漫画について

漫画についてあれこれ
たとえば、つげ義春著「ほんやら洞のべんさん」は、義春描く登場人物たちのやりとりと、
背景の雪景色の絶妙な表現が芸術的作品というか、ラストシーンの柱時計のボーン、ボーン
にはなんとも言えません。

私が漫画に夢中になったのは、永島慎二つげ義春の描く抒情にひかれたのがいち原因
だと思いますが、COMやガロという漫画誌があったことが大きかったと思われます。
社会人となり、COMやガロの廃刊とともに私の漫画とのかかわりは封印となったのですが・・・。

私の好きな漫画家
私の好きな漫画家は、つげ義春、永島慎二などです。
下の写真ですが、
つげ義春特集昭和43年、永島慎二特集44年、池上遼一特集45年発行です。

私は、中学、高校の時、なぜか漫画に熱中でした。
永島慎二作品は、「漫画家残酷物語」、つげ義春作品は、「紅い花」
池上遼一作品は、「スパイダーマン」のタッチが好きです。

あれから、何十年もたち、再び、あの頃の漫画を、時々、読み返したり
していますが、なぜか、遠い少年時代の気にいった漫画を見るという
ことは、ひとつの癒しなのかもしれません。

いい漫画は、いい小説、いい絵画、いい映画に、似ているのでしょう。
また、石森章太郎や手塚治虫などの漫画も好きではあります。

詩と漫画