日本の季節

24の節季

月 日 節  気 内        容
1月 5日

しょうかん
小 寒

陰暦12月の節で、この日から寒に入り、寒さも本格的になる。
小寒から節分までを寒の内という。
気温の面から見ても、
一年中で最も寒い時期は1月中旬から2月上旬にかけてで、二十四節気の内、小寒と大寒は日本の気候と合っている。

1月20日

だいかん
大 寒

陰暦12月の中で、陽暦の1月20日か21日。
一年の内で最も寒い時期。
しかし、太陽は日ましに力が強まり、春が間近にせまっているのが感じられる。

2月 4日

りっしゅん
立 春

陰暦正月の節(旧暦で月の前半にくる節気)で、陽暦では節分の翌日。
2月4日頃。
  二十四節気の最初の節であり、八十八夜、二百十日など、すべて立春の日から数える。
暦の上では旧冬と新春の境い目にあたり、この日から春になる。

2月19日

う す い
雨 水

陰暦正月の中(旧暦で月の後半にくる節気)で、陽暦では2月18日か19日。
雪が雨に変わり、雪や氷は溶けて水となる。
忍びよる春の気配に草木がよみがえる、の意味だが、雪国の雪はいまだ深く、関東や東海地方の太平洋側に雪が降るのはこの時期である。

3月 6日

けいちつ
啓 蟄

陰暦2月の節で、陽暦では3月5日か6日。
啓蟄啓戸「蟄虫(すごもりむし)戸を啓(ひら)く」の日のこと。
地中で冬眠をしていた虫たちが姿を表わす頃とされている。

3月21日

しゅんぶん
春 分

陰暦2月の中で、陽暦では3月20日か21日。
この日、
太陽黄経は0度となり、昼と夜との時間は等しくなる。
この日を中日として前後それぞれ3日、
すなわち7日間が春の彼岸である。
この日を境に徐々に昼が長くなり、本格的な春が始まる。

4月 5日

せいめい
清 明

陰暦3月の節で、陽暦の4月4日か5日。
「万物ここに至りて皆潔斎にして清明なり」
関東から西の地方では桜が見ごろで、南の国からは、そろそろツバメの渡りの便りも届く。

4月20日

こ く う
穀 雨

陰暦3月の中で、陽暦の4月20日か21日。
このころに降る雨は百穀を潤す、とされる。

春の季節の最後の節気である。

5月 6日

り っ か
立 夏

陰暦4月の節で、陽暦の5月5日か6日。
夏立つ日で、
暦の上ではこの日から立秋までが夏。
山野に新緑が目立ちはじめ、風もさわやかになって、いよいよ夏の気配が感じられる。

5月21日

しょうまん
小 満

陰暦4月の中で、陽暦5月21日頃で、陽気盛んにして万物ようやく長じて満つ、の候。 
沖縄の梅雨は五月中旬から六月下旬ごろで、
二十四節気の小満と芒種にあたる。
この時期の雨を沖縄では小満芒種と呼んでいる。

6月 6日

ぼうしゅ
芒 種

陰暦5月の節で、芒種の節ともいい、陽暦の6月5日か6日。
芒種というのは稲や麦など穂の出る穀物の種のことをいう。

種播きの時期で、農家は田植えに追われる。

6月21日

げ  し
夏 至

陰暦5月の中で、陽暦の6月21日か22日。
太陽は最も北に寄り、
北回帰線の真上までくるので、昼間の時間が1年で一番長い。しかし、夏至のころは梅雨の真っ最中だから、日照時間はむしろ冬よりも短い。

7月 7日

しょうしょ
小 暑

陰暦6月の節、陽暦の7月7日か8日、いよいよ暑さも本格的になり「温風至」の候。
中国では「おんぷういたる」、日本では「あつかぜいたる」の意味。
日脚は徐々につまってくるが、暑さは日増しに加わってくる。

7月23日

たいしょ
大 暑

陰暦6月の中。陽暦の7月22日か23日。
極熱の盛んなる時で、この最も暑い時期を乗り切るために、土用の丑の日にウナギを食べる風習が生まれた。

8月 8日

りっしゅう
立 秋

陰暦7月の節。
陽暦の8月7日か8日で、秋立つ日。

実際には最も暑い時期だが、
朝夕はなんとはなしに秋の気配が感じられる。

8月23日

しょしょ
処 暑

陰暦7月の中、陽暦の8月23日か24日。
「処は上声、止なり、暑気の止息するなり。」

暑さが収まる頃、の意味で、昼間はまだ暑い日が続くが、
朝夕は涼風が吹きわたる初秋のころ。

9月 8日

は く ろ
白 露

陰暦8月の節、陽暦の9月8日か9日。
秋はいよいよ本格的となり、野の草には露が宿るようになる。
「陰気ようやく重なり、露凝って白し」ということから名付けられた。

9月23日

しゅうぶん
秋 分

陰暦8月の中。
陽暦の9月23日頃で、太陽は秋分点に達する。
春分と同様。
昼と夜の長さが同じだが、
この日を境に夜の方が長くなって、夜長の季節へと移っていく。

10月 8日

か ん ろ
寒 露

陰暦9月の節。
陽暦の10月8日か9日。
季節的には秋の長雨が終わり、本格的な秋が始まるころ。
露は結び始めのころは涼しく感じられるが、
この季節には寒々として冷たく感じられる。

10月23日

そうこう
霜 降

陰暦9月の中で、陽暦で10月23日か24日。
寒露に続いて、霜が降りるころ、という意味で、東北地方や本州中部では霜を置くようになり、紅葉が盛りとなる。

11月 7日

りっとう
立 冬

陰暦10月の節で、陽暦の11月7日頃。
この日から立春までが暦の上で冬。
季語には冬立つ、冬に入る、冬来る、今朝の冬とある。
このころは陽の光も一段と弱く、
日脚も目立って短くなり、冬の気配がうかがえるようになる。

11月22日

しょうせつ
小 雪

陰暦10月の中で、陽暦11月22日か23日。
「小とは寒さまだ深からずして、雪いまだ大ならざるなり。」
まだ、市街には本格的な降雪はないが、
遠い山の頂きには雪が見られ、冬の到来が感じられるころ。

12月 7日

たいせつ
大 雪

陰暦11月の節で、陽暦の12月7日か8日。
「積陰雪となりて、ここに至りて栗然として大なり」日本海側や北国では本格的な雪が降りだす候。

12月22日

とうじ
冬 至

陰暦11月の中で、陽暦12月21日か22日。
冬至は暦の上では冬の最中で寒さの厳しい時期だが、この日を境に日脚は伸びていく。「冬至冬なか冬はじめ」といわれる。
この日は、柚子湯を立てたり、
お粥やカボチャを食べて無病息災を祈る。

24の節季

時期・期間

二十四節気
と三候

七十二候と読み方
2月4日 立春 春の気始めて立つ
2月4日〜 2月 8日 初候 東風解凍(はるかぜこおりをとく)
2月9日〜 2月13日 次候 黄鴬見睨(うぐいすなく)
2月14日〜 2月18日 末候 魚上氷(うおこおりをのぼる)
2月19日 雨水 氷雪解け雨水温む
2月19日〜 2月23日 初候 土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)
2月24日〜 2月28日 次候 霞始靆(かすみはじめてたなびく)
3月1日〜 3月 5日 末候 草木萌動(そうもくめばえいずる)
3月6日 啓蟄 冬篭りの虫声を啓く
3月6日〜 3月10日 初候 蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)
3月11日〜 3月15日 次候 桃始笑(ももはじめてさく)
3月16日〜 3月20日 末候 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)
3月21日 春分 春の最中夜昼平分
3月21日〜 3月25日 初候 雀始巣(すずめはじめてすくう)
3月26日〜 3月30日 次候 櫻始開(さくらはじめてひらく)
3月31日〜 4月 4日 末候 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)
4月5日 清明 草木清明風光明媚
4月5日〜 4月 9日 初候 玄鳥至(つばめきたる)
4月10日〜 4月14日 次候 鴻雁北(こうがんかえる)
4月15日〜 4月19日 末候 虹始見(にじはじめてあらわる)
4月20日 穀雨 百穀春雨に潤う
4月20日〜 4月24日 初候 葭始生(あしはじめてしょうず)
4月25日〜 4月29日 次候 霜止出苗(しもやみてなえいづる)
4月30日〜 5月 5日 末候 牡丹華(ぼたんはなさく)
5月6日 立夏 夏の気始めて立つ
5月6日〜 5月10日 初候 蛙始鳴(かわずはじめてなく)
5月11日〜 5月15日 次候 蚯蚓出(みみずいずる)
5月16日〜 5月20日 末候 竹笋生(たけのこしょうず)
5月21日 小満 陽気盛万物稍満足す
5月21日〜 5月25日 初候 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)
5月26日〜 5月30日 次候 紅花栄(べにばなさかう)
5月31日〜 6月 5日 末候 麦秋至(むぎのときいかる)
6月6日 芒種 麦を納め稲を植う
6月6日〜 6月10日 初候 蟷螂生(かまきりしょうず)
6月11日〜 6月15日 次候 腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)
6月16日〜 6月20日 末候 梅子黄(うめのみきばむ)
6月21日 夏至 夏の最中日北上の極
6月21日〜 6月25日 初候 乃東枯(なつかれくさかるる)
6月26日〜 6月30日 次候 菖蒲華(あやめはなさく)
7月1日〜 7月 6日 末候 半夏生(はんげしょうず)
7月7日 小暑 やや暑熱を催す
7月7日〜 7月11日 初候 温風至(あつかぜいたる)
7月12日〜 7月16日 次候 蓮始開(はすはじめてひらく)
7月17日〜 7月22日 末候 鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)
7月23日 大暑 蒸熱酷暑を感ず
7月23日〜 7月27日 初候 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
7月28日〜 8月 1日 次候 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
8月2日〜 8月 7日 末候 大雨時行(たいうときどきおこなう)
8月8日 立秋 秋の気始めて立つ
8月8日〜 8月12日 初候 涼風至(すずかぜいたる)
8月13日〜 8月17日 次候 寒蝉鳴(ひぐらしなく)
8月18日〜 8月22日 末候 蒙霧升降(ふかききりまとう)
8月23日 処暑 暑気退かんとする
8月23日〜 8月27日 初候 綿柎開(わたのはなしべひらく)
8月28日〜 9月 1日 次候 天地始粛(てんちはじめてさむし)
9月2日〜 9月 7日 末候 禾乃登(こくものすなわちみのる)
9月8日 白露 気界冷露白し
9月8日〜 9月12日 初候 草露白(くさのつゆしろし)
9月13日〜 9月17日 次候 鶺鴒鳴(せきれいなく)
9月18日〜 9月22日 末候 玄鳥去(つばめさる)
9月23日 秋分 秋の最中昼夜平分
9月23日〜 9月27日 初候 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)
9月28日〜10月 2日 次候 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)
10月3日〜10月 7日 末候 水始涸(みずはじめてかるる)
10月8日 寒露 気寒く露草重し
10月8日〜10月12日 初候 鴻雁来(こうがんきたる)
10月13日〜10月17日 次候 菊花開く(きくのはなひらく)
10月18日〜10月22日 末候 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)
10月23日 霜降 霜結んで厳霜白
10月23日〜10月27日 初候 霜始降(しもはじめてふる)
10月28日〜11月 1日 次候 霎時施(こさめときどきふる)
11月2日〜11月 6日 末候 楓蔦黄(もみじつたきばむ)
11月7日 立冬 冬の気始めて立つ
11月7日〜11月11日 初候 山茶始開(つばきはじめてひらく)
11月12日〜11月16日 次候 地始凍(ちはじめてこおる)
11月17日〜11月21日 末候 金盞香(きんせんかさく)
11月22日 小雪 寒く少し雪降る
11月22日〜11月26日 初候 虹蔵不見(にじかくれてみえず)
11月27日〜12月 1日 次候 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)
12月2日〜12月 6日 末候 橘始黄(たちばなはじめてきばむ)
12月7日 大雪 天地閉塞雪降る
12月7日〜12月11日 初候 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
12月12日〜12月16日 次候 熊蟄穴(くまあなにこもる)
12月17日〜12月21日 末候 鮭魚群(さけのうおむらがる)
12月22日 冬至 冬の最中日南下の極
12月22日〜12月26日 初候 乃東生(なつかれくさしょうず)
12月27日〜12月31日 次候 麋角解(きわしかのつのおつ)
1月1日〜 1月 4日 末候 雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)
1月5日 小寒 寒気稍強し
1月5日〜 1月 9日 初候 芹乃栄(せりすなわちさかう)
1月10日〜 1月14日 次候 水泉動(しみずあたたかをふくむ)
1月15日〜 1月19日 末候 雉始鳴(きじはじめてなく)
1月20日 大寒 厳寒を感ず
1月20日〜 1月24日 初候 欸冬華く(ふきのはなさく)
1月25日〜 1月29日 次候 水沢腹堅(きわみずこおりつめる)
1月30日〜 2月 3日 末候 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)

24の節季

月 日 節 句 内         容
1 7 じんじつ
人日の節句

正月7日の朝は、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの7種類の春の草をいれたかゆを食べる。
この七草粥の行事は、813年に嵯峨天皇に若菜の御膳を奉ったのが始まりといわれ、宮中の行事としていたのが、江戸時代に公式の節句として定められた。

3 3 じょうし
上巳の節句
桃の節句。農家では、3月はいよいよ本格的な農作業の始まる季節である。
それで物忌みやみそぎの行事を行い、
3日の夕方、人形(形代)に汚れを移して川に流した。この祓い人形と雛遊びが混同されて、室町時代には上巳の節句に雛遊びの人形を飾るようになった。
5 5 たんご
端午の節句
5月の最初の午の日、つまり端午の節句の原型は、もともと農村での女子のお祭りだったが、宮廷でそれが中国の端午の行事と融合した。
奈良時代の朝廷では
55日に中国風の端午の宴会が催されていた。昭和265月に「児童憲章」が定められ、55日は「子供の日」として、子供の人格を尊重するとともに、子供の幸福を図ることを趣旨とした祝日となった。
7 7 しちせき
七夕の節句
昔から日本にあった民間の「棚機女(たなばたつめ)」伝説と、日ごろは天の川を隔てて相対している牽牛星と織女星が年に1度だけ会えるという中国の古い伝説が結びついて年中行事となったもので、691年の持統天皇の頃からすでに行われていたらしい。
9 9 ちょうよう
重陽の節句
菊の節句。中国の陰陽五行思想では奇数のことを陽数といい、特に九月九日は九という陽数が重なる(重陽)めでたい日として重んじた。
この日には主に長寿を願う祓い事が催され、菊の花が邪気を払い長寿に効くと信じられていたので、菊の花びらを浮かべた菊酒を飲んだ。
明治以降は急速にすたれ、現在では菊の品評会を開く程度になった。

24の節季

月 日 雑 節 内   容
2 3 節分

節分は季節の変わる日ということで、春夏秋冬の変わり目毎にあるが、冬が終わり春が始まる日として立春は重要な日であり、前日の節分は特別あつかいされた。
23日の夜、体に溜まった穢れを豆まきで清め、ヒイラギの小枝にイワシの頭を刺したものを軒下に飾り、災いが家内に入り込むのを防ぐ。
「鬼は外、福は内」の掛け声とともに豆をまく習慣は南北朝時代に始まったと言われ、年齢の数だけ豆を食べると、その一年間は災難を逃れ、無事で居られると信じられていた。

318 彼岸の入

春分の日の3日前。春分の前後3日間の一週間が春の彼岸である。
彼岸とは梵語の「波羅密多」の訳語で、仏教の理想の境地である涅槃に達することである。

324 彼岸の明 春分の日の3日後
5 2 八十八夜 立春から数えて八十八日目。
「八十八夜の別れ霜」といわれるように、この時期は春と初夏の境目であり種まきや茶摘みの時期で農作業も一段と忙しくなる。
この日に摘んだお茶の葉は上等とされ、またこの日にお茶を飲むと命が延びるとされている。
611 入梅

芒種から5日目、立春から数えて135日目に当たる。
この日から約30日間が梅雨となる。

7 2 はんげしょう
半夏生
二十四節気をさらに細かく分けた七十二候の1つ。夏至から数えて11日目。この頃、どくだみ科の「はんげ」(カラスビシャク)という毒草が生えるので半夏生という名がついた。田植えの終わった農家では、この日の天候で稲作の豊凶を占い、田の神を祭り、物忌みをする大切な日。
720 土用の入 「土用」の起源は古代中国で、宇宙は木、火、土、金、水の五元素からなり、立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれ前18日間は、土の働きが活発になるとして、それを「土用」といった。
従って「土用」は年四回ある。「土用の入り」「梅の土用干し」「土用波」「土用の丑の日」「土用の虫干し」等、現在では「土用」とは夏の土用を指し、立秋の前
18日間をいう。「土用」といえば「丑の日」。平賀源内が鰻屋の宣伝のために「本日土用の丑の日」と書いて店先に張り出し、「鰻を食べれば長寿、延命になる」と、宣伝したところ大繁盛して、この日に鰻を食べる習慣ができたという。
9 1 二百十日 立春から数えて二百十日目を「二百十日」といって昔から農業の厄日とされてきた。
この日がわざわざ暦に書き入れられるようになったのは、江戸中期の暦学者、安井算哲が編纂した「貞享暦」
(1685)に厄日として書き入れてからである。
しかし、農民たちは経験上立春後二百十日目、二百二十日目に毎年暴風雨が来る事を知っており、かなり古くから風鎮めの祭りが行われてきたらしい。
この頃はちょうど稲の開花期に当たり、この時期に台風に襲われると収穫前の農作物に大きな影響がでる。
920 彼岸の入 秋分の日の3日前
926 彼岸の明 秋分の日の3日後

24の節季

月 日 休 日 内         容
1 1 元旦 元旦は「三元の日」とも呼ばれる。元は始まりの意味で、年と月と日に関する三つの元が揃うことによる。

113日
(月)
2003年)

成人の日

1月第2月曜日。
昭和23年に、満20歳になった男女を祝うため国民の祝日と制定された。
民法第
3条には「満20年ヲ以テ成人トス」と定められ、選挙権が与えられ、独立した社会人としての地位が与えられる。
親子関係においても親権は終了する。
当初は115日だったが、平成13年の祝日法の改正で1月の第2月曜日が「成人の日」と決まり、土曜、日曜と合わせて3連休でハッピーマンデーといわれる。

211 建国記念の日

戦前は「紀元節」と呼ばれ、神武天皇が即位された日を建国の記念日として、明治5年に制定された。
この日は大日本帝国憲法発布の日でもあり、梅の咲く頃なので梅花節とか梅佳節ともいわれた。

昭和
23年に廃止されたが、昭和41年に建国記念日として、敬老の日、体育の日とともに、再び国民の祝日に加えられた。

321 春分の日 昼と夜の長さが等しく「時正」ともいう。
太陽は真東から昇り真西に沈む。
この日に太陽が真西、つまり西方極楽浄土の入り口に沈むことから、寺院では仏事・法要が営まれ、信徒は寺参りや墓参りをする。
429 みどりの日 昭和時代は天皇誕生日だったが、平成になってから「みどりの日」と改められた。
緑に親しみ、自然の恩恵に感謝する日。
5 3 憲法記念日 日本国憲法の施行を記念する国民の祝日。
新憲法は昭和
21113日に公布され、昭和2253日に施行された。

5 4
(日)

2003
年は
なし

国民の休日

昭和60年の祝日法の改正により、国民の祝日にはさまれた
平日(火曜日〜土曜日の場合)は休日となった。
昭和61年から実施。

5 5 こどもの日 5月の最初の午の日、つまり端午の節句の原型は、もともと農村での女子のお祭りだったが、宮廷でそれが中国の端午の行事と融合した。
奈良時代の朝廷では
55日に中国風の端午の宴会が催されていた。
昭和
265月に「児童憲章」が定められ、55日は「子供の日」として、子供の人格を尊重するとともに、子供の幸福を図ることを趣旨とした祝日となった。
720
ころ
第3月曜日
海の日 平成7年に制定。
720日は、明治天皇が明治9年東北ご巡幸の帰途、灯台視察船明治丸で、青森から函館を経て横浜にご安着された日に由来。 2003年法改正により変更
915
ころ
第3月曜日
敬老の日 昭和41年に「敬老の日」として祝日に制定された。
老人福祉に対する国民の理解と関心を高めるとともに、長年にわたって社会に貢献してきた老人を敬い、いたわる日となっている。  2003年法改正により変更
923 秋分の日 二十四節気の一つで、昼と夜の長さが同じだから、この日は仏教の説く「中道」の教えにかなうとして、お彼岸が重んじられるようになった。
また秋分の日は太陽が真西に沈むため、「春分の日と秋分の日には太陽が阿弥陀仏のおられる西方極楽浄土に沈む」という考え方から、往生の本願をかなえるために寺院で地獄・極楽の絵図を架けて法要が行われ、先祖の供養や墓参りをする。
このとき供えるのがおはぎで、春の彼岸に供えるのがぼた餅と呼び名が変わる。
秋分をはさんで前後三日間が彼岸、真ん中の秋分の日は彼岸の中日。
「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、秋分を過ぎると暑さも峠を越す。
1014 体育の日 10月第2月曜日。
昭和
39年に開催された東京オリンピックの開会式の日を記念して 昭和41年に設けられた。
国民がスポーツを通じて明るく健康な生活を営むことが出来るようにとの趣旨で「体育の日」として国民の祝日とされた。
当初は
1010日だったが、平成13年の祝日法の改正で10月の第2月曜日になった。
11 3 文化の日 昭和2年、明治天皇の遺徳を偲ぶために、天皇の誕生日である113日を明治節として、国民の祝日とされていたが、戦後廃止され、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」という趣旨のもとに、文化の日と制定された。
1123 勤労感謝の日 戦前の新嘗祭の、収穫を感謝することは労働に感謝することだという考え方から、名前を変えて、1948年に「全国民が勤労を尊び、生産を祝福し、お互いに感謝すること」を趣旨として国民の祝日に制定された。
1223 天皇誕生日 平成の天皇の誕生日。

24の節季

別    称 内      容
1 むつき
睦月、初空月、太郎月、霞初月、年端月
年の改まる月。
正月になると一家が和やかに睦まじく楽しい日を送るということからいわれはじめた。
2 きさらぎ
如月、着更衣月
暖かさに一度脱いだ着物を、寒の戻りでさらに着直すため「着更衣」とよんだのが始まりとされる。
「生更ぎ」の意で草木が生えてくる月だという説もある。
3 やよい
弥生、花見月、桜月
弥生(いやおい)が転化したもので、いよいよ生い茂ること、つまり草木が勢いよく成長し始める月という意味である。
4 うつき
卯月、植月
卯の花が咲く「卯の花月」から転じたという説。
又、稲の苗を植える「植月」、あるいは種が芽を出す「産み月」が転じたという説がある。
5 さつき
皐月、田植月、稲苗月、橘月、月見ずの月、五月雨月、鶉月梅月、多草月
苗代から早苗を取って田に移し植える時期なので早苗月と言っていたのが、詰まって「さつき」に なったという説。
又、同じ「さなえ」でも「小苗」と書き、小苗を取る月、つまり「さなえつき」を略して「さつき」としたという説の二つがある。
6 みなづき
水無月、涸月・鳴神月、松風月、焦月、風待月、常夏月、雷月、田無月
田の一番草や二番草を取り終わって、まずまず稲作の大切な仕事をし尽くした、つまり「皆し尽くした月」が詰まって「みなつき」。
又、旧暦の6月は梅雨が明けて水が少ないからという二つの説が有力。
7 ふつき
文月、相月、秋初月、女郎花月、多草月、穂見月
稲の穂が脹らむ季節だから「穂ふくらむ月」。
穂がよく見えるようになるから「穂見月」。
牽牛・織女に詩歌の文を供え祭る七夕の行事にちなんで「文月」という説。
中国の7月7日に書物の虫干しをする習慣が日本に伝わり「文書ひらく月」という説もある。
8 はつき
葉月、秋風月、雁来月、燕去り月
『奥義抄』によると、木々の葉がそろそろ散り落ちる頃なので「葉落月」、これを略して「はつき」となったとしている。『類聚名物考』では、秋を知らせる雁が初めて渡ってくる月、つまり「初来(はつき)月」だと説明している。
9 ながつき
長月、菊開月、菊月、朽月、霜月、紅葉月、小田刈月
『拾遺和歌集』の問答歌によると、秋も次第に深まり、夜の時間が長くなってくると恋する人は朝が来るのが待ち遠しく、夜が長く感じられるから「夜が長い月」となったとしている。
また、賀茂真淵は「稲苅月
(いながりづき)」の上下を略して「なが月」となったと説明している。
10 かんなづき
神無月、小六月、陽月、初霜月
日本全国の神様が、政治などの話し合いに毎年10月に出雲国に集まるため、神様が留守になるから「神無月」となった説が有力。
したがって、出雲国だけは「神在月」と呼ぶ。
又、雷の鳴らない「雷無し月」、その年に収穫した新しい米で酒を醸し造る「醸成月」とする説もある。
11 しもつき
霜月、神帰月、神楽月、雪待月、仲冬、子月、つゆこもりの月、雪見月、広寒月
霜月の語源は『奥義抄』の中に「十一月(しもつき)、霜しきりにふるゆえに、霜降月というを誤れり」とあるように霜降月の変化したものだとするのが定説になっている。
12 しわす
師走
12月を師走とした一番古い文献は『日本書紀』の桓武天皇紀で「十有二月」と書いて「しわす」と読ませている。
語源については『奥義抄』によると、
12月は僧を迎えてお経を読ませるので、僧が東西に忙しく走り回ることから「師走り月」。
又『類聚名物考』によると、春夏秋冬四季のおしまい、つまり「四季はつる月」からきているとしている。