『公事宿事件書留帳』 澤田ふじ子
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 読み始めたのは、某国営放送のご紹介・・なのですが、のんびりしているうち、放送(第一シリーズ)が終わってしまいました(汗)

 主人公は訳あって家を飛び出し、公事宿「鯉屋」で居候している菊太郎。菊太郎という名前に、島田一男の「菊太郎」シリーズを思い出し、居候の身分に城昌幸の「若さま侍」を思い出しました。異母弟が京都東町奉行所同心組頭というのは、「浅見シリーズ」?(汗)かなり、時代小説の王道を行っているわけですね。

 その中で、この小説独自のものとしては、舞台が京で、公事(民事裁判・・かな)が絡むことですね。そして、お信との関係も、割に現代的なものに感じました。登場人物同士のやりとりも、京風なのか(?)なかなか面白いです。
 主人公は菊太郎としても、要となっているのは鯉屋の主人・源十郎ですね。

 放送時には、菊太郎は内藤剛志、お信が南果歩、源十郎は渡辺徹、義母の政江が香川京子でした。  

 

闇の掟 1991.6 廣済堂出版/1995.5 廣済堂文庫/2000.4 幻冬社文庫 (以下リストへ)

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