これからご紹介するツアーは古都鎌倉を愛し、
その美しさだけでなく影の部分も見たいと言う
肝の据わった
御○鹿にお送りするツアーです。
自分に自身の無い方、命の惜しい方は
決して参加されませぬように…。


誰もが知っている源頼朝公のお墓。
その上にひっそりと佇むのがこのお方、
政所
大江広元公のお墓です…。

頼朝公のお墓に立ち寄られた後、
切り崩しのような坂道を登り、
辿り着くお方が何人おられるか(T-T)。

我々の旅のスタートは、
名所の隠された影からとなりました。
旅行を計画した
T氏の心意気は買います。

しかし初っ端からコアな場所へ
連れて来てくれたモノだと、
一同この旅に一物の
不安(不満?)を覚えました。
スタートが鎌倉東北(鬼門)の果て。
次の目的地は何処やと思っていると、
T氏が次なる目的地を吐きました。

「銭洗い弁天」

ドラえもんが道具を出す時の
音が聞こえたのは俺だけでしょうか?
銭洗い弁天と言えば駅の近く…。
次の目的地までの所要時間…
30分
さすが中国に行ったメンバー、壮大です。

せめてエネルギー補給をしようと
小町通から銭洗い弁天へと続く途中、
このような風情あるお店で昼食を頂きました。

見ただけで身の毛が弥立つ…。
バイオハザードに出てきそうな洋館、
水の滴るトンネル
およそ楽しいとは程遠いコースを
俺達は超速っで歩き続けました…。

T氏曰く「日が落ちる前に
源氏山越えるよ!」
だそうです。すでに夕暮れ時…。
大丈夫かよ、


ちなみにこの日は前日の雨で路面最悪。
アスファルトしか歩かないと思っていた俺は、
この時点で
も、コートもボロボロでした(T-T)。
超速っで歩いていた俺達T氏&王大人

圧倒的速さで姿形すら見えなくなった二人。
俺達は彼等の影を求め必死に歩きました。
そしてこの
銭洗い弁天へ辿り着いたのです。

しかし二人の姿が見つかりません…。
「もしや源氏山へ先に行ったか?」と思った時、
何と彼等は
後ろから現れたのです!!!

王氏は分かります。しかし
T氏まで?
彼女は今回の旅の立案者なんですが…。
しかも王氏に謝る所か
逆ギレでした(-_-)。

すでにこの明るさながら、
 山を越えようとしている…。

鳥居もトンネルも不気味?

この後芋屋のおじちゃんに
遭難するぞ!!!」と
止められるも聞かず…。

ついに恐怖の
ブレアウイッチ
幕を開ける!
柳的鎌倉遭難記

暗くなっていく周りの景色…。
それでも皆が笑いあっていた。
この後自分達を待っている
苦難の事等
知る由もなかった…。

切れ間から見える
海岸線
そこで記念撮影などをして
お互いに
思い出
作りあうはずだった…。

日が沈むまでは!

日が沈むと笑い声は怒声に変わっていた。

「こんなコースで行くって決めたの誰だよッ(怒)!」
「そんな事言ってる暇があったら速く歩け!」
「マジで視界がなくなってきてる、急ごう…!」


皆一様に怒りを抑え、前を向いて歩いた…。

戻るよりも抜けたほうが早い!その確信もあった。
所々に分岐点の看板があるのだが、
そこには後
1.5kmと書いてある。

俺達の今のペースで行けば30分かからずに辿り着ける!

俺達はほぼ全員
武道経験者であり、
尚且つ体力に自信がある猛者ばかり。

しかしこれは男性陣のみの話…。

女性陣は一様にその足場の悪さに苦しんでいた。
皆山登りなど想定していない。
皮肉な事に
お洒落が命取りとなったのだ。

最初は女性を気にかけていた男性陣。
声を出したり、待ったりしてお互いを気遣いあった。

しかしいよいよ視界がなくなると、
もはやそんな奇麗事は言っていられない…。
俺を含め前を歩いていた3人は、

後ろを見るのを辞めた…。


もはや後ろの声すら聞こえない。
罪悪感との闘いだった…。
1人女性陣と一緒に男が残ってる、大丈夫さ。
そう思おうとするのだが気になる…。

つい
仏心を出し待ってしまった。
この時点で俺は前とも後ろとも数分間
交信が途絶えた…。

横の写真はその時に撮ったモノである。
周りは木に囲まれ音を遮断されている。
路面は前日の雨で沼と化していた…。
俺は両手に荷物を持った上、
乱視
光のない場所で歩く事がどれほど怖いかを思い知った。

そんな時だった。ようやく後ろのメンバーが追いついた。
俺は安堵すると同時に罪悪感からも開放された。
この事態を生んだ張本人
T氏が一番後ろにいた。

彼女に
「早くしろ!」と怒鳴る俺達…。
彼女から帰ってきたのはあり得ない言葉だった。

しょうがないでしょ!
だって私女の子だもん!

皆一様に心の中の殺意と格闘していたに違いない…。
その時だった。下のほうから
エキゾースト

車道が近い!これがどれほどの心の支えとなったか(T_T)。

俺達はこの5分後見事生還を果たした。
ハイキングコースでさえこの有様。もし山や森林だったら…。
俺は間違いなく
殺人者になっていたと思う。

sounaranakattanoha,yokoniowasudaibutusamanookage?
                     


ブレアウイッチツアーどうでしたか?
「大袈裟だよ!ハイキングコースで遭難?」
こんな意見もあるかも知れませんね。

そのような方は是非一度
前日に雨の降った日を選び、
同じコースをお辿りください…。

あなたに素敵な夜が訪れん事を…。

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