「SVG形式でバーコードを作成」ページのGS1-128について説明します。 基本フォーマットは下記の通りです。
左側の マージン | + | スタート コード C | + | FNC1 | + | 入力データ(最大48桁) | + | チェック デジット | + | ストップ コード | + | 右側の マージン |
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数字のみの場合高密度のバーコードになるため、スタートコードC固定にしています。入力データについて以下に説明します。
特殊文字 | 入力する文字列 | 内容 |
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CODE A CODE B CODE C FNC1 |
$A $B $C $F |
Code Set Aに切り換える。大文字の英数字・記号・制御コードの入力が可能 Code Set Bに切り換える。すべての英数字・記号の入力が可能 Code Set Cに切り換える。数字のみ入力可能(偶数)、短縮型バーコード 可変長データの終端を示す特殊文字。 |
1.入力された文字が $ の場合、次の文字が A B C F 以外だと、最初の文字 $ は無視され次の文字はそのまま入力されます。
よって、文字 $ を入力したい場合は、$$ と入力すればよいことになります。
2.入力データがすべて数字のみで固定長データの場合、総桁数が偶数の時は特殊文字の入力は必要ありません。
3.可変長データの次に $F を入力する時の注意点。
a.それまでの入力桁数が偶数の場合は、続けて $F と入力する。
b.それまでの入力桁数が奇数の場合は、可変データの最後の1桁の時に、$A 最後の1桁 $F $C と入力する。
4.最後の1桁を入力する時の注意点。
a.CODE C以外の場合は、そのまま最後の1桁を入力する。
b.CODE Cでそれまでの入力桁数が偶数の場合は、そのまま最後の1桁を入力する。
c.CODE Cでそれまでの入力桁数が奇数の場合は、$A 最後の1桁 と入力する。
5.英文字・記号の入力が必要な場合、Code Setを切り換えます。その後の数字入力桁によりますが、CODE Cに戻す方が良いと思います。
6.特殊文字は、バーコードのシンボルに追加されますが、データの最大入力桁数には含まれません。また、印字されません。
アプリケーション識別子やデータを確認し易くするために、4種類の区切り文字を利用できます。
区切り文字 | 丸括弧 ( ) | ハイフンとスペース |
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コードの印字例 | (01)12345678901231 (15)151010 (30)12 | 01 - 12345678901231-17-160901 - 10 12 |
1.区切り文字は印字されますが、バーコードのシンボルには追加されせん。また、データの最大入力桁数には含まれません。
2.区切り文字は続けて何文字でも入力できます。スペースの挿入でより見やすくできます。
3.区切り文字を実際にデータとして入力したい場合は、$ 文字に続けて入力してください。