(参考:Gスピリッツ誌)「コロシアム2000」で船木誠勝がヒクソンに敗退したことを受け、なぜか長州力がヒクソン戦を決意した。
まず新日本プロレスはコロシアム側と交渉し前向きな感触をつかみ「コロシアム2001」として長州vsヒクソン戦に向けて動いた。長州側は「15分2R、判定なし」、ヒクソン側は「無制限R」と主張したが両者は対戦に前向きだったようである。アンダーカードとしては「新日本vsグレイシー」という構図を掲げ、佐々木健介、藤田和之、中西学、エンセン井上などを参戦候補者にしていた。
だが新日本プロレス5月大会で「小川直也・村上一成vs長州力・中西学」のタッグマッチを終えた長州は「テンションが上がってこない。ヒクソン戦はできないよ」と弱音を吐きだした。仮想ヒクソンである小川直也に繰り出そうとした格闘技戦用の技が通用しなかったからであろうか。新日本プロレスはヒクソンに佐々木健介戦を提案するが、長州戦以外は視野にないヒクソンがこの提案を却下、試合が流れてしまった。 |