを扱う多数のメーカーがあります。例えばバックテール１つをとってもメーカーによって価格はそれぞれ違います。中でもロッキーマウンテン社（ＲＭ）又はヘアーライン社（ＨＬ）で取り扱っているマテリアルの方が他社に比べて割高です。それでも両社はブランドとしての誇りを持っていますから供給するマテリアルには常に自信を持って販売しています。つまり当店でもお客様に安心して両社のマテリアルを販売することができます。但し、海外から輸入する殆どのマテリアルは、不透明なパッケージに入って送られて来るために一部のマテリアルについては品質の再確認と衛生的な面からも当店にて新たに透明のパッケージに入れ替えてから、当店のヘッダーを付けて販売しています。従って一部のマテリアルについてはメーカーのオリジナルのパッケージではありませんので予めご了承下さい。参考までに各マテリアルの入荷したメーカーのロゴを表記しておきました。なおダイド・カラーについては、ここに掲載した画像と実物との発色が多少異なる場合もあります。予めご了承ください。ご質問やご不明な点がございましたらお気軽に当店にお電話でご連絡下さい。なおご注文の前には必ずご注文のご案内をお読み下さい。ここでご紹介させていただいた全てのマテリアルは輸入品のため為替レートの変動などで予告せずに価格が変わる場合もあります。予めご了承ください。

　ドライ用ウイング、インジケーターなどに最適な撥水性に優れたマテリアルです。

ヘアーライン社から入荷したラムズ・ウールは、下記のロッキーマウンテン社のシープ・フリースとたいへん良く似たマテリアルですが、若い羊から採取しているため、ラムズ・ウールの方が繊維の長さが若干短くて柔らかいのが特徴です。やはりスカルピンやマドラーミノーのヘッドあるいはストリーマーのウイングなどに多く使用されます。シープ・フリースと同様にディアヘアーの代わりにお使いいただけます。フレッシュウォーターからソルトウォーターまでフィールドや魚種を問わずにお使いいただける便利なマテリアルです。また最近でラムズ・ウールの持つ優れた浮力を活かしてカディスやメイフライスピナーのウイングなど小型のドライフライにも良く利用されるようになりました。また明るいカラーのラムズ・ウールは、管理釣り場などで使用するインジケーターの材料としても人気があり、視認性、浮力、感度などに優れたマテリアルです。ラムズ・ウールのカラーは下記の全１４色です。ご注文の際にはカラーをご指定下さい。

画像上段　左から　ダングレー、タン、ライトオリーブ、ダークオリーブ、スカルピンオリーブ、ラスト、ブラウン。

画像下段　左から　ブラック、ホワイト、レッド、イエロー、オレンジ、チャートリュース、パープルの全１４色。

ヘアーライン社　　ラムズウ−ル（Ram's Wool)　　　各￥440（全１４色）　 赤字のカラーは売り切れ（Sold Out)です
(RW377) ホワイト（Sold Out)	(RW310) レッド（残３）	(RW383) イエロー（残２）	(RW271) オレンジ（残２）	(RW54) チャートリュース
(RW011) ブラック（Sold Out)	(RW040) ブラウン	(RW369) タン（Sold Out)	(RW322) ラスト（Sold Out)	(RW350) ダングレー（Sold Out)
(RW212) ライトオリーブ（Sold Out)	(RW95) ダークオリーブ	(RW337) スカルピンオリーブ（Sold Out)	(RW298) パープル	-

左の画像はラムズ・ウールをヘッドに使ったウールヘッド・スライダー（Wool Head Slider)です。ＴＭＣ811Ｓ（＃２）のステンレスフックにテールになるヘドロン社のウイングフラッシュ（蛍光チャートリュース）を取り付けてから、その両サイドにホワイティング社のアメリカンハッツクル（グリズリーダイド：チャートリュース）を左右３枚ずつサイドテールとして取り付けます。トッピングにはクリスタルフラッシュ（蛍光チャートリュース）を数本使いました。カラーにはサイドテールと同じものを使います。ヘッドはラムズ・ウール（チャートリュース）を巻き、エンリコ社のＥＰプラスティック・アイ（４.５ミリ：レッド）をエポキシ接着剤で貼り完成です。ウールヘッド・スライダーはシーバス、バスなどのフィッシュイーターの効果的なフライパターンの１つで、タイイングも簡単でカラーやサイズを変える事でベイトフィッシュをイミテーションする事ができます。またアイにワプシ社のペインテッド・レッドアイを使ったり、ヘッドにラムズ・ウールの変わりにカクタスシェーニールを使えば、水中に沈み易いボトム用のスライダーも作れます。

（ＲＭ）シープ・フリース（Sheep Fleece)　　　

カニやエビなどの甲殻類をはじめ色々なベイトフィッシュのイミテーションを巻く事ができる用途の広いマテリアルです。ディアヘアーの代わりに適度な浮力を備えたこのシープ・フリースを直接スレッドで締めれば簡単にヘッドやボディを作る事ができます。スカルピンやマドラーミノーのヘッドに多く使用されます。天然の素材は実に柔らかくバスやトラウトなどの魚がフライを加えた時にもそのソフトな感触で違和感を全く感じないためフライを離しません。最近ではソルトウォーターで頻繁に使うボブ・ポポビックス氏のビデオ『Masters of Fly Tying Vol.3 Bob Popvics』で紹介されているシリコンをヘッドに塗って深度を調節して使うポップリップスには必需品のマテリアルです。ヘッドの大きなポップリップスは通常のストリーマーと違いリトリーブした時に起こる波動が大きくアピールも抜群で特にシーバスに最適なフライパターンとして愛用しています。ジミー・ニックス氏も彼のビデオ『Tying Bass Flies with Jimmy Nix』の中でファザブー・シャッドやマレットなどのヘッドにシープ・フリースを多用しています。タイイングをする際には、くし（コム）で、とかして余分なアンダーファーを取り除くのが、上手なフライを作るコツです。フックの大きさにもよりますが、スレッドもダンビル社のフライ・マスター・プラスのような丈夫なスレッドをお使いいただくようお勧めします。カラーは下記の全１２色です。

北欧はアイスランド地方に生息する極めて毛の長い特殊な羊で、その毛の長さは長い物で約15ｃｍ以上にも達します。たいへん細くて柔らかいため水中で自然な動きが魚達に強烈にアピールします。特に長いウイング素材として使うフライパターンには最も優れたマテリアルの１つで、上記のラムズウールやシープフリースをヘッドに使ったマドラースタイルで巻くのが当店のお勧めです。またカラーバリエーションも豊富でで、大型ソルトウォーターフライ、チューブフライ、スチールヘッドフライあるいはバスフライを巻くのに最適なウィング用のマテリアルです。ディブ・フィットロック氏のビデオ『Fly-Tying Bass Flies with Dave Whitlock』の中でも紹介されている有名なスイミング・シープシリーズもこのマテリアルを使用した代表的なパターンの１つです。いずれもヘアーライン社から入荷いたしました。なお当店ではシープヘアーなどのウィングに使うマテリアルの先端を自然な仕上がりにカットできるよう特殊な刃先に加工したアンビル社のテーパーライザー・シザース（アルティメイト）も販売しています。先端の滑らかで自然な仕上がりがフライをより美しく見せます。アイスランディック・シープヘアーのカラーは下記の全１４色が入荷いたしました。ご注文の際にはカラーをご指定下さい。

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