作品と解説 21

 一年の計 隷書  
     
58×24.5      
  もくじへ


 

よく「一年の計は元旦にあり」と言われます。
それも典拠がある言葉ですが、
ここに示した作品も結構有名な言葉です。

一年の計は穀を樹(う)うるに如(し)くは
莫(な)し。

十年の計は樹うるに如くは莫し。

終身の計は人を樹うるに如くは莫し。
(管子)


人材を育てることは長期的な展望が必要
なわけです。
第19回日書学春秋展(2001年1月)に

出品しました。
意味は良いのですが、同じ字が何度も出
て来るので書きにくいと思ったことを覚え
ています。
黄ばんだ古い紙に書きました。
作品解説一覧へ