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 ■ 東 亜 悲 恋    two souls ■
 
 
 
 
 
 ■2001年【初演】
 ◎10/13(pre)〜28 青山劇場(東京)   ◎11/4〜11シアター・ドラマシティ(大阪)
 
 ■2002年【再演】
 ◎6/1〜7新国立劇場中劇場(東京)   ◎6/11大分文化会館
 ◎6/15、16新神戸オリエンタル劇場      ◎6/20〜23シアター・ドラマシティ(大阪)
 ◎6/27りゅーとぴあ(新潟)         ◎7/5〜7彩の国さいたま芸術劇場
 ◎7/19〜21 アーツプールセンター(韓国ソウル)
 
 
 
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| ■井原(イハラ)快彦役 : 井ノ原快彦(V6) ■岩本麻利子/イー・ミナ役 : シュー(S.E.S)
 シューちゃん→韓国の超人気グループS.E.Sのメンバー
 韓国名 ユ・スヨン/邦光珠
 神奈川県大和市出身で、中二まで在日韓国人として日本に住んでいたため流暢な日本語を話す。
 ■岩本鐘浩役 : 横山 裕(関西ジャニーズJr.)
 
 ■■STORY■■
 スポーツ記者の井原快彦は韓国に来ていた。
 通訳に来てくれた女子大生イー・ミナを見て高校一年生のあの夏のことを想う・・
 
 ・・弱小野球部の明高野球部員であった井原快彦。
 訓練というには度を越した上級生の「しごき」に不満を持ちつつも何も言えない部員たち。
 その中でひとり、一年ながらレギュラーの座を射止めた岩本は二年生部員から特に目をつけられていた。
 後輩の岩本にレギュラーポジションを取られた先輩新山が在日韓国人である事をも理由に執拗に岩本にからんでくる。
 だがどんなにひどいことをされても、言われたとおりにする岩本。
 あまりのひどさに井原は激昂して先輩たちに向かっていこうとするが・・
 岩本は「プロの野球選手になるため甲子園に出場しなければならない。絶対に野球部をやめるわけに行かない、俺を助けるな」と井原や仲間の助けを拒絶する。
 
 ある日、井原とヒデキは野球の練習を休んだ岩本の家を訪ねる。
 そこには父の代わりに肉体労働をする岩本の姿があった。
 驚き、照れながらも、在日韓国人のつらい現状を話し、また井原の投球ホームにアドバイスする岩本。
 そこへ朝鮮学校から帰宅した岩本の妹、麻利子。
 麻利子と井原は互いに驚く。
 実は以前から、練習する井原を見つめていた、気になる女の子だったのだ。
 心臓に障害をかかえる麻利子を兄岩本はとても大切にしていた。
 
 この日を境に岩本と井原は仲良くなる。
 本気で甲子園を目指す岩本と井原に他の部員たち、今まで岩本を新山といっしょにからかっていた二年生までもが賛同していく。
 おもしろくない新山は野球部を去っていく。
 実は新山も在日韓国人であった。同胞である岩本を疎ましく感じていたのか・・
 
 そして夏の高校野球大会で今までになく勝ち上がっていく明高。
 ところがそんなとき、麻利子が行方不明になる。
 必死で探す岩本と井原や部員たち・・
 岩本を逆恨みした新山と仲間たちが麻利子に乱暴したのだった。
 新山に復讐しに行く岩本・・
 野球部が出場辞退にならぬよう、あれほどに賭けていた野球部を退部した。
 
 そして岩本のいない準決勝の日。(準々決勝だっけ?)
 井原は「お前は甲子園に行け!」という岩本の願いに戸惑いながらマウンドに立っていた。
 「岩本のいない甲子園なんて」・・
 井原の一球が相手チームに打たれ、明高は敗退した。
 麻利子はもういないと岩本に告げられる井原。
 麻利子からの手紙を読み号泣する。
 そして井原は二度とマウンドに立つことはなかった。
 
 何年もの時が過ぎて、韓国・・・
 この国に来て、色々な人に出会って井原は、日本が韓国にしたこと、
 韓国の人の思い、いまだに韓国の若者には兵役があることを知った。
 それは井原を戸惑わせる事ばかりだった・・
 だかどうしてよいかわからぬまま全てを受け止めようとする。
 
 井原は、とある野球場を整備している男に目を止める。
 それは・・草野球のコーチをしている岩本だった。
 野球をやめてはいなかった岩本。
 生きていて、結婚もして幸せでいる麻利子の消息。
 野球から逃げてきた井原に微笑みがもどる。
 
 そして、井原は通訳のミナに素直に気持ちを告げようとする・・
 「言わないで」と背を向けるミナ。ミナを後ろから抱きしめる井原・・
 で、ラストはKiss・・
 
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 ◆2001初演◆感想
 数公演のうち、この舞台で一番「楽しかった」のは、なんと一番端っこの席だったの。
 そりゃセンター席ももちろんよかったけど、井ノ原くんを観る!つもりだけならここ天国でした(笑)
 某チケットセンターの抽選予約で取れた2列目の一番端〜っ。
 端っこは1列目の座席がないンで、すぐ目の前にいのっちがいて、
 腕の筋の動きや汗がばっちり見えてなんかドキドキしてしまった。
 ホントにいのっちはきれいな輪郭&骨格してるなぁと惚れ惚れ。
 そりゃあ移動しちゃうと、その幸せは離れていっちゃうんだけど・・ね(涙)
 
 ほんっとにいい腕だなぁー・・(見とれてしまいました)
 考えたらコンサートやロケよりもイノの細かいとこまでよく見えたんだなー・・としみじみ。
 野球部の洗濯をしてる場面では「一生懸命お洗濯の図」がメチャ可愛くて、呼吸止まりそうだった。
 
 で、肝心の芝居は他の日にちゃんと観てましたよーん。
 率直に言うと、小学生でもつっこんで来そうな、つじつま合わないぞ!の場面がありましたし、うーん・・・。
 なんといってもイハラの行動は変だろっていう気持ちが一番強いかなー。
 
 一回目は話の内容がよく理解できなかった・わかりにくい等々の感想があるみたいですけど、
 そりゃ読解力なさすぎ?の一言(・・ごめん)。ホントにわかりにくかった?
 過去と現在という二つの進行があったとは言っても、結構わかりやすくしてあるのにー。
 ま、いっか。
 
 いのっちのように普段から映画、芝居、本、なんでもいいから好きなもの見て栄養つけて、大好きな人のお芝居を観に行けるといいな。
 
 もちろん解釈・感想はそれぞれのものがあっていいし・・
 いのっちのように稽古中から感動して涙が出ちゃう人もいれば、シラけちゃう観客もいるかもしれないし・・
 
 横山裕くんは、かなりいい演技してたんじゃないかと私は感じたのですが。
 力いれて出来る役だったせいもあって、イノッチよりはラッキーな役だったのでは?
 イハラの役はイノッチにはまだ難しかったのね、というのが、正直な感想。
 
 日韓の問題については、時間を割かないと、「戦争よくない」のメッセージのみのよくある話になっちゃうよ。
 いんちき募金みたいにならないで欲しいし・・
 そう考えるとあの程度しか現わせないのかなナンテ。
 ただ、この芝居によって、日韓関係に興味を持って知ろうとする子が何人かいたり、
 頭の片隅にでも「事実」として残ったとしたら、それは成功だってことなのかなぁ。
 興味を持ったら後は自分で勉強しろってことですね。
 でもイノッチファンとして観た場合はとーっても楽しめました。
 笑えたし、とりあえず泣いたし。
 シューちゃんは超可愛くて目の保養になったしさ。
 あ、野球部員の内野秀樹役の友部さんが毎回アドリブで笑わせてくれました。
 
 最後にこれだけは言わせて欲しい!
 芝居上はあれで正解なんでしょうけど、大人になったイハラの衣装が・・嫌!
 ちょっとかっちょ悪ーっ。ま、芝居に関係ないから余計なお世話ってやつ?
 
 
 ◆2002再演◆感想(再演感想忘れてたんで追加)
 いやー劇場に行くのにいねむりして一駅乗り過ごした私です(涙)
 中劇場は青劇よりもなんか見やすいっつーかイイ感じ。ここでギリシャ悲劇とか上映したら雰囲気出るんでは?みたいに思った。
 で、肝心の作品ですが・・ごめん、やっぱり浅すぎてダメ。どう好意的に見ても・・・・
 再演は1公演しか見なかったから、その1回のみの感想ではあるんだけど。
 初演と若干演出違ってたのかなってとこがあったけど。まぁ覚悟してたせいか不満とか満足とか考えずにただイノヲタとしての眼で淡々と見てました。
 元々は日韓国民交流年記念事業のヒトツなのにこんなんでいいの?てか記念事業なんて当たり障りない程度にやっとかないと逆にまずいんでしょうかね・・
 とりあえず出演者にはそんなに不満はないです。
 内容自体に意味はなくてもOKで、「日韓交流〜事業は滞りなく行われています」っていう事実に意味があるんだね。きっと・・
 
 
 
 
 
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