安田しん二のスポーツ観戦日記
2002年10月編

私、安田しん二が一スポーツ・ファンとして書く、独り言のコーナーです。
これは私の個人的な意見で、独断と偏見によるものであります。
そこのところをどうか御了承ください。

2002年10月1日火曜日
 日本のプロ野球、この頃の関心は、タイトル争いです……と言うより“タイトル争いのみ”と言った方が良いかもしれません。監督が辞任させられてしまって、監督不在のチームが試合をしてたり、当然優勝もう決ってしまってて、ハッキリ言って消化試合となってます。たとえAクラスを賭けて戦うとか言っても、それ程白熱したものが望めるわけではありません。そう言えば20年程昔、パ・リーグが前期と後期に分けて暫定優勝を決め、プレーオフ形式でリーグ優勝を決めてた時期がありました。あれは何故ダメだったのでしょうか?多分“前期優勝”は“過去の優勝”で、前期優勝自体の鮮度が落ちてしまってた事で、いまいちファンがピンと来なかったのでしょうね。Jリーグとかもそうでしたね。それと、前期優勝したチームはプレーオフ出場権を獲れた事で安心してしまい、後期はいまいち本気になれなかったと言う事も言われてました。これも大きかったと思います。でも、プレーオフ自体は盛り上がってはいました。ですから、前期・後期で優勝を別々に出す方法ではなく、もっと別の方法でプレーオフをしたらどうでしょうか?

そこで、安田しん二が考えた夢、新ペナント・レース、プレイ・オフの方式です!

 先ず、普通にペナント・レースをリーグ戦で従来通り行って、1位から6位までの順位を決めます。ここで最下位になってしまったチームにはプレーオフ出場権を与えません。リーグ戦5位のチームは、リーグ戦4位のチームと5位決定戦を行います。試合は2試合。但し、4位のチームは1勝すれば3位決定戦へ出場出来ます。つまり、下位チームは、「常に1試合分の勝ち星を、始めから相手に与える」と言うハンデを背負うわけです。ですから、5位のチームは2勝しなければゲーム・オーヴァーです(つまり1敗も出来ません)。ホームは当然2試合ともリーグ戦4位のチーム、これをダブル・ヘッダーで1日で行います(当然、4位のチームが1勝した場合、ダブル・ヘッダーにはなりません)。
 次は、その勝ち上がってきたチームとリーグ戦3位のチームが、5位決定戦の翌日から、同じ方式でゲームをダブル・ヘッダーで行います。つまりもし5位のチームが上位進出する場合、2日間で4ゲーム、それも全てアウェイで行わなくてはなりません。
 リーグ戦2位のチームと勝ち上がってきたチームは、その翌日から3日間で4試合行います。当然、2位チームが2勝すれば優勝決定戦へ。下位からはい上がってきたチームは3勝しなければ優勝決定戦へは行けません(つまり、1敗は出来る)。ダブル・ヘッダーは3日目です。優勝決定戦に進出するチームを決めるまでの日程は5日間です。予備日は2日空け、いよいよリーグ優勝決定戦を行います。
 優勝決定戦は4日間で4試合、ホームは勿論全試合とも1位のチームです。1位のチームが2勝するか、勝ち上がって来たチームが3勝するかで優勝が決ります。
 この様に、上位のチームは1勝分の勝ち星とホーム権を貰い、圧倒的に有利にプレーオフは行われます。それから、順位のゲーム差ってありますよね、それもハンデに加えるとしたらどうでしょうか。最初の試合のみ、もしも1ゲーム差以上のゲーム差があった場合、初回にゲーム差0.5に付き1点貰えると言うのだとどうでしょうか?例えば、5位と4位のゲーム差が1.5だった場合、4位のチームは初回に無条件で1点貰って試合をする。そこで、5位のチームが勝ってしまった場合、3位のチームとあたる時には、4位と3位のチームのゲーム差でハンデを与えると言う具合に……。こうすれば、絶対に消化試合は無くなります。なんなら、6位のチームから始めても良いんですが、あまり1位のチームの試合間隔を長くはしたくないですからね。かえって上位チームが不利になってしまいますから。
 こうすれば、消化試合もなくなりますし、自力優勝の望みはどのチームにも残されます。まして、今年のジャイアンツの様に、M1で自チームはサヨナラ負けを喫したのに、胴上げをすると言う事は起こらなくなるわけです。
 その後はいよいよ日本シリーズですが、ホーム&アウエイ権は、その年のオールスター戦で勝った方のリーグが、7試合中4試合のホーム権を獲れると言うのはどうでしょうか。

 とまあ、こんな感じの事を馬鹿みたいに考えてしまいましたが、いずれにせよ、消化試合をなるべく無くせるように、プロ野球は考えなくてはいけないと思います。いつまでも、何十年の前の方式でペナント・レースをやっててもいけないのではないでしょうか。

2002年10月2日水曜日
 ダラス・マーヴェリックスのフリー・エージェント情報ですが、どうやらジィジィ・ワン(センター)はロサンゼルス・クリッパーズとサインをしようとしてて、マーヴェリックスは、ミルウォーキー・バックスのガード、マイケル・レッドとサインをしようとしてる様です。つまり、2人とも限定付きのフリー・エージェント選手なので、どうやら元のチームは移籍を阻止する事が出来る様です(よく分かりませんが……)。
 マイケル・レッドは、ワンとはポジションこそ違いますが、遥かに期待出来る選手だと思います。198cm、99.8kgのマイケル・レッドは、2年前にドラフト2巡目指名でオハイオ州立大出身からミルウォーキー・バックス入りしました。今年2月のヒューストン・ロケッツ戦で、1クォーターに驚異の8本の3ポイントを成功させたNBA記録を保持してます。2年目の昨シーズンの成績は、67試合出場の内スターターでは8試合出場、1試合平均わずか21.1分のプレイで、11.4得点をマークし、3ポイント・シュート成功率も.444としてました。因みにワンは、55試合出場、スターター0、10.9分の平均出場で平均5.6得点、3ポイント・シュート成功率.414と、ポジションこそ違いますが、いずれもレッドの成績には及んでいません。マーヴェリックスには優秀なガードが多いので、レッドの様に、僅か21分位の出場で10ポイント以上挙げてくれるプレイヤーがいると、更に戦力アップになると思います。もし、マイケル・レッドがマーヴェリックスに来たら……あ〜、楽しみだぁ。

2002年10月3日木曜日
 MLBのプレーオフ1回戦の第2戦、『ニューヨーク・ヤンキースvsアナハイム・エンゼルス』ですが、今日はエンゼルスが2点のリードを(6−8)、抑えのエース、トロイ・パーシバルの投入で見事逃げ切りました。このトロイ・パーシバル、名前はトロイですが、球はめっぽう速いのです。100マイル、つまり160kmの速球を投げるんですから凄いです。因みに今日は156kmが最高スピードでしたが……。さて、これで1勝1敗。なか日を開けて、次はアナハイムに場所を移して第3戦が行われます。私はヤンキースが嫌いなので、今回はエンゼルスを応援させて頂きます(あ〜、マリナーズが出てればなぁ〜)。

 ジャイアンツは南投手をはじめ、5人の選手を解雇しました。ン〜、厳しい世界だと思います。若い選手等は他球団のテストを受けたりとかするかもしれませんが、どうなるのでしょうか?1軍で一度も出場せずにプロ生活を終える何て言うのは、あまりにも酷です。しかし、これもプロの世界の現実です。エクスポスの大家投手の様に、アメリカへ渡ってオオバケするって事だってあるかもしれません。諦めずにかんばって欲しいです。諦めたら終りですから……。

2002年10月8日火曜日
 ここのところ話題のスポーツを観る機会を逃してしまってます。K−1や格闘技系の放送も見逃してしまい、ちょっとしまったと言う感じです。そうこうしてるうちに、ジャイアンツ松井の三冠王のタイトルが、打率でドラゴンズの福留に差を開けられてピンチに陥っております。今日はドラゴンズは試合が行われていますが、福留は先発から外れておりますね。これだから消化試合は嫌なんですよぉ。やはり私の考えた『プレーオフ方式』を採用するしかないでしょう(^^)!………なぁ〜んてね。

 MLBも、昨年の決勝チームのヤンキースとダイヤモンドバックス、それに強豪のアスレチックス、ブレーブスなども敗れ、今年のプレーオフはかえって面白くなってますね。ツインズなども、日本人選手はいませんが、“削減対象球団”に指定されてたので、心情的には応援したいですが……。しかし、やはりマリナーズが出てないので、何処を応援するかは今後の成り行きを見てって事になるでしょうね。

 NBAもプレシーズン・マッチが始まりましたが、我がマーヴェリックスは早速サクラメント・キングスに負けてしまいました。詳細は分からないのですが、10点近くの差をつけられてた様です。今年は優勝リング獲得を本気で目指してますので、頑張って欲しいモンです。

2002年10月9日水曜日
 NBA、我がダラス・マーヴェリックスのプレシーズン・マッチは、ホームのダラスでサクラメント・キングスを相手に行われ、105−94で見事キングスを撃破しました!
 マーヴェリックスのスターターは、ガードがスティーヴ・ナッシュとマイケル・フィンリー、フォワードにレイフ・ラフレンツとダーク・ノビツキー、そしてセンターにショーン・ブラッドリーと言うオーダーでした。昨年のブラッドリーは、スターターから外れるゲームが多かったのですが、今年は期待をしても大丈夫でしょうか?私はブラッドリーとニック・ヴァン・エクセルは、今年のマーヴェリックスのトレード要員の目玉だと思ってましたが……(まだ可能性は有りそうです)。しかし、ラフレンツとノビツキーを共にフォワードで使うのであれば、ブラッドリーの存在は重要になりますね。ブラッドリーかエシュマイヤーあたりが、センターのポジションでディフェンス面に力を発揮してくれれば、今年のマーヴェリックスはかなり良いセン行くはずです。今年は優勝を目指す為に戦力アップをはかりたいマーヴェリックスですが、FA戦線ではシアトル・スーパーソニックスのフォワード、ラシャード・ルイスの獲得に土壇場で失敗しておりますから、実は今のところまだ大した戦力アップが出来てません。なにしろ、ルイスに渋られてる間に、他の目ぼしいFAの選手は他のチームに持って行かれてしまってますから……。ですから、今のところ現状の選手に頑張ってもらうしかないのです。特にマーヴェリックスは、ディフェンス面の弱さを指摘されてるチームですので、「身長2m29cmのブラッドリーさん宜しく!」って感じなんですよ。
 そんな風に期待されてるブラッドリーなんですが、今日は22分の出場、15得点、9リバウンドを挙げ、いい活躍をしてました。リーディング・スコアラーはノビツキーで、24分の出場で26得点の7リバウンドを挙げ、続いてフィンリーとラフレンツが19得点ずつを挙げております。ラフレンツは43分も出場し、リバウンドも16得ています。ラフレンツはフォワードの時の方が活躍できるかもしれませんね。
 新加入の選手では、フィラデルフィア・セブンティーシクサーズからやって来た、ラジャ・ベルが23分の出場ながら、2得点、リバウンド、アシスト共に0と言う内容でした。デレク・フッドは2分、アダム・ハリントンも1分と言う短い出場時間で、得点、リバウンド、アシストと共に0でした。また、同じく新加入のポパイ・ジョーンズも出場してませんでした。

 オリックスは9日、契約金0で入団した2年目の庄司大介外野手(28)と1年目の深谷亮司捕手(27)を戦力外通告したと発表したらしいですが(深谷捕手は今後ブルペン捕手に……)、それがもし、「契約金0の選手だから別に損はない。気軽に切れる」と言う考えだとしたら、それはちょっといただけない考え方ではないかと思いますね。入団させるからには、獲る方もプロなのだから、ピック・アップ・ミスのリスクは当然球団も背負うべきだと私は思います。つまり、ちゃんと契約金くらい払ってやって欲しいと言う事です。1〜2年くらいでダメと言われる様な選手かどうかは、球団は入団前に見極められなければいけないです。始めから契約金0の価値しかない選手なのであれば、良い成績を残せるわけが無いし、獲得してはいけません。もし球団が獲得するのなら、彼等も人生のリスクを背負ってプロの世界に入って来るのですから、沢山契約金を払えとは言わなくても、契約金0は幾ら何でも可愛そ過ぎでは?だいたいオリックスは契約金0の選手が多すぎますよね。もし、彼等が良い成績を残した場合は、その分を年俸で埋め合わせてやれるのでしょうか?今年のドラフト後、オリックスはまた契約金0の選手を何人も獲るのでしょうか?

2002年10月10日木曜日
 ジャイアンツ、『東京ドーム』最終戦、松井は4−2、それも2はホームランで、50号達成です!!ホームランは2本とも左方向へ持っていきましたが、特にスワローズの五十嵐投手から打った2本目は圧巻でした。明日の『広島市民球場』での最終戦で、5−4、又は4−4を打ちますと首位打者にもなります。
 ドラゴンズは今日負けて3位が確定しましたが、福留には打席に立たせず、チームの勝ち負けよりも個人の成績を優先させると言う、山田監督の“素晴らしい”采配でしたね(皮肉ですよ、勿論!)。ドラゴンズはあと1試合ありますが、もし明日松井が4安打打ったら、福留を出してくるんでしょうね、やっぱし……。
 防御率争いもドラゴンズの川上が打たれた為、桑田が防御率1位になりました!こちらは、早速おめでとう!!
 そして、武田一浩投手が引退表明しました。長い間、お疲れさまでした。
 今日の締括りのピッチャーは期待の高卒ルーキーの鴨志田でした。セーブも付きましたが、テレビで観てると、グローブの中の球の握りが見えてしまってますヨ。気をつけましょう。

2002年10月11日金曜日
 NBA、今日のマーヴェリックスのプレシーズン・マッチは、地元ダラスのホーム・コート、『オール・アメリカン・エアライン・センター』にデンバー・ナゲッツを招いて行われました。
 結果は91−83で勝ちましたが、今日はセンターのショーン・ブラッドリーと、新加入のラジャ・ベルが頑張ってくれました。2人ともスターターではありませんでしたが、ブラッドリーは22分の出場で6リバウンド、19得点、得意のブロック・ショットも2つ決めてくれました。ベルも23分の出場、14得点、2アシスト、2リバウンドと活躍してくれました。今日は、フィンリーがスターターから外れ、ノビツキーも16分の出場、ニック・ヴァン・エクセルはゲームに出ておりませんので、新戦力や期待の戦力を試した様な試合でしたね。しかし、新戦力のはずのポパイ・ジョーンズは、今日も出場してなかったのは何故なんでしょうか?気になりますね。

 『東京・有明コロシアム』で行われた、『K−1 WORLD MAX』ですが、『アルバート・クラウス(22=オランダ)vs魔裟斗(23=シルバーウルフ)』は5Rフルに戦ってドローでした。この試合はもう少し観てみたかったです。前半はアルバートが後半は魔裟斗が優勢と言う白熱した戦いで、とても面白かったです。
 それから、小比類巻選手は、勝てた試合を取り溢してしまいましたね。残念……。進退を掛けるつもりで挑んだ試合でしたが、これでまさか引退なんて事は無いでしょうね?!是非、次にリベンジして欲しいです。ガンバレ小比類巻!!

 あ〜!ジャイアンツは『広島市民球場』で最終戦に挑みましたが、試合は2−6で勝ったものの、肝心の松井が5−0で有終の美を飾れず……。これで三冠王の望みは断たれました………。でも松井、今シーズンはアッパレですヨ!!!ホームラン50本も打ったんだから!日本シリーズでは大爆発してくれよぉ〜!!!

2002年10月12日土曜日
 NBA、ダラス・マーヴェリックスのプレシーズン・マッチは、ミルウォーキーの『ブラッドリー・センター』でミルウォーキー・バックス相手に行われましたが、今日は84−77と言う低スコアの試合、悲しくも負けてしまいました。
 マーヴェリックスはスティーヴ・ナッシュを休ませ、ニック・バン・エクセルをスターターでポイント・ガードに据えてきましたが、ヴァン・エクセルは27分の出場で14得点(うち3ポイントを5本放ったうちの3本決めてます)、アシストは少なくて3でした。この日はマーヴェリックスで2桁得点したのは、このヴァン・エクセルとダーク・ノビツキーの21得点だけでした。
 マーヴェリックスの今日のスターターは、ニック・バン・エクセルの他、マイケル・フィンリー、ダーク・ノビツキー、レイフ・ラフレンツ、ショーン・ブラッドリーの5人でしたが、ラフレンツ(リバウンドは8)とブラッドリーは今日は元気がありませんでしたね。その他では、ラジャ・ベルが22分の出場で9得点、7リバウンドでまずまずの活躍でした。因みに、ポパイ・ジョーンズは今日もお休みでした。早くポパイ・ジョーンズの活躍を観てみたいです(と言ってもマーヴェリックスの試合をテレビではめったに観れませんが……)。

2002年10月14日月曜日
 MLB、『ジャイアンツvsカージナルス』のプレーオフですが、新庄選手がやっと試合に出ました。2−2同点で迎えた7回表、カージナルスの攻撃の時に守備固めとして、ライトの守備につき、フライを一つ獲りました。7回裏には発兌席が廻ってきましたが、残念ながらショート・ゴロでした。これで、プレーオフには“参加・出場”した事になります。とりあえず、はみ出さずになんだか一安心って感じです。試合の方はジャイアンツが4−3で勝利し、王手をかけています。

 新日本プロレスは、『THE SPIRAL』を『東京ドーム』で行いましたが、『永田裕志vs藤田和之』も注目のカードですが、また別の意味でですが『蝶野正洋vsジョーニー・ローラー』には注目してしまいました。結果は、当然蝶野の勝ち。おまけに“おしりペンペン”もしてしまったとか(^O^)。
 中西を軽く撃破したザップもやっぱり凄い奴です。私はザップとビッグ・バン・ベイダー、またはゴールドバーグとの試合を観てみたいです。

2002年10月14日月曜日
 MLBのプレーオフ、サンフランシスコ・ジャイアンツは劇的なサヨナラでセントルイス・カージナルスを破り、ワールド・シリーズ出場を決めました。そのサヨナラ・ヒットを打ったのは、新庄選手のライバル(?)のロフトン選手。嬉しいのは嬉しいですが、新庄にももっと出番を与えてあげたいです。しかし、ワールド・シリーズでは、ヒーローになる予感がします………、そんな事思ってるのは、私だけでしょうか?

2002年10月15日水曜日
 NBA、ダラス・マーヴェリックスのFA補強情報ですが、ミルウォーキー・バックスのガード、マイケル・レッドとサインをしようとしていましたが、バックスがマーヴェリックスの条件に対抗できる条件を出し、レッドはバックスに残留が決りました。
 マーヴェリックスの今年のFA補強計画は、ラシャード・ルイス(シアトル・スーパー・ソニックス)の獲得失敗から始まって、このマイケル・レッドの獲得失敗と、良いところがありませんでした。今年こそチャンピオン・リングを狙いたいマーヴェリックスですが、いよいよ大きなトレードを行うのでしょうか?とりあえず、ビッグ・フォー(ナッシュ、フィンリー、ノビツキー、ラフレンツ)が今絶頂期に有りますので、ここ数年のウチにチャンピオン・リングをモノにしたいところです。
 しかし、トレードを行うとすれば誰を出すのでしょうか?ニック・ヴァン・エクセルはやはりガードの控えとしてはもったいくらい素晴らしい選手ですので、私個人的には出したく有りませんが、トレードの可能性は0ではないと思います。ショーン・ブラッドリーは2m29cmと大変大きな身体ですが、このプレシーズン・マッチでの様子を観て判断されるかもしれません。それから、NBAの場合、未来のドラフト権もトレードのカードになります。しかしマーヴェリックスの場合、たしかもう既にこのカードをかなり使ってしまってるのではなかったでしょうか?

2002年10月18日金曜日
 実は一昨日のサッカー新生日本代表の試合を見逃し、ラジオの放送で聴いてた私です。放送で聴いていても、日本の黄金のカルテットは面白かったです。まだまだ当然課題はあるのは当たり前ですが、相性も大事ですが、プレイヤーの個々の力量と言うのは、どんなスポーツでも尊重されるべきですよね。相性や戦術は変えることは出来ますが、力量才能は持って生まれたもので、変えられるモンじゃ有りませんものね。ところで、三都主は出ないのでしょうか?どうせなら黄金の“クインテット”にすればいいのに……。ま、ド素人の私が言うと怒られそうですが……。

 NBA、ダラス・マーヴェリックスのプレシーズン・マッチですが、デトロイト・ピストンズ相手に2連敗です。フィンリー、ラフレンツが出場してないとは言え、情けないです。こんな事でチャンピオン・リングは獲れるのでしょうか?それとも、私のあせりすぎでしょうかね?FAではことごとくでかい魚を逃がし、初の中国人NBAプレイヤーのワンも、ロサンゼルス・クリッパーズに獲られてしまいそうです(私は、ワンは出場機会がマーヴェリックスでは少なかったので、クリッパーズにあげても良いと思っていますが、往々にしてそうすると大ブレイクしちゃうんですよね)。ビッグ・フォーとニック・ヴァン・エクセルは良いとして(しかしヴァン・エクセルは今日スターターで出場し1得点しか出来てません。心配です)、後は若手に伸びてもらうしかありませんか?メキシコ人フォワードのエデュアルド・ナヘラ、エイドリアン・グリフィン、イヴァン・エシュマイヤー辺りの選手です。ナヘラやエシュマイヤーに得点をとは思ってませんが、がんがんフィジカルなプレーを期待したいですし、グリフィンには平均2桁得点は狙って欲しいモンです。

2002年10月20日日曜日
 MLB、ワールド・シリーズ開幕戦はサンフランシスコ・ジャイアンツがアナハイム・エンゼルスに3−4で先勝しました。
 ジャイアンツの先発オーダーには、9番DHで新庄の名前もしっかりありました。そして2打席目には、見事センター前にヒットを放ってくれましたが、その時ゲスト解説者のマリナーズの長谷川投手が、「この打席はバットが振れて来ています」と言った矢先のヒットでした。長谷川、流石!

 NBA、ダラス・マーヴェリックスですが、とうとう中国人センター、ジィジィー・ワンがクリッパーズへFA移籍してしまいました。
 それから、ヘッド・コーチのドン・ネルソンと、その息子でアシスタント・コーチのダニー・ネルソンが、ユーゴでドラフト前の選手と接触したとかのペナルティーで、開幕から2試合の出場停止処分を受けてしまいました。これは痛いです。

2002年10月21日月曜日
 
MLBのワールド・シリーズ、今日も凄い試合でした。エンゼルスが11−10でジャイアンツを破りましたが、9回の表2アウト、エンゼルスの抑えのエース、パーシバルから放ったバリー・ボンズのホームランは凄かったです。ボンズ恐るべし。今日の勝ち投手になったエンゼルスのセット・アッパー、フランシスコ・ロドリゲスはポスト・シーズンだけで6勝も挙げています(あれ?5勝だったっけ?)。これは記録かもしれませんよ。
 昨日、今日とエンゼルスの地元、アナハイムの『エジソン・フィールド』でのゲームと言う事でしたが、球場はエンゼルスのカラー、赤一色って感じでしたね。なんだか異様な雰囲気です。
 新庄は今日は出ませんでしたが、守備で言えばロフトンよりか上手いのですがね……。
 それから今日は初回、“大リーグ・ボール1号”も観る事が出来ました。珍しいです。

2002年10月23日水曜日
 NBA、ダラス・マーヴェリックスは数日前、FAでヒューストン・ロケッツのフォワード兼ガードのウォルト・ウィリアムスを獲得した様です。ウィリアムスはNBAで10年のキャリアを持つベテラン選手で、トータルなキャリアで12.5得点を挙げています。但し、ここ2シーズンは00−01が8.3、01−02が9.4と2桁を割ってますが……。しかし、3ポイント・シュートの成功確率が、0.426でNBA全体で12位と言うところにランキングされており、32歳という高齢ではありますが、期待されるところであります。
 マーヴェリックスの今年のFA補強、獲得出来た選手で実積のある選手では、ポパイ・ジョーンズとこのウィリアムスを補強出来ました。同じくFAで出て行った、ジィジィ・ワン、グレッグ・バックナーと比較しますと、マーヴェリックスの戦力は多少上がった様です。

2002年10月25日金曜日
 MLBワールド・シリーズはジャイアンツが王手を掛けました。次はアナハイムに移って残りの試合を行いますが、6戦目にはエンゼルスが勝ってもらいたいです。そうすれば、7戦フルに戦う事になりますから……。実はここまでジャイアンツを応援してたのですが、ここは俄サンフランシスコ・ジャイアンツ・ファンの身勝手な心理ですね。
 それにしてもアナハイム『エジソン・フィールド』でのエンゼルスの応援は凄いモンがありますよね。6戦目にエンゼルスが勝っちゃった場合、その雰囲気と勢いで、7戦目にジャイアンツが勝利する事は難しくなって来ますよね。

 明日はいよいよ日本シリーズです。私の予想?勿論ジャイアンツが優勝するに決ってるでしょうが!希望は4勝3敗が面白いけど、実際はどうでしょうかね?全体の行方は1戦目に掛ってますよね。
 その1戦目、ジャイアンツは上原、ライオンズは松阪が先発ピッチャーです。ジャイアンツの予想先発ピッチャーは、2戦目が桑田、3戦目が工藤、4戦目が高橋。ここまでで勝ち越してる様だと、5戦目が入来かなぁ?それとも上原に戻るのかなぁ?
 先発オーダーは、1番レフト清水、2番ショート二岡、3番ライト高橋、4番センター松井、5番ファースト清原、6番キャッチャー阿部、7番サード江藤、8番セカンド仁志、9番ピッチャー上原………ってところだと思います。でも、個人的には、3番の高橋と6番の阿部を入れ替えても厚みは出ると思います。それは「どっちの方がよく打つから」と言ったものではなく、繋がりで考えてね。
 『西武ドーム』ではDH制がとられるから、9番が元木か斎藤ですかね?で、元木にサード江藤がファースト、足の調子が良くない清原がDH。斎藤の場合、そのまま斎藤がDHでもいいけど、やはり清原の状態如何では斎藤がファーストでしょうか?でも、相手の弱みをどんどん突いてくる伊原野球では、ファーストにバント処理をさせて混乱戦法なんて事もあるかもね。ま、でも守る方もプロなんだから……。

2002年10月28日月曜日
 ここのところ、ちょっとアップが遅れておりました。スイマセン。

 さて、日本シリーズも2戦が終り、ワールド・シリーズもエンゼルスの初制覇。新庄はいいところで代打で出ましたが、流石にエンゼルスの守護神、パーシバルの前には歯が立たなかったですが、それでも日本人として初めてワールド・シリーズのグランドに立てたと言うのは凄い事であって、充分称賛に値しますね。
 今回のワールド・シリーズ、勢いも俄然エンゼルスにありましたね。ジャイアンツは敗れましたが、日本のジャイアンツは幸先の良いスタートを切った様です。

 日本シリーズの方は、1戦目は実はライヴで観る事が出来ず、ビデオに録って翌日の朝それを観て応援してました。勿論、結果は知らないままでです。
 2戦目は勿論ライヴで観れましたよ。ですから、私の場合、1日に2試合、ダブル・ヘッダーで観てしまったのでした。これはこれで、とても濃縮されてて濃かったです。

 ジャイアンツが開幕2連勝したわけですが、これが実に30年振りの事だったらしいですね。私は第1戦を観て、先頭打者の松井稼頭央に初球をいきなりヒットされた辺り、過去のライオンズとの日本シリーズの痛い経験が、トラウマになって出て来てしまいました。きっと、ライオンズの伊原監督もそう思ったのではないでしょうか?ですから、2番小関がバントで送り、心情的な面でもジャイアンツが一番嫌がる先取点を挙げてプレッシャーを掛け、更に奇襲戦法により点差を開かせ、ジャイアンツを戦意喪失させるつもりだったはずだったのではないでしょうか。あの過去にあった、“クロマティーの緩慢な返球を突いてのホームイン”、“デストラーデのホームラン”、“秋山のバック転ホームイン”等、思い出すところが多かったです。ところが、その送りバントを阿部が上手く処理して2塁で刺し、3番宮地は三振、4番カブレラは歩かせられ、5番の和田が1・2塁間を抜くタイムリー………となるはずが、そこにジャイアンツの2塁手仁志がいて、チャンスを逃しました。2回は先頭バッターの平尾が2塁打を打つも、続くピッチャーの松阪にバントをさせずに打たせ、一瞬ジャイアンツ・ナインは「何をしてくるか分からない、恐るべしライオンズ」と思ったかもしれません。しかし、それも成功しなければ元も子もなく、よくよく考えてみればジャイアンツとって、とてもゴッツァンなライオンズのミスになってしまったのです。
 第2戦目も同じ感じでした。初回のライオンズの攻撃、2死満塁のチャンス、桑田が2塁に牽制球。これを仁志が落としたスキに小関がホームに返って来ようとしました。しかし、阿部の好ブロックもあってタッチ・アウト!!初回の大事なチャンスをみすみす逃してしまった格好となってしまいました。その後のライオンズは奇襲らしい奇襲もなく、大人しくしてました。なんだか意気消沈してしまったのはライオンズの方だったのかもしれません。
 ライオンズのピッチャーでは左の三井がこの2戦とも良い働きをしたと思います。今のところ、ジャイアンツのバッターは打ちはぐんでおります。しかし、ライオンズはあまり使いすぎますと、肝心なところでジャイアンツのバッターが慣れてしまってて、逆にガツンとやられてしまうかもしれませんね。それから、伊原監督はジャイアンツの選手を1987年や1990年当時のチームと思ってはいけません。ちょっとした奇襲で、やっつけられるチームじゃありませんよ。なにしろ、ジャイアンツのバッターは4〜5点くらいは取れて当たり前と思ってるんですから……。攻め方にしても、ジャイアンツの選手は日頃かなりきつく攻められてます。ちょっとでも甘く攻めたり、バレバレに攻めたりしますと逆にやられてしまいます。奇襲もいいですが、決して策に溺れない様、どしっと構えてライオンズらしい野球をしなければ、今のジャイアンツには勝てません。監督が野球をするのではく、まずは選手にその力を出させる様にすればライオンズにも勝機はあると私はそう思いますが……。

 …………生意気な私の、日本シリーズの1・2戦の感想でした。

2002年10月29日火曜日
 マリナーズのピネラ監督がデビル・レイズの監督に決定した様です。マリナーズは監督を失う際の補償条件をデビル・レイズに提示させ、これが合致した場合だけ交渉を認めたのですが、デビル・レイズの補償は主軸のランディ・ウィン外野手だったことが明らかになりました。ウィン選手は今季、打率2割9分8厘、14本塁打、75打点をマークし、オール・スター戦にも出場したデビル・レイズの中心選手です。マリナーズはピネラは失ったものの、ウィンと言う待望の外野手を獲る事が出来、私としては来シーズンもまた楽しみが増えました。でも、出来れば松井を獲得して貰いたいのですが、やはりヤンキースなんでしょうか?ところで、ピネラの後釜は誰になるのでしょう?バレンタイン(元メッツ)だったら良いのになぁ。

 『西武ライオンズvs読売ジャイアンツ』の日本シリーズ、場所をライオンズの本拠地、『西武ドーム』に移しての第3戦目は、ジャイアンツがライオンズの強心臓の右腕、台湾のエースでもある張(チャン)を打てるかどうかが鍵とされてきました。大方の予想では、「張のチェンジアップをジャイアンツは打てないのでは?」とされてましたが、さてどうなる事でしょうか?私もやはり、「今日は打てないかも」なんて思ってました。
 「僕には心臓が2つある!」と強気の発言をしているライオンズの張は、勿論シリーズ初登板。対するジャイアンツのベテラン左腕の工藤はなんとシリーズ14回目の登板です。しかし工藤は、毎度立ち上がりが悪いので、3回くらいまでは安心して観てられません。それを乗り越せば、あとはスイスイと行くタイプですので、なんとか初回をビッグ・イニンングにされない様祈るのみです。
 予想通り、1回表のジャイアンツは張の前に手も足も出ず、三者凡退です。張の「2つの心臓」を打ち崩すのは難しそうです。対するライオンズは、先頭バッターの松井稼頭央がレフト前にヒット。続く2番小関はバントの構えも、なかなかバント出来ず、2−1と追い込まれました。ここでヒッティングに切り替えると、工藤の4球目をピッチャー強襲の内野安打にしました。ノーアウト1・2塁で打席は今日から3番に入ってる犬伏です。ここでバントですと、1塁が空いて、続くカブレラを歩かされるのがオチです。でも、ヒッティングでもゲッツーが怖いです。するとやっぱりヒッティング。サード・ゴロ、しかし、小関が2塁に鋭いスライディングをみせてゲッツーを防ぎます。江藤の送球もイマイチ遅かったと思いましたが、ランナーと交錯するもセカンド仁志がよく獲ったって感じです。ランナーは1アウト1・3塁でチャンスは続きます。バッターは怖い怖いカブレラです。工藤は初球カブレラに対し不用意な球を投げ、これをカブレラにレフト線へタイムリー2塁打を打たれました。ライオンズは先制の1点を挙げ、更に1アウト2・3塁でチャンスは続きます。しかし、続くバッターは今シリーズまだ1本もヒットを打ってない、絶不調の和田ベンちゃん。ジャイアンツはカブレラを抑える事より、この不調の和田をいつまでも眠らせておくと言う事に重点を置いている様です。ですから、ここは1塁が空いていますがあえて勝負します。ここまでの2戦でライオンズとジャイアンツの決定的な違いは、不調のバッターに対しての対応だとも思います。ジャイアンツは今のところ江藤が当たってませんが、ライオンズは江藤に対してはそれほど厳しくは攻めてません。対するジャイアンツは徹底的に和田には打たせないと言う姿勢を崩しません。また、カブレラが当たってる分、和田でチャンスが切れるのは目立ちます。ジャイアンツとしては、ここぞと目を付けてる様です。カウント2−2から和田も必至にファールで粘りますが、やはり空振り三振。続く6番佐藤友もショート・ゴロでチェンジ。ライオンズは「1点先制した」と言うよりも、「このチャンスに1点しか取れなかった」と言うマイナスのイメージが残った感じがしました。
 2回表、先頭の松井は張に空振り三振に切って獲られました。ここでバッテリーは次も同じ攻め方をしない事です。調子に乗って攻めると返り討ちにするところが松井の凄いところですから。ですから、更にどんどん新しい攻め方で松井を抑えるしかないのです。
 続く清原ですが、0−3となったところで清原を歩かせたくないと言う事で勝負に行きました。それは清原も歩きたくないのです。何故なら、足の調子が悪いので、1塁に歩かされてもその後走れないので、清原は最終打席以外は一発狙いのつもりで打席に立っているのです。ですから、攻め方としては、ボールになっても良いつもりで、際どいところを振らせるのが効果的だと思います。しかし、張はここで、ど真ん中へ投げてしまい、清原の思惑通り、ホームランを打たれてしまうのでした。ライオンズがあれだけのチャンスで1点しか取れなかったのに対し、ジャイアンツは清原の一振りで1点を挙げてしまったのです。こうなると益々、勢いはジャイアンツに傾いてしまいます。
 3回表には、ここまでヒット0の江藤にもショート強襲の2塁打を打たれてしまいました。これでジャイアンツのバッターは一通りヒットを打った事になり、とてもスッキリしたのではないでしょうか。続く仁志はきっちり送り、1番に返って清水がセンター前にタイムリーです。二岡、松井とヒットが出て、ドンドン突き放しに掛ってます。
 そして4回表、張に代わった三井が二岡に満塁ホームランを打たれ、これでもう万事休すと言った感じになってしまいました。私は三井はここまで素晴らしい投球をしてたと思いましたが、ジャイアンツのバッターは慣れてくるとガツンと打ってしまいます。ですから、三井は同じ攻め方をしていると、いずれはやられてしまうのが目に見えてました。特に何故あそこでスライダーで勝負にいったのでしょうか?内角低めにスライダーのつもりが真ん中に入ってしまったから言うわけではありませんが、もしセ・リーグのバッテリーだったら、左投手の三井の様なピッチャーなら、あそこは内角高めにズバッとストレートだった様に思えます。ま、結果論ですね、私のは……。……ン!?いつの間にかライオンズ・ファンの立場で試合を観てるぞ!
 ジャイアンツはこれで3連勝、王手です。ここまで行ったら、何年か前の4連敗の借りを返す意味でも、スイープを狙って欲しいです。4戦目の先発、高橋尚なら完封もありえますよ。彼のスクリューは初対決の右バッターにはかなり有効です。ライオンズは和田を下げて、5番にマクレーン辺りを持ってきた方が良いと思います。それから、高橋尚は左ピッチャーでも、右バッターばかりを並べるのではなく、調子が良いバッターをたとえ左でも先発オーダーに入れておくべきです。……ン!?またライオンズ・ファンの立場で観てしまってる!

2002年10月30日水曜日
 やりましたよ!ジャイアンツ日本一!!
 ジャイアンツはライオンズを4連勝スイープで破りました。
 しかしこの4試合を観て、あらためてジャイアンツは強いと感じましたよ。シリーズは1・2番バッターが鍵とよく言われてますが、清水と二岡があれだけの活躍をしてくれたら、もう文句のつけようがありません。対するライオンズの方は、力を出し切る事無く終ってしまった感じがします。ジャイアンツは、何処が下位打線か分からない切れ目のない強力打線と、安定した投手陣も良いのですが、それよりもミスをしない緻密さがありました。
 昨日は斎藤が見事ホームランを打ちましたが、ジャイアンツの選手の凄さは、ピッチャーの失投や甘い球を絶対に見逃さないところにあります。ですから、いかに力のあるピッチャーでも、一瞬でも気を抜いたらガツンと行かれてしまうのであります。DH制のお陰でスタメンだった斎藤(ファーストです)も、3戦目に比べ気負いが無く、素晴らしい活躍でした。その辺の層の厚さもジャイアンツの凄さを物語ってます。
 ジャイアンツの圧倒的な強さのお陰で、第7戦までたっぷりとシリーズを楽しめずに終ってしまったけど、これで1990年の借りを返し、胸の内に突っ掛かってたモノが取れた気がします。さあ、次は松井のFAの動向に注目です!

2002年10月31日木曜日
 日本シリーズが終った翌日からNBAのレギュラー・シーズンの始まりです。実際にはもう昨日始まってましたが、私の応援するマーヴェリックスのレギュラー・シーズンは今日からです。
 さて、そのマーヴェリックスはグリズリーズと対戦ですが、見事119−108で勝利しました。先発メンバーは、スティーヴ・ナッシュ、マイケル・フィンリー、ダーク・ノビツキー、エデュアルド・ナヘラ、レイフ・ラフレンツで、皆2桁得点を挙げてます。中でもスティーヴ・ナッシュはアシストも2桁でダブル・ダブル、ダーク・ノビツキーとエデュアルド・ナヘラも2桁リバウンドを挙げてダブル・ダブルです。6thメンのニック・ヴァン・エクセルも2桁得点で、マーヴェリックスとしてはとても幸先の良いスタートが切れました。これで、守りの要として期待してるポパイ・ジョーンズが怪我から復帰すれば、かなり期待できるシーズンを送れそうです。


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