トンチキ日記
       (随時更新予定)
・3月27日
 長かった、本当に長かった春休みももうじき終了なのであるが、この
3ヶ月間自分がどうゆうことをやっていたのかがさっぱり思い出せなか
ったり。こりゃあかんわな。
 大体この時期と言うのは散財で資金を使い果たして、心も体もやる
気というものを亡失しているころなので、生活に最低限必要な行動すら
一念発起せねば起こすことが出来ないほどの駄目生活を送ったりして
いるのですよ。
 ジャスコのTF叩き売りとかも見に行ってみたいものなのだけれども、
出かける気力も資金も無い自分に気付き、さらに嫌な気分になって結
局寝ちゃったりしてるんだから救いようが無いなあ。うむ。


 
 で、まあ、何か明日への活力になることはないかなあ、などとテレビ
情報などを眺めていると、なんだか久しぶりな「BSアニメ夜話」が明日
から放送するとのこと。
 ゲストの内容とか、いきなりの庵野2作目ってのはなんだかなあ、とは
思うけれども、やはり楽しみなことは楽しみである。私的メインは2日目
か・・・
 今後の予定はまったくの未定と言うことだけれども、何とか続けても
らいたいものである。後は、作品に対する批評、意見の甘さや、いわ
ゆる批判的な部分に微妙に踏み込めていない、なんだかもやもやした
雰囲気の改善などを考えていただきたいものである。まあ、素材をたく
さん借りてきているのだから、そういったことを言うのは難しいのかもし
れないけれども。



 と、そういえば先日のGFフレクション。結局、騎馬王丸と爆心丸を買
ってきちゃいましたよ。どちらもギミック的ないわゆる遊びの要素が少
ないのが残念なのだけれども、出来はそこそこ。特に騎馬王丸の格好
良さは特筆ものである。正直、本家ゼウスガンダムを上回っ・・・って、
本家のゼウスガンダムってたいした活躍もしていないし印象もあんまり
残ってないな。


・3月19日
 装着変身の響鬼さん買ってきたー
 
 詳しい感想なんかは↑をクリックして頂くとして、なんか、最近は装着
変身ってあんまり買ってなかったことに気付く。どうも、いかんなあ。
 
 

 それはともかく、札幌にまんだらけが開店したので、早速行って来ま
したよ(`・ω・´)ノ
 ワンフロア占拠とはいえ、私たち地方の人間からすると、まんだらけ
というものは、ビル一つを占拠した巨大なオタ伏魔殿というような印象
があるので、ショボンな内容だったら嫌だなあ、と思っていたのだけれ
ども、実際の店内は私の不安もなんのその、なかなかに充実しており
ました(まあ、本店とかに比べると大した事無いのだろうけど)。
 私が期待していた、玩具系コーナーが思ったよりもずっと充実してい
たのは非常にうれしい限り。まあ、一度見てみたかった商品、とかは当
然のように手の届くお値段をしていないのだけれども、それ以外の商
品に関しては、意外なほど良心的な価格設定だったのには結構感心。
まあ、ある意味最大手なのだから、おのずと基準になるような値段に
なるんだろうけども。
 
 とりあえず、その他にも「ああ、これはあれだ、これはあれだ」とか思
い出しながら楽しく見られるコーナーが多いので、友人と一緒に、ひた
っすらに駄弁りながら店内を回ると非常に楽しい。玩具やセル画、果
てにはテレマガのバックナンバーなどを見ながら、解説・薀蓄のような
ものから、ネタ、どうしようもない暴言まで、もう、喋る喋る。店員にも他
のお客さんにもちょいと迷惑だったかもなあ、と思うとちょっと反省。結
局、1000円くらいしか買い物しなかったし。
 
 悪評紛々だし、実際カタギの企業だとは思わないけれども、お店は
お店。楽しかったし、これはこれで良いかと。
 これで店頭商品の入れ替わりが頻繁に行われるようなら、出来るだ
け頻繁に通いたい所である。
 

 


 それはともかく、本日のお買い物。
 
 「Gの影忍」とアガーイをだらけで購入、さらに先述の響鬼をビックカ
メラで購入。
 その後、ヨドバシカメラへ赴いてみると、かねてより売れ残りフェアが
開催されていたSDガンダムフォースシリーズがなんとまあ、全品500
円以下!という凄まじい状態になっておりました。
 3000円近いアイテムが、どれも500円。スタンダードサイズのもの
など300円・・・よっぽど売れなかったんだろうなあ、と感じつつも、喜び
勇んででか物3種を購入する(ついでに、TFコレも)。
 
 で、実際のアイテムなんだけれども、これが驚くほどに良い。特にトー
ルギスは本家をはるかに超える格好良さ&出来の良さ。SDファンなら
買いである・・・と、今更言ってもどうしようもないが。
 懐かしい形状のキャプテンも、意外なほどに広い可動範囲も楽しく、
充実した装備も嬉しいところ。本編での活躍が非常に良かったので購
入したゼロカスタムは、可動範囲が狭いのが残念だけれども、プロポ
ーションは良好である。
 で、そのアニメ本編。きちんと見ている人があんまりいないのが残念
であるが、非常に完成度が高い。特に後半の盛り上がる展開、シーン
の熱さたるや、一見の価値あり。子供向けに徹したゆえの純粋なアニ
メとしての面白さに溢れているので、未見の方にもぜひ見ていただき
たい作品である。まあ、どうしてもCGや作風に慣れる事が出来無い人
もいるかもしれないけれども。
 
 ああ、他のラインナップも買いに行こうかなあ。
 


・3月9日
 ローレライ観てきました。
 
 ちょっと感想。
 まず、気になったり不満に思えたりした部分をあげると、やっぱり、原
作版(小説版、と言うべきか)とのキャラの扱いや場面演出の違い。
 これはもう、別物として納得するしかないと言うのはわかっているの
だけれども、先に原作を呼んで感銘を受けた身としては、比較してしま
いたくなるのはどうしようも無いことなので、ちょっとだけ。
 やっぱり、高須は原作での土屋の役回りを与えないで、良い人にして
ほしかったなあ、とか、清永は目立てないことぐらいわかっていたのだ
けれども、もう少しマシな活躍を与えて欲しかったなあ、とか、映画でも
ただの馬鹿にしか見えない浅倉もせめて演出なり何なりで「劇中では
妙な説得力を持っていて、みんなこいつの言うことには反論できない」
みたいな雰囲気を作っておいたうえで、その発言を折笠に論破され
る、という原作の展開のが(浅倉のその後も含めて)良かったなあ、とか、実
写映画で出ていたら失笑もののキャラクターになるのは目に見えてい
るのだけれども、ドイツジュニア総統スコルピオンことフリッツ兄ちゃん
がいないのはやっぱり寂しいなあ(シャアがいないようなものだと思う)、とか、
何よりも、クライマックスはやっぱり、あの「椰子の実」で観客をダダ泣
かせにして欲しかったなあ、とかとかとか。
 この辺はもう、そういった文句や批判が出るということぐらい、製作側
も承知して改変しているのであろうし(なんたって、極厚の豪華本上下巻分のお
話を2時間にまとめるのは幾らなんでも無理があるわけで)、その分の誠意はもち
ろん認めるところなのだけれども、こればっかりは原作ファンにはどう
しようもない所である。
 
 で、こんな風に言ってしまうと、いつも通りの「原作ファンなら見に行く
な」映画なのかと思われてしまいそうだけれども、そんなことはまったく
無く、私としては大いに楽しめたし、映画としてのまとまりや派手さも上
手い具合に結実した出来に仕上がっていると思うわけですよ。
 この手の映画の特撮シーンというのは、ハリウッド風だと派手すぎて
浮いてしまうし、リアルさを追求すると意外と地味だったり、当然、ショ
ボくてもいけないわけなのだけれども、その辺り、やはり特撮の見せ方
と言うものを心得ている連中が作ったものになっているなあ、という感
じである。子供向け特撮班をジャリ班呼ばわりして侮蔑していた東映
のバカどもが去年、どんなもんを作ったのかを思い出すと、その点実
に爽快である。
 まあ、全体的に慌しかったり、なんか浮いてるよなあという部分がいく
つかあったり、富野が何処に出てるのかが気になって気になってお話
に集中できなくなったり(笑)もするけれども、とにかく、勢いのようなもの
を感じさせてくれる邦画というもの自体が、なんだか久しぶりな気がし
て嬉しかった。
 それだけにラストもだーっと駆け抜けて終わらせて欲しかった気もす
るが、全然違うエピローグを迎える原作もエピローグが蛇足気味だっ
たし、これは仕方の無いこと・・・というか、この映画だと、原作版ではい
よいようざくなってきたメッセージ性がかなり抑えられているのが、個人
的にはかなりポイント高かったりするので、エピローグはこんなもので
も良かったのかもしれない。
 

 次は「亡国のイージス」が来るようだけれども、なんだかこのラッシュ
に乗って、急いで作っているような印象があるのが不安である。個人
的にはローレライよりも好きな作品なので頑張って欲しい所であるが。
 
 ところで、福井作品のラッシュっていう現象は結局、一般層にはどの
程度浸透しているんでしょうね。こんな好き嫌いの分かれそうな作品、
読んでいる層と読まない層の差がはっきりくっきりと分かれていそうで
ある。
 また、最近の私が何度も何度も言っている「現在のメディアは、テレ
ビだろうが音楽だろうが書籍だろうが映画だろうが、大多数の女性に
向けて発信しなければ、絶対に大成功することは無い」現象からする
と、福井さんというのはやっぱり「オタ受け」な感覚があるのだが。
 まあ、それだけに特定の層からは常に支持される立場にはあるのだ
ろうけども、こんなにぼっこぼっこお金使った映画にしちゃうと、採算が
取れるのかが不安になってしまうのである。頑張って欲しいものである
な。

・3月8日
 友人から借りていたエクスカイザーのDVDを最初から最後まで一気
に見直してみる。全48話なので、まさに丸一日であるね。
 系列作品であるTFもそうだけど、このアバウトさが許される世界観と
いうか、雰囲気の維持の仕方(キャラや展開、物理法則にいたるまで、
どことなく天然だったり)が心地良い。製作側も天然入っていたとしか思
えない日米協力製作TFとは違い、製作側のサンライズの人たちが試
行錯誤や工夫を凝らしていたりするのも、これはこれで。という感じで
楽しい。
 とりあえず、このスタッフのうち何人かが現在どんな大ヒット番組を担
当しているのかを思い出すと、時間の流れの残酷さを噛み締めたくな
る事請け合いである。

 あと、特典映像に入っている、タカラのプレゼン用映像がなんだかい
い味出ていて良いなあ。思わず、中古屋回って旧トイを集めたくなって
しまったぜ(`・ω・´)ノオカネナイノデムリダケド
 

・3月4日
 ローレライが明日公開の今日この頃。海洋堂のいつもの商売にのせ
られて、私もついついセブンイレブンに足を運んだりしてしまいました
よ。
 
 んで、その便乗で幻冬社の「∀ガンダム」文庫版である「天に繭、地
には果実」も絶版状態から一転、幻冬社文庫の最近の一押し扱いで
再販されてますな。
 これで上巻の富野解説が読めるようになったのはうれしいけど、本
当、幻冬社はリアル鬼ごっこを文庫にして普及させたりとか、私を憤ら
せることが好きな会社ですね。どうせなら、中下巻の巻末についていた
変なたわごとを差し替えてくれれば良かったのに。まあ、無理だろうけ
ど。

     (以前の雑記を読む)

     モドル