| IT時代の法律実務のための文房具 Legal Editor |
| Legal Editor 実友 操作案内 |
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1 Legal.Editor 実友とは「Legal.Editor 実友」は,リーガルエディタであり、法律実務のための簡易・小型・軽量のエディタ(編集ソフト)です。数字変換、数式計算、暦チェック、検索置換、判例データの整形、裁判所提出用PDF作成等ができるように設計しています。 民事裁判手続のデジタル化が令和8年〔2026〕5月から本格化しました。これは、裁判所と訴訟関係者間の文書の授受、事件及び記録の管理を中心とした大規模な電子化システムですが、これを支える個々の実務家レベルの内部的、日常的な文書作成事務、情報処理の面では、まだ電子化、効率化が進んでいないのではないか思われます。 ここに提示するのは、実務家の日常的な文書作成、情報処理の効率化を図る、小型で身近な事務処理ソフト、いわば文房具Stationery(文書作成・編集機)として使えるデジタル小道具(ツール)です。この能力は小さなものですが、内部の情報処理力を高めるために、こうした小道具のツールの開発や工夫が今後の大きな課題になっていくものと考えられます。 いずれ、一覧表を見なくても、カレンダーを見て指折り数えなくても、電卓を叩かなくても、目の前のパソコンで全部自動処理できる時代がくるでしょう。その未来展望の試作品です。 2 Legal Editorの仕組みこのLegal.Editorは、Webホームページなどに使われる「HTML+CSS+JavaScript」のプログラミング言語で作成したものです。基本となるHTMLとは「HyperText Markup Language」の略号ですが、HTMLはシステムの骨格作りを、CSS(Cascading Style Sheets)はデザイン構成を、JavaScriptは動きと機能を担っています。プログラムの編集ソフトとして「HTMLエディタ」が有名ですが、ここでのLegal.Editorは、これと同様の仕組みで、次のようなネット閲覧ソフト・ブラウザを利用し、ただ日本語の文章の作成・編集用に特化したWebアプリとして開発したものです。
(なお、裁判所の民事裁判書類電子提出システムのマニュアルによれば、このシステムの推奨ブラウザは、Windows11の使用を前提として、Chromium系のMicrosoft Edge と Google Chromeとなっています。)
3 裁判所様式(A4で37字×26行・ページ番号付きのPDFファイル作成)実現このLegal Editorは、上記の「民事裁判書類電子提出システム」に対応して、A4サイズの紙面使用を前提としています。入力され、あるいはコピーして貼り付けられた文章に対し必要な文字変換等の編集加工をし、裁判所に提出可能なPDF文書ファイルを作成できるようにしています。入力・編集加工後は、ファイル保存(TextまたはHTML文書)、再呼出し、通常の印刷、裁判所提出用のPDF文書の作成もできます。 ファイル保存、PDF文書作成の機能が不十分と思われる場合は、このアプリ上の文章を全部コピーしてWordで仕上げることもできます。 このアプリでは、最新のブラウザ使用により、音声入力、音声読み上げもできます。 なお、このアプリの書類作成では「裁判所様式」を実現していますが、実際は必ずしも「1行37字、1ページ26行」に限られるものではなく、A4紙面で読みやすい文字サイズと配置を考慮した「めやす」程度のものと考えられます。要は、わかりやすく簡潔な文章で論理的に理解可能なものが求められていると思います。 4 法律実務のためのツール法律実務に便利な多機能「変換メニュー」からは、通常の文章作成ソフトではできない、次のような文字変換、計算ができます。(1) e-Gov 法令検索の法律条文の漢数字(例えば民法四百七十三条)は、『法条文→洋数字』ボタン1つで、算用数字に変換した法律条文(民法第473条)に整文することができます。 (2) 裁判所の裁判例検索の判決文をコピー取得した「行末切れ」の文章は、『判例文整形』ボタン1つでつながり、また、全文対象により行番号、ページ数等を消して、判決文として読みやすく整文します。 (3) 文書中の年月日(1例) 令和5年9月30日、昭和三〇年四月二一日 これらの年月日を範囲指定して黄色の「計算」ボタンを押せば、別画面に、現在日までの経過年数(現在年齢)を表示します。 (4) 交通事故による逸失利益の計算式(1例) 72万円×(1-0.4)×0.4819+1199万0100円×(1-0.4)×(16.7905-0.4819) この計算式を範囲指定して「計算」ボタンを押せば、瞬時に別画面に、計算結果が表示されます。電卓をたたく必要はありません。 (5) 給付判決の主文 「被告は、原告に対し○○万円及び令和○年○月○日から支払い済みまで年3パーセントによる割合による金員を支払え。」 この主文をなぞって(範囲指定して)「計算」ボタンを押せば、別画面に、その日までの利息を計算し、請求総額を表示します。 判決言渡日に判決書を受信した場合、そのコピーをLegal Editorの画面に貼り付ければ、電卓をたたく必要はなく、直ちに計算結果が得られます。 (6) 和暦の年月日を範囲指定して「和暦ボタン」を押せば、 西暦に変換して併記し、閏年・平年の別、曜日を表示し、また月末日に間違いがないかをチェックできます。 「令和5年2月29日」を範囲指定して、「和暦→西暦」ボタンを押せば、「令和5年(2023)《平年》2月28日《火》《2/29を修正》」と表示を変え、和暦・西暦を併記しつつ閏年・平年の別、曜日の注記、月末日の正誤を表示してくれます。 その変換部分を範囲指定の上「注記解除」ボタンを押せば、「和暦(西暦)」の併記のみが残ります。 西暦から和暦への変換・併記も同様です。 (7) 重要部分には、太字、赤字、アンダーライン、黄色マーカー付けにする機能もあります。 5 多機能編集操作の基本は,「(1)加工対象を範囲指定し,(2)操作ボタン・クリック」です。どのようなことができるか、「文例」ボタンで参考文例を表示させて、お試しください。 なお、このWebアプリの仕様や操作方法については、Webアプリのタイトルバーの「操作案内」ボタンからも見ることができます。 (1) 全角・半角変換、数字変換、ひらがな・カタカナ変換、読点( ,→ 、)変換、文章切れの接続機能等を備えています。 ボタンの上にマウスを近づければ、ボタンによっては、その簡単な機能ガイドを見ることができます。 (2) 数字変換では、次のような変換を可能にしています。 ・漢数字→万付き数字(一万〇一二三 → 1万0123)、 ・万数字→洋数字(1万0234 → 10234)、 ・洋数字→万付き数字(10234 → 1万0234)、 ・洋数字カンマ加削(3,123 → 3123)、 ・法令全文→洋数字化(千九 → 1009)、 ・漢数字混在文→洋数字文への変換 等、用途に応じて適切な変換表記ができます。 なお、裁判文書の数字表記では、億万の単位を使った4桁表示(千、百、十は使用しない)が基本とされております。 判決文ではカンマ付きの3桁区切りの数字表記は使用されていません。したがって、1万6千円というような表記やカンマ付き数字の場合、ここでの数字変換は機能しません。 (3) 法令検索サイトから法律条文をコピーし貼り付け、「法条文→洋数字」ボタンをクリックすれば、漢数字は読みやすい算用数字文に変換されます。 (4) 暦機能では、和暦表示に西暦変換して併記、西暦表示には和暦変換して併記し、平年/閏年、曜日、月末日をチェックし注記する機能も有しています。 (参考例) 令和7年2月29日→ 「令和7年(2025)《平年》2月28日《金》《2/29を修正》」などと表示します。 《平年》/《閏年》、曜日の記載を不要とする場合は、範囲指定の上、「注記削除」ボタンを押します。 (5) 操作を誤ったり、また変換前の元文字を確認したいときは、戻し(undo)、やり直し(redo)のボタンを利用します。 (6) 画面上部の文字サイズスライダーを使えば、画面表示の文字の大きさを自由に変えられますす。 6 書式変更文字の装飾変更機能としては、範囲指定の上、ボタン操作により、文字の太字化、斜体化、下線付け、赤色化、マーカー色付けができるようにしています。ただし、この場合の文書保存は、冒頭の「ファイルの種類」で「HTML文書」を選択しておく必要があります。 なお、装飾変更を解除する場合は、該当の範囲を指定し「解」ボタンを押すことでクリアができるようにしています。 7 文面の検索・置換変換メニュー末尾で、検索対象語を入力して「検索実行」ボタンをクリックすれば、該当箇所が黄色マーカーで色付け表示されます。置換語を入力して「検索実行」ボタンをクリックすれば、置換結果が緑色に色付けされ表示されます。 「クリア」ボタンにより、色付けは解除されます。変換結果は、「戻す」ボタンにより元に戻せます。 8 法的情報探索と計算処理JobMenuボタンからは、「実務の友」で紹介している法務事務で必須となるネット情報検索、年齢早見表、期間・日数計算、数式計算、裁判申立手数料算出等ができるようにしています。9 操作上便利なショートカットキーこのエディタでは、以下のショートカットキーを活用すると、一層効率的な編集ができます。
10 著作権このWebアプリ(ソフトウェア)の無断転載・再配布・改変を禁じます。2026 MYSYS. All Rights Reserved. このアプリに関する連絡・照会等は、次の連絡先によるメール以外は受け付けておりません。 MYSYS(ホームページ:「実務の友」) 連絡先:ご意見・ご感想・ご照会 ただし,複雑高度な問題についての質問,相談には応じておりません。 11 ソフト開発の経緯このソフトは、2007年から2010年にかけて作成した「法務エディタ(JTEditor)」を、その後のIT化、プログラミング言語の高度化等に伴い、リニューアルしたものです。高度な論理処理にはAIの助けを得て作成した部分もありますが、AIは既知の知識・情報の蓄積に基づいて情報提示しており、まだ論理解析が進んでいない細部の裁判実務処理方式には対応できていない部分もあって、簡単にいかないところもありました。しかし、何とかアプリ改訂の目的と方針、要件と成果物の機能を厳密に定義、確保し、不十分ながら自分なりの基本を重視した完成形に近づけることができました。 12 ツール利用上の注意事項(1) 変換結果は機械的な処理であり、端数処理で異なる結果が生じることもあり、完全な正確性を保証するものではありません。また、このアプリはEdgeにより作成したものですが、ブラウザによって微妙に異なる結果が生じることもあり得ます。(2) 法律実務・学術研究、その他で対外的に使用する際には、変換結果は必ず原資料・公的年表等で確認するなどして、慎重に行ってください。 (3) このWebアプリの作成者は、実務の正確・迅速な処理を目的とし、知識と経験に基づき、正確な動作結果を目指して作成しておりますが、 万一、このWebアプリにより損害が生じることがあっても、このアプリの作成者は責任を負いません。必ず自己責任の下でご使用ください (4) ユーザーのパソコン環境や使用ブラウザの種類、あるいはセキュリティ制約の強化等により、一部に目的どおりの機能が実現できない場合がありますので、ご承知おきください(PDF印刷の場合、上記の推奨ブラウザ以外では、エディタ画面の文面を「全部コピー」して、PDF印刷画面に貼り付けてPDFファイルを作成します。)。 |