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サクラ大戦新春歌謡ショウ 神崎すみれ引退記念公演 「春恋紫花夢惜別」  DVD
その他の感想
サクラ大戦新春歌謡ショウ 神崎すみれ引退記念公演 「春恋紫花夢惜別」 DVD
平成14年4月28日(日)

サクラ大戦ファンになっておよそ二年になりますが、歌謡ショウを観るのは前作「海神別荘」に続いて本作品で二作目になります。

前作の巴里華撃団のミニライブショウの前説にて広井氏が中島親方を「使用人の中島」と呼んだときに会場から笑いが起こりましたよね。何故だかボクには理由が分らなかったのですが、本作の前説でその疑問が解けました。帝都歌謡ショウでは広井氏が使用人という設定だったのですね。いつもの設定と立場が逆になっていたからですね。本編とは関係無いことですが疑問が解けてスッキリしました。

第一部の柳橋物語は前作と違った緊張感のある芝居が良い感じでした。特別友情出演の歌舞伎役者市川春猿さんの影響でしょうか、花組の芝居もキレがあるっていうのか様子が良かったです。歌舞伎の女形っていうのは初めて見ましたけど良いものですね。

第二部すみれ引退記念ヒットメドレーでは、半分くらいは初めて聞く曲でした。同じ人が作曲した作品はどことなく同じ雰囲気を感じるものですけど、さすがは田中公平先生。いろんなタイプの曲があってどれも素晴らしいです。花組メンバーの歌の巧さも改めて感心しました。

すみれさんの引退は随分前に公表されていたのですが、これまでは実感があまりありませんでした。しかし、本当に引退してしまったのですね。これだけ盛大な引退記念公演をしてしまうと撤回するわけにもいかないでしょう。作品鑑賞後、寂しい気持ちになったのはボク一人だけではないでしょう。さすがは花組トップスター神崎すみれ!ボクの心に大きな穴を開けてくれました。この大きな穴を埋めるのにはちょっと時間がかかりそうです。

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