★あらすじ
『はやぶさ新八御用帳(六) 春月の雛』 平岩弓枝


はやぶさ新八御用帳(六)春月の雛


「江ノ島弁財天」

 江ノ島詣に行ったお初たち一行のおよしが殺されます。目撃者が水戸家奥女中の宮城野だったので、肥前守は新八郎を遣わします。


「狐火」

 旗本浅尾主膳の邸内で、狐火が出るという噂が広まります。新八郎は、浅尾家の女中・おくみが、実家と連絡が取れないという話を聞きます。  


「冬の蛙」

 肥前守の叔母のところで新八郎は、旗本の立花新兵衛と娘の弥生を引き合わされます。弥生の夫は狂犬に噛まれて死亡し、みごもっている弥生の生む子が男子なら、家を継ぐことになってました。


「鶏声ヶ窪の仇討」

 甘酒屋で喧嘩騒ぎがあり、ひと段落ついた後で、菰包から死体が出てきました。藤助が、新八郎宛の結び文を持って現れます。


「春月の雛」

 人形師・春月の作った雛に魅入られて、二人の女が死んだという話を、肥前守が新八郎に話します。新八郎は、大久保源太と人形屋の京屋へ出向きます。


「淀橋の水車」

 先手組同心・佐久間多七郎の娘・おいちが、お鯉に相談事があるようです。おいちの妹・おみのは、従弟の飯山万次郎と聟に迎えることが決まっていましたが、何とか縁談をとりやめられないか、とおいちに言いました。


「中川舟番所」

 新八郎が肥前守の叔母と散歩に出た時、川で水練をしている侍を見かけます。その侍は、溺れかかり、新八郎が助けます。その侍・落合清四郎は、新八郎に水練の稽古を頼みます。清四郎は、中川の舟番所に配置されたのでした。
 落合清四郎は、この後も登場します。


「落合清四郎の縁談」

 落合清四郎に縁談がおこります。相手は、火災の折に助けた内藤家の小夜姫でした。清四郎の姉のお茂登は、この縁談について新八郎に苦情を言います。

1994.10 講談社/1997.9 講談社文庫 



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