| 杉並区松庵の歴史ある街並みに調和する、小さなスケールが連続する奥行きを感じる住宅。1階は夫婦の寝室や水回りなど8つの少空間が迷路のように連なり、開口部を絞った薄暗く落ち着いた佇まいを持つ。一方、階段を上がった2階はLDKとバルコニーが一体となった約23畳の開放的な空間となっている。リビングは幅と天井高さが共に3.4mあり、多方向から光が差し込み、時間の移ろいによる表情の変化を楽しめる。狭い敷地ながら1階の狭くて薄暗い落ち着いた心地よさと、2階の空間の広がりがある開放的な心地よさという、2つの対照的な魅力が共存する住宅となっている。
|