・永島慎二まんがについて
・ 池上遼一まんがについて
・つげ義春まんがについて1 ・ 2 つげ義春年譜 ・石森章太郎まんがについて
私は、自分でも何を探しているのか良くわかりませんでした。唯一のなぐさめは漫画でした。それも、
つげ義春が描いた不思議な漫画だったのです。
それも、自分が高校生の頃までの想い出なのです。社会人となってからは、どういうわけか、漫画を
さっぱり読まなくなったのです。
したがって、「義男の青春」「無能の人」を知ったのは、だいぶ新しい話なのですが・・・。
「沼」「紅い花」などの、初期の作品が好きだったのです・・・。
恋と呼べるかどうか・・・、漫画ではありますが、つげ義春が描いた作品の情景に恋していたのかも・・・。
自分の青春のひとコマだったのです・・・。
後日、手にした「つげ義春作品集」の帯には、西暦2000年分の孤独が生み出したリアリティの結晶。と、
ありました。
もちろん、手塚治虫や石森章太郎の漫画も好きだったのですが・・・、つげ義春まんがは、懐かしい
昭和の時代の金字塔であるのでしょう。
作品は、出来たその時の時代を色濃く反映しています。それでも、時をへて読んだ時、
今という時代にも相つうじるメッセージのようなものを感じることができます。
それは、小説、映画に限らず、まんがであっても、過去のまんがを読みたくなってしまうということですね。
自分は、昭和40年50年代のまんが、自分が10代から20代の青春時代のまんがになってしまうのですが・・・・。
|