新八郎は、肥前守から三浦家家中の谷口惣大夫が箱根で行方知れずになったと聞きます。新八郎は、惣大夫の奉公人・忠助と箱根に向かいます。
新八郎は、肥前守の叔母を訪ねた帰り、綾瀬川で死体が上がったのに行き合います。死体は両津屋吉十郎で、吉十郎はお高祖頭巾の女と会ってました。その後、お高祖頭巾の女による連続殺人が起こります。
肥前守の知人の母親の通夜の帰り、新八郎は八人の侍と、縄をぐるぐる巻きにした駕籠があるのを見かけます。さらわれそうになった女は、役者の中村歌三郎の女房・おときでした。
新八郎は勘兵衛の家で、勘兵衛の娘・小かんことお初に会います。後日お初は、青木家の相続争いの話を持って来ます。
勘兵衛と根岸へ出かけた新八郎は、藤助と出会います。藤助は、吉原の女郎屋の寮に化け物が出ると言う話をしました。
川越の隠居・十兵衛は、木更津からの帰り、船上で知り合った有馬家用人の万谷又蔵と知り合い、骨董品を見せる約束をします。十兵衛は又蔵と会いますが、どうやら騙りにあったようでした。
神谷鹿之助は、伯母の墓参で光林寺へ行った帰り、五・六人の侍に取り囲まれます。人違いでしたが、新八郎は、一昨日に寺で見かけた若い侍を思い出します。
旗本の石川八十之助は、札差の板倉屋仁兵衛と賭けをして、家宝の短刀を奪われてしまいます。板倉屋の娘・お道は石川に嫁入りしたものの不縁になっており、板倉屋はそれを恨んでいるらしい、と肥前守は新八郎に話します。