安田しん二 私のカメラ

中判カメラ


 私は、カメラなんぞには全然詳しくもなんともないのに、こんなにカメラを増やしてしまいました。どうしましょう。「お前は素人のクセに!」とベテランのカメラ・ファンに怒られちゃいそうですが……。



ARSENAL KIEV 88 TTL

 旧ソ連、今で言うウクライナで作られた、大層な奴です。ウクライナ人の業者から購入したのですが、発送してから2ヶ月を経て、やっと届いたおバカちゃまなのです。フィルムは120ブローニーで、ハッセル・タイプの一眼レフです。凄く重いっす!ちょっとした事で壊れ、そして修復することは日本では無理という、とんでもない奴であります。余りの重さで、覚悟を決めないと、撮る気にはなれない、大親分って感じでしょうか?友達にハッセルブラッドを持ってるヤツがいるのですが、負け惜しみではなく、ハッセルを欲しいとは思わないのです。きっと、ハッセルの方が良いカメラに決まってるのに……。それは、ハッセルではなく、私はこのキエフ88の写りを観て、このカメラが欲しくなったからです。だから、ハッセルで撮った写真を、友達に「見せろ!」とは絶対に言いません。

MC VOLNA-3 1:80mm f=2.8


PENTACON SIX TL

 旧東ドイツの代表的な一眼レフ中判カメラで、120ブローニー・フィルムを使用します。何しろ「デカイ」と言うのがこいつの第一印象なのですが、そのわりには軽いのです。
 私の友達で、やっぱり中判カメラを持っている奴がおりまして、富士山とかの写真を撮って喜んでるのですが、そいつが「なに!?東ドイツの!?そんなのダメだよ!古いし!!」って、共産圏系カメラをバカにしてくれたので、だったら一丁これで黙らせてやろうかと思って買ったのです。カメラとレンズには自信があります!が、し、しかし、腕の方は………ちょっとぉ………。

MC CARL ZEISS JENA BIOMETAR 1:80mm f=2.8


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