箱根旅行

1日目

２００８年３月２９日から３０日に箱根に行きました。 ４月に入ると上の子が中学生、下の子が小学生になるので、料金が上がるギリギリ直前の旅行です。

旅の出発点は新宿です。 ロマンスカーの出発時刻より１時間半ぐらい前に到着したので、南口のクリスピー・クリーム・ドーナツに行って見ました。 土曜日の朝７時４０分ごろなので、駅も、サザンテラスも、スターバックスコーヒーさえ閑散としているのに、クリスピー・クリーム・ドーナツだけは３０分待ちの行列でした。 中を覗くと大量のドーナッツが機械から流れ出ていました。 こんなにたくさんのドーナッツがあるのに、なんで並ぶんだろうと思いました。 とりあえず並んでいたら、作りたてのドーナツ（オリジナル・グレーズド）をタダでもらえました。 ちょっと甘いけど、フワフワしておいしいドーナッツです。 そして、１２個入りの箱買いだったら優先的に買えますとアナウンスされました。 先に買えるならと１２個入りの箱を買いました。

ドーナツを抱えて駅に行って、ロマンスカーを待ちました。 茶色のロマンスカーが出発し、赤いロマンスカーが出発し、白いロマンスカーが入線してきました。 ＶＳＥです。 中に入るとオレンジ色のシートが、少し窓に角度をつけて並んでいました。 ５人家族だと席が１つ余ってしまいます。

電車が走り出したので、先ほど買ったドーナッツを皆で食べました。 やっぱり甘いかな。 ペットボトルのお茶がおいしいです。 シートサービスの注文を取りに来たので、サンドイッチと、ＶＳＥ限定プレミアムコーヒーを注文しました。 末っ子が何故かコーヒー好きで、大分飲まれてしまいました。

桜の開花から１週間、満開の桜が沿線に咲き誇っていました。 花見のタイミングでの山への旅行は、ちょっと残念です。

箱根ではユネッサンに行く予定でした。 バスで行こうか箱根登山鉄道で行こうかと思いながら窓の外を見ていると、国道１号線は車が渋滞気味でした。 箱根湯本に到着したので、道路を見るとやや渋滞気味、バスは止めてフリー切符を買って箱根登山鉄道に乗りました。

箱根登山鉄道は日本一の急勾配の鉄道で、電車はゆっくり山を登ります。 途中の出山信号場のスイッチバックからの早川橋梁を含む景色は絶景ポイントだそうですが、季節が季節なので、枯れ木の山でした。

小涌谷で電車を降りて、歩いてユネッサンまで行きました。 ユネッサンの券は宿泊場所のＢ＆Ｂパンシオンまで取りに行きました。 もう既にお昼の時間だったので、ユネッサンでお昼を食べながら、話をして、ユネッサンに行くのを翌日に変更しました。

ユネッサン以外に箱根に行くもう２つの目的は、新しくなった複式単線自動循環式のロープウェイに乗ってみたかったことと、黒たまごを食べる事です。

早速、バスで強羅まで行き、大涌谷を目指しました。 強羅駅でケーブルカー（箱根登山鉄道鋼索線）の駅は狭く、混雑していました。 駅からはケーブルカーが登っていくのが見えました。 ケーブルカーは途中に４つほど駅があり、何度も停まりながらの運転していくのが見えました。

層雲山から、目的の箱根ロープウェイに乗りました。 新しいロープウェイは、ゴンドラが１８人乗りと大型になっていました。 その分、タイミングが悪く、真ん中の席になると眺めが悪いのが残念です。 風がけっこう吹いているようで、ゴーゴー音がしていましたが、ロープウェイはほとんど揺れることなく、２本ロープの効果を発揮していました。 スピードも速くなっているようで、眺めを楽しむ間もなく大涌谷に到着しました。

大涌谷の駅を出ると観光バスがたくさん停まっていました。 観光スポットですね。 駐車場付近からは、ちょっと雲があったけど、雪を被った富士山がよくみえました。 寒い、ということで、黒たまごを買いに行きました。 黒たまごは６個５００円、５人家族では最後の１つをどうするのか、問題です。

目的は達成したのでどうしようかと思ったのですが、時間があったし、戻るのもなんなので、芦ノ湖方面に向かいました。 桃源台に着くと、海賊船がすぐ出るみたいだったので、いそいで乗り込みました。 けっこう混んでいます。 外人の姿も多いです。 国際的な観光シーズンだったのかもしれないです。

箱根町に到着したので、船を下りました。 箱根駅伝の像が立っていたりして、観光地っぽい所です。

せっかくなので、箱根関所跡でも見に行きました。 周囲にはお土産屋があったり、オルゴール館があったりして賑やかです。 関所跡はというと、２つの門と、その間に建物が３つぐらい、意外とコンパクトです。 よく考えればそんなもんですね。 でも、白い人形が当時の姿を生き生きと再現していて、なかなかよかったです。

関所跡の奥に行くと恩賜箱根公園があります。 時間が遅くなってきていたので、サーッと通り抜けて元箱根まで行きました。 ちょうど海賊船が到着したところで、バス停は人がいっぱいでした。 とても乗れそうにないので、軽く食事を取りました。 食事を取ってバス停に戻ると、今度はガラガラでした。 バスに乗り込んでユネッサンまで行き、乗り換えてＢ＆Ｂパンシオンに行きました。

Ｂ＆Ｂパンシオンでもらったパスは、ユネッサンと森の湯が付いていて、別の日にも使えるとの事でした。 そこで、初日はお風呂代わりに森の湯に入りに行きました。 入口でリストバンドをもらい中に入ります。 タオルとかは用意されていて、身一つでいって大丈夫でした。 洗い場所は少なく、並んでいました。 湯船は場所によって温度が異なるので、適当な所に入りました。 露天風呂からは少し星が見えました。 足を伸ばしてお風呂に入れるのも久しぶりです。

近くにコンビニがあったので、ちょっと買い物をして、Ｂ＆Ｂパンシオンに戻りました。

２日目

翌朝７時、Ｂ＆Ｂパンシオンで、パンとコーヒーの軽い朝食です。 Ｂ＆Ｂパンシオンは、斜面に建っているためか、やたら階段や段差があり、変った作りです。 エレベータがないので、何度も登ったり降りたりする事になします。 安いので、基本的にサービスはなく、精算するようなものもなく、チェックアウトもカギを籠に入れて終わり、といった単純なものでした。 何はともあれ、安いのはいい事です。

そのままユネッサンまで歩いていきました。 Ｂ＆Ｂパンシオンからユネッサンは下りなので歩くのは楽です。 ９時ぐらいだったけど、ユネッサンはもうだいぶ並んでいました。 ユネッサンでは、これからチョコレートを入れますとか、 コーヒーを入れますとか、いろいろアナウンスがあり、 その度に右往左往して行ってみたり、滑り台で滑ったり、 子供達は大喜びで遊んでいました。

昔あったドレミの泉はオブジェがなくなっていました。 なんでだろう。 死海風呂は確かに浮きました。 でも口が水に触れると、死ぬほど辛かったです。 傷があると沁みるみたいです。 そういうわけで死海風呂に長居する人はいないみたいです。 トルコ風ハマムは、ドクターフィッシュの足湯になっていました。 ちょうど空いてそうだったので、行って見ました。 塩素消毒が魚に悪いとの事で、まず足を洗い、きれいに拭きます。 それから３分間、魚に足をつつかれるというか、食われると言うか、します。 なんでも、悪くなった皮膚は柔らかく、それを食べるらしいです。 見ていたら、子供にはあまり寄り付かず、不健康そうな人に集っていました。 もちろん私の足にもたくさん来ていました。 爪に沿ってとか、指の付け根に沿ってとか、普段皮膚が硬くなっているなあと思うところに食いついてパクパクしていました。

３時前ぐらいに出ると、雨が降っていました。 ユネッサンの前でバスに乗って箱根湯元まで向かうことにしました。 バスは混んでいました。 順調に降りていたバスは、大平台に近づくころ渋滞にはまりました。 バスの運転手が、１時間以上かかるので電車の方が速いと、言っていたので乗り換えることにしました。 大平台はスイッチバックの駅なので、線路は片方にしか伸びていません。 駅の看板も、はっきりスイッチバックと書いてありました。

箱根湯本の駅で時間があったので、駅前を歩いて、そば処 治兵衛に入りました。 食べたのは蕎麦ではなく、あんみつ、子供達はパフェ、です。

箱根湯本駅に戻って、ロマンスカーに乗りました。 行きと同じくＶＳＥです。 そして、行きと同じくサンドイッチとコーヒーを買いました。

スタンプ

費用