世界史の教科書か参考書で、わずか一行の記述だったと思うけど、なかなか印象深かったのが、エドワード黒太子でしたっけ。 私が黒太子に興味を引かれたのは、
事実関係はわからないけど、生没年の数字を眺めているだけで十分、あれこれ空想にひたれたものでした(笑) 何故「黒太子」と呼ばれたか、というのは、いろいろな説があるらしいです。常に、黒い甲冑を身に付けていたとか、(フランス側から見たら)悪魔のように恐れられた、など。しかし、黒太子という呼び方は、後世のものだとかいうらしい。 黒太子は、騎士道の鑑として有名のようです。つまり、1356年のポワティエの戦いで捕虜にしたフランス王のジャン2世に対して、非常に礼儀正しく接したとかの逸話があります。 ところで、介入したものの健康を損ねるなど、良いことはなかったという、スペインの王位争いですが、これって、ペドロ1世VS異母兄のエンリケの抗争なんですよね。そう、『アルカサル〜王城』(青池保子・秋田書店)の世界(汗) 黒太子(イギリス)が支援したのはペドロ1世の方。よく調べてみると、黒太子の弟たち、ジョン(ランカスター家)やエドマンド(ヨーク家)は、ペドロとマリア・デ・パデリヤとの娘たちと結婚しているし(ジョンは、ペドロ亡き後、後継者の夫ということでカスティリヤ王位を主張している)、スペイン(カスティリヤ)とイギリス(イングランド)は、関係深いのだね・・。ううむ、奥が深かった(笑) ところで、『アルカサル〜王城』は完結しているのだろうか?(悩) (これについてはいろいろ情報をいただきました。結論から言いますと、現在のところ連載中断中で、再開の予定はないようです) |
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