★あらすじ
『はやぶさ新八御用帳(三) 又右衛門の女房』 平岩弓枝


「江戸の竜巻」

 新八郎は、勘定吟味役岡松八右衛門の妾腹の子の調査をすることになります。双子の男児でしたが、二人とも評判が良くありません。
 お鯉が根岸肥前守に仕えることになります。


「幽霊の仇討」

 山形六万石の藩士が国許で相手を闇討ちにし、逐電し、江戸へ逃げ込んだようだと言います。若殿から仇討の御免状が出ましたが、藩の内紛に繋がりかねません。


「狐斬り」

 新八郎は、重態になっている肥前守の旧友の見舞いに行きます。その長沢内記は亡くなりましたが、通夜に能楽師の夫婦が姿を見せます。新八郎は、前夜、その妻の方を見かけていました。


「河童と夕顔」

 大友式部という旗本に嫁いだ松平周防守の用人の娘が、水死しました。不慮の災難に疑いを持つ父の田中半右衛門は、新八郎に調査を依頼します。


「狸の心中」

 新八郎と大竹金吾は、紅葉見物に姿を見せた直参の兄妹に注目します。妹のお栄は大変に美しい女ですが、それを餌に、男から大金を巻き上げているようです。


「又右衛門の女房」

 大地震が起きました。用人の高木良右衛門の娘の千加は、夫の又右衛門が先に逃げてしまったのが不満のようです。


「江戸の水仙」

 鬼勘こと勘兵衛が、新八郎に話があるようです。六年前に人を殺した日雇いの市五郎についての相談でした。


「松平家の若殿」

 松平伊豆守の五歳の若君が、行方不明になりました。新八郎が探索します。

1991.5 講談社/1994.9 講談社文庫 



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