作品と解説 9
漢代の屋根瓦(瓦当)に見る形(変則ではあるがいちおう金文の一種)

を横長に変形して表現してみた。

或る人は「カニの横ばい」と見立てた。

作者は鑑賞者の自由を束縛するべきではないと考え、

それについてのコメントはさし控えた。

印を右下に押したが、全体のバランスを見てここにした。

如何であろうか。



第36回北城書社展出品作 2001年 3月


16.5×32.2

(原作品は画面左にもう少し余白がある)
楽  (楽しい)
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