暇人サルファ日記
 注意・主にトウマ編のネタバレを含んでいるので、ネタバレ嫌な人は見ない方が。あと、私は最近記憶力が弱って弱って仕方が無いの
で、うろ覚え・勘違いなど、事実と異なる部分がいくつかあるかもしれませんけど、まあそういうものだと思って幸せに暮らしてください。
スクリーンショットは、怒られたらもちろん速攻で削除。

〈第1話〜10話〉〈第11話〜20話〉 以下更新予定

 ・トウマ編・第1話〜10話日記

・第1話「闘志、炎に燃ゆる」

とりあえず、なんだか購入直前になってモチベーションが下がってきたりして、ちょいとやる気
をなくしたりしていたのですけども、まあ、地球防衛軍2も売ってないし、試験前に現実逃避も
したいところだったので、スイッチオン。
 
主人公は別に誰でも良かったけど、前情報を見る限り、私好みのイベントの多そうな眉毛男を
選択。こういうキャラを作りたいんだったら、キャラデザイン一人ずつで変えても良いんじゃない
かと思うんですけどね。どうせ統一性なんかでないんだし。

 で、早速プレイ開始。

まず、オープニングの映像が格好良い。SD世代としては、もうこのジャンルも行き着くところま
できたんだなあなどと感慨深くなってしまいます。だけど、なんだかジェネシックガオガイガー
が主人公みたいですね。
その後のプロローグは…まあ、いかにも導入部という感じです。αで原作無視の死亡イベント
かまされたタシロさんたちの帰還と、物語の鍵を握っているんであろう巨大なゲート。新たな戦
いの予兆、という雰囲気はプンプンしますけど、どうも今ひとつ盛り上がりにかけるような。プロ
ローグとしては、αのトップ部隊と宇宙怪獣の戦闘や、Dの(その後の展開とはあんまり関係
ない)OVA真ゲッター1〜3話再現イベントのが個人的には好き。
 
さて本編の開幕。いかにも怪しげな研究所に宅配便を届けにきたフリーター主人公が、謎の
敵の攻撃によって、偶然その研究所で開発されていたロボットに乗り込まねばならなくなる…
という、おそらくは、「ソバ屋の配達に来たプリオ少年が研究所で開発されていたロボに偶然
乗り込んで、悪の宇宙暗黒大魔王皇帝軍の嶋田久作風女王様と戦う」という、「ツヨイロボ」
(深夜の馬鹿力内放送)へのオマージュと思われる熱い展開が待っていました。いや、誰も知
らないよそんなの。
発売前情報に出ていた、「トウマを救って命を落とした兵士」という人は、専用顔グラフィックも
名前も無ければたいして格好良い台詞も無い、まさに脇役としか言いようが無いキャラクター
だった(多分、普通に出たなら印象には残らない)けど、無敵絶対正義のスパロボ軍団だけじゃ
なくて、こういう人もいることで平和は作られていくのだなあ、というようなことを再確認させてく
れます。今回、どうもこの手の名も無き一般兵の存在を評価しよう、みたいなところが結構ある
ような(ちょっと後の、早乙女研究所が襲われるくだりとか)。
戦闘の方は第1話だけに気楽なイベント戦という感じです。序盤のGGGチームによる戦闘で
簡単に熟練度も習得できますし。
  目がイってるよ
というわけで、主人公が単純な良い奴だというのはわかったけど、ロボの開発者である姉ちゃ
ん(この人に一目ぼれしていたことも、トウマが戦う原因となっている)の方はいまいちキャラが
つかめないまま、次へ。





・第2話「さらばGGG、さらば勇者王」

ストーリー開始直後、ニルファじゃその存在が完全抹消されていた戒道が登場。その姿を見か
けた護がわざわざガイ兄ちゃんに説明してくれるのが原作知らない人にも親切である。ニルフ
ァ製作時には次回作に登場させられるかどうかわからなかったんだろうけれど、ちょっと伏線ぐ
らいうっておいても良かったんじゃないだろうか。
と、そんなことを考えていたら、ツリガネ(OVA版魔法使いTai!に出てくるでっかいUFO)の攻
撃を受けてGGG基地が崩壊してしまいましたよ。
このシーン、リアル放映時に「おお!」と思った部分なので期待していたのだけど…何故か盛
り上がらない。いや、ここで盛り上がりすぎるとあとで「ふざけんな」というようなことになりかね
ないから、仕方が無いと言えば仕方が無いのだけれども。
 で、待ってましたとばかりに登場したキングジェイダー。圧倒的な力で原種を粉砕してくれる
けど、いざ自分で動かせるようになると、移動後の攻撃手段が無く、しかも、ほとんどの武器
が気力を上げなければ使えないという砲台ぶり。初登場時にやっていた格闘位つけてくれて
も良かったんじゃないかと。




・第3話「逆襲!機界31原種」

ここでルートが合流、全主人公共通のお話に突入。
2話で仲間になったグレートマジンガー、ジーグに加えて、マジンカイザーや真ゲッター、νガ
ンダムといった最強メンバーがいきなり揃って、原種の大群と戦闘。と、考えれば考えるほど
燃える展開に突入…したのだけど、クリア後の全原種生存・地球降下という絶望的な趣のあ
ったシーンが、大変だけど、まあ仕方ないか、というような感じで済まされているのでちょっとし
ょんぼり。序盤ゆえに、キャラ、設定の紹介なんかを消化しなきゃいけないんだろうけど、それ
にしても、いちいち「これは置いといて」をやられると、盛り上がれるものでも盛り上がれなく無
くなってしまいます。
確かにこんなめちゃくちゃなことばっかり起こっている世界なんだから、これぐらいの事件はた
いしたこと無いのかもしれないけど、それにしたって、プレイヤー側のカタルシスに訴えかけて
くれるようなことをしてくれても罰は当たらないと思うんだけどなあ。
ちなみに、ガイ兄ちゃんは療養中につき6話までお休み。お大事に。




・第4話「地獄門、開く」

サブタイトルから、てっきり地獄の帝王でもやってこられるのかと思ったら、オリジナル敵勢の
バルマー帝国の皆さんがゲートの力を使って地球圏までやってきちゃいましたよ、と言うお話
でした。
最近の妙な不遇具合が絶頂に達したかのように、ボロボロにされた挙句に爆散するSRXが
見所と言えば見所。そのSRXチームとの因縁深い関係になるんであろう、バルマーのキャラ
たちも多数登場しますけど、なんだかどいつもこいつも煮詰まったようなテンプレキャラばかり
で今ひとつ個性がありません。まあ、オリキャラの数もどんどん増えていく上に、みんなその方
向性が似たり寄ったりだから、ある意味ネタ切れしちゃうのも仕方ないことなのかもしれないけ
ど。
SRXチームのアヤさんが爆発でシボンヌなされましたけど、元々目立った活躍があったわけ
でもないし、なんだか「実は死んでない」臭がぷんぷんする最期だったためか、メンバー以外
はあんまり悲しんでいないようなフシが。これで本当に死んでいたりしたらそれこそカワイソス
であるな。合掌。




・第5話「地球圏絶対防衛線」

今回はαシリーズでもなんとかハブられずに済んだムゲ帝国と他ルートではすでに登場済み
らしいキャンベル星人との戦い。数は多いけど、結構楽です。
さて、この話では、あの新規参戦作品がいよいよ登場します。
ガンダムシリーズの異色作とされ、確かにそのストーリーやキャラの完成度には賛否両論が
ある作品ですが、参戦を待ち望んでいた熱狂的なファンがいるのもまた事実。私も、その斬新
なメカや、何かを成し遂げようとした製作者たちのやる気には見るべきものがあると思っていま
す。そう、GUNDAM SE・・・NTINELの登場ですよ!
と、いっても今回は顔見せ。今まではその身を隠して、ジオンとの合併すら行った連邦軍への
復讐を果たすべく機会を伺っていたニュー・ディサイズが、首領であるブレイブ・コッドの指揮の
下、我らのマーヴェルス(私の付けたチーム名。小隊名もアメコミで統一中)に宣戦布告、という
展開に。さらに、こちら側への援軍として、ニューディサイズのトッシュ・クレイとは因縁浅から
ぬ関係である、ストール・マニングスが登場。原作ではMSを操縦できるような状態ではなかっ
たけれども、平気でネロを乗りこなしているのはきっと、スパロボ補正という奴であるな。うん。

さて、この話を持って長いプロローグは終了。これからはまた、各主人公ごとにわかれてのス
トーリー運びということになるようです。なんだか、今までの事が全てそれはそれ、つう感じに
置いとかれちゃったようなブツ切り感があります。


・・・なんか変?



・第6話「平和、遥か遠く」

というわけで、「あれから3ヵ月後ですよー」という投げやりな説明も入って、トウマ独自ルート
が再開されました。
今回は活動再開した邪魔大王国の皆さんとの戦闘。いつの間にか、ボスとやっぱりニルファ
ではその存在が完全無視されていたマイク13が仲間になっています。この時点ではまだマイ
クは避けない上にHPも装甲も低い雑魚メカです。
区切りなおしの回だけに、特にイベントはありませんでした。けど、トウマが惚れていた研究者
の姉ちゃんがなんだか嫌な奴になってきました。個人的には「もう、このデザイナー変えろよ」
という感じの笑顔がとても怖かったので、特に違和感はありませんが。




・第7話「燃えろ宙! 妖花フローラの挑戦」

前にも言いましたけど、私は元々、ジーグが好きです。ニルファ発表時に、「知らん」という声が
ネット上に大量に上がっていたのを見て、「スパロボやってる連中というのは、ジーグすら知ら
ないのか」と絶望し「ロボものが好きなら、少しぐらいは知識を得ようとしろ、それが出来ないん
ならやるな、語るな」などと滅茶苦茶な事を思ったりもしました。で、ニルファ後にこの状況がさ
らに悪くなったわけで、はっきり言ってサルファには出してほしくありませんでしたよ。愛されな
いネタキャラなんかになるくらいなら、忘れ去られた方がマシです。私は許容量が広い方では
ないけれども、多分これがもっと狭い人になると、スパロボ自体嫌いになっちゃうんだろうな
あ、などといったこともわかりますね。

だけど…やっぱり、好きなキャラクターを動かせると嬉しくなってしまうのが悲しい性です。
さらに、今回のジーグは前作での弱点であった小隊長能力やサイズ補正が改善されており、
普通に強くなっています。これでは先ほどのようなネガティブな感情も消え去ってしまいます
よ。まあ、最初からこれぐらいにしとけよ、という感じもしますけど。

 アニメもパワーアップしています

さて、イベントのほうでは宙が新サイボーグにパワーアップ。もはや、スタッフがわざと受けを
狙っているとしか思えませんがな(笑)。いっそ、ハードなイメージを強くするために、冒険王版を
採用しても良かったんじゃないかと。
ここで、ルネ、光竜、闇竜が登場・・・って、なんであんたたちがこんな所で出てくるんだよう。
風竜と雷竜は何時出てくるんだろうか?




・第8話「立ち上がれ! 勇気ある者達」

今度はガガガ編。原種の攻撃から護とシローを守るため、役立たず扱いだったマイクが早くも
本領発揮。ユニットとしては、変形能力を持っているわけではなくて、攻撃時に戦闘ムービー
でブームロボ形態に変形・攻撃することになるのね。ディスクXを使用すると、ブラザーたちが
背景扱いで登場するのが嬉しい所・・・というか、こうでもしないと1〜12には出番が無かった
だろうからなあ。
  
 
 さらに、ガオーマシン&勇者ロボ軍団も復活。    

 

キングジェイダーもいるし、これで原種編での最強勇者ロボ軍団が勢ぞろいだ!


・・・え?・・・な、なんだか猛烈に悪い予感がしてきたのう(By男塾1号生松尾)




・第9話「内なる修羅」

なんだか何時まで経っても主役ロボの能力を引き出すことが出来ないトウマ。とうとう製作者
の姉ちゃんことミナキにリストラを言い渡されてしまいましたよ。
自分の力を示すために、一人星間連合(悪い宇宙人の同盟軍)の攻撃を受ける早乙女研究所
に向かうトウマだったが、多勢に無勢。
だが、窮地にさらされたトウマの元に前大戦での主人公・ゼンガーが駆けつける!というよう
なお話。現在のスパロボオリキャラ界で、濃い燃え系のイベントを一手に任されているだけあ
って、イベント、能力、戦闘アニメのどれもが超優遇されております。

 

なにも、必殺技のグラフィックまで書き直さなくとも。これが格好良すぎて、誰が主人公かわか
らなくなってしまいますよ。また、とりあえずトウマルートはニルファでは主人公がゼンガーだっ
た場合の世界なのね、などというようなこともここでわかります。わかっても別にどうということ
はないのですが。

とにかく、今回がゲスト扱いとはいえゼンガー強すぎ。熟練度習得条件であるワルキメデスの
撃墜には、10000以上のダメージを与えなければいけないのだけど、平気で12000とか叩
き出しますし。おかげで、このステージの増援で初登場となるダンクーガやマジンガー、ゲッタ
ーGが食われてしまっていて可哀想なほど。
さて、お話の方ではトウマがシステムに飲み込まれて暴走。実は開発者であるミナキの父
は、このシステムになんか、ノーベルガンダムのバーサーカーシステムみたいなもんを埋め込
んでいたのです。ショックを受けるミナキ、またしても良い所を持っていって、暴走するトウマを
機体ごと切り裂くゼンガー、というところで今回はおしまい。



・第10話「激震の地底帝国」

前回の続き。当然、トウマの復活がメインとなるエピソードなのだけども…正直、ミナキの改心
が早すぎるような。この前まであんな嫌な奴だったのに、いきなりトウマの身を案じる人になら
れても。いや、父親への信奉と依存心が強かっただけで、根は優しい良い人なんですよーと
いうのを言いたいってのはよーくわかるんだけど、今までそんなに目立ったことをしていなかっ
ただけに、どうしてもいきなり良い奴に感が強くなっちゃいます。どうせなら、トウマへの態度は
厳しいままにして、それをゆっくり解きほぐしていくツンデレの王道を展開させた方が良かった
んじゃないかと。まあ、ツンデレが見たいような人はとっくにゼオラのいるルートを選んでるでし
ょうけど。
ダブルGシリーズの操縦システムを導入し、ゼンガー監修の元、新必殺技を編み出すというシ
チュエーション、さらに、敵である地底王国にしてもそこそこの戦力を集めた総力戦であるにも
拘らず、なんだか足りないような感じがしてしまうのは、地底王国の人員不足が激しいという
以上に、これが第10話、その上前回の「いったん区切り」は5話というスパンの短さゆえでしょ
うね。スケールが大きい、というのはわかるんですけど、こういう展開の仕方だと、どうもみみっ
ちい感じがしてアレです。

あとは、とりあえず、何処までもコケにされる邪魔台王国の人たちカワイソス(´・ω・`) つか、
君たちニルファの終盤で死ななかったか?馬鹿にされるためだけに復活したのか・・・

なお、個人的には今までのシナリオで難易度は一番高かったように思います。初めて熟練度
習得できませんでしたよ(´・ω・`)



  以下次回

         

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