安田しん二のスポーツ観戦日記
2003年9月編

私、安田しん二が一スポーツ・ファンとして書く、独り言のコーナーです。
これは私の個人的な意見で、独断と偏見によるものであります。
そこのところをどうか御了承ください。

2003年9月6日土曜日
 マーヴェリックスは、ジョン・ステファンソンと言うアイスランドの選手と契約した様です。ポジションはガード、身長196cm、体重92kgと言う体格、1982年生まれの現在20歳と言う若い選手です。彼はアイスランドのナショナル・チームのメンバーで、昨年はアイスランドのプレイヤーズ・オブ・イヤーとなりました。また、ドイツのリーグで2年間活躍し、平均13ポイント、2.7アシスト、2.8リバウンドと言う成績を挙げました。ドラフトで指名されなかった事や、この数字の成績だけを見るところ、さして凄い選手ではなさそうですが、きっと将来性を見据えての獲得だと思います。そうなると田臥勇太選手の獲得の可能性は無くなってしまったかもしれませんね。だとしたら残念…。マーヴェリックスは国際色豊かな選手層、きっと日本人を獲ってくれると思ったのですが、アイスランドの選手とは……。因みにマーヴェリックスの外国人選手は、ダーク・ノビツキー(ドイツ)、スティーヴ・ナッシュ(カナダ)、エデュアルド・ナヘラ(メキシコ)、タリーク・アブドル・ワハド(フランス)、ジリ・ウェルシュ(チェコ)、そしてこのジョン・ステファンソン(アイスランド)と言う事になります。
 尚、ラジャ・ベルとウォルト・ウィリアムスの残りのFA選手との再契約はまだの様です。果して再契約するのでしょうか?この時季に新人のガードを獲得したと言う事は、契約しないのかもしれませんね。

 日本人メジャー選手、松井秀喜とイチロー、彼等は現在絶不調です。イチローは昨年もこの時季スランプに陥りました。そして、それと同時にチームも調子を落として行ったのです。松井秀喜は疲れが出て来てるのでしょうか?やはり、アメリカ大陸を行ったり来たりで時差ボケの連続、慣れない1年目はそうとう辛いと思います。

2003年9月7日日曜日
 マーヴェリックスから、先日の大トレードでゴールデンステイト・ウォリアーズに移籍した、フランス人ガードのアントワン・リゴドー選手が早くもチームに解雇された様です。まだシーズンは始まってないのに、とても気の毒だと言うのと同時に、NBAの厳しい一面を見てしまいました。
 アントワン・リゴドーは、昨シーズン途中からマーヴェリックスに入りましたが、慣れなかったのもあってか、ゲームに出ていてもほとんど活躍出来ないでいました(シュートをいくら打っても入らない、と言う印象が強かったです)。ウォリアーズはそんなアントワン・リゴドーは使えないと判断してしまったのでしょう。同じく、逆にウォリアーズからマーヴェリックスに来たクリス・ミルズは、早くもトレード要因とされてます。トレード先が見つからなかった場合、アントワン・リゴドーと同じ運命をたどる可能性は有ります。

2003年9月23日火曜日
 ここのところ、マーヴェリックスの選手補強の動きは落ち着いています。ラジャ・ベルとの再契約の話し合いが今週あるかもしれませんが、残留を希望してるラジャ・ベルとは対照的に、マーヴェリックス・サイドは再契約に慎重な様です。どうやら今季補強した、若手のジョシュ・ハワード、マーキス・ダニエルズ、ジリ・ウェルシュ、ジョン・ステファンソンと言う4選手で、ラジャ・ベルの穴を充分埋められると判断してる様です。ラジャ・ベルは、昨年フィラデルフィア・セブンティーシクサーズから移って来たディフェンシヴなガードで、昨シーズンは何試合かでスターターも務めました。しかし、得点力と言う点ではかなり弱く、超攻撃型を目指すマーヴェリックスにはちょっと地味なのかもしれません。
 マーヴェリックスの戦力補強の残る課題は、ゴールデンステイト・ウォリアーズから獲得したばかりのクリス・ミルズをトレード要因にし、センターかパワー・フォワードを獲る事でしょう。センターは、ゴールデンステイト・ウォリアーズにトレードされたイヴァン・エシュマイヤーの代りの第3のセンターです。FAでは、まだマイアミ・ヒートのセンター、ウラジミール・ステパニアが残ってます。グルジア共和国出身のウラジミール・ステパニアは2m16cmと言う長身選手で、リバウンド(特にオフェンス・リバウンド)を沢山獲れる選手です。昨シーズンは79試合(スターターで6試合)、平均出場20.2分、オフェンス・リバウンド2.7、ディフェンス・ルバウンド4.3、トータル・リバウンド7.0、ブロックショット0.51、平均得点5.6と言う数字を残しています。たった20分位の出場で、7つもリバウンドを挙げると言うのは大したものです。ただ、マーヴェリックスにはもうサラリー・キャップの空きがないでしょうから、彼を獲るにはサイン&トレードと言う方法になるでしょうね。

 今日はヤンキースの地区優勝が足踏みしてしまいました。M1のまま、明日以降に持ち越しです。

 マリナーズの方は、今日はジェイミー・モイヤーが20勝目を挙げ勝利したのですが、自力優勝が無い為、首位を走るアスレチックスに負けて貰わなければいけません。そのアスレチックスは勝利してしまったので、M2です。奇跡を信じましょう。

2003年9月24日水曜日
 ヤンキースがアメリカン・リーグ・東地区優勝しました!!マリナーズはサヨナラ負けで、地区優勝、ワイルド・カード共にもうダメかも……。
 松井秀喜には、これからプレーオフにワールド・シリーズと先はまだ長いですが、是非頑張ってもらいましょう。バッティングの調子も悪くないので大活躍してくれそうですね。

 マーヴェリックスのFA選手のラジャ・ベルは、どうやらユタ・ジャズと契約しそうです。これで、マーヴェリックスに残る未契約のFA選手は、ウォルト・ウィリアムス1人です。果して、マーヴェリックスはウォルト・ウィリアムスとは契約するのでしょうか?私は再契約の可能性は低いと思いますが、彼のプレーオフでの活躍を見る限り、ウォルト・ウィリアムスの損失は勿体ないとも思います。

2003年9月27日土曜日
 これはビッグ・ニュース!!デンバー・ナゲッツが田臥勇太とサインしました!!!田臥勇太は、キャンプで12人のロースターに残る必要がありますが、そうすれば日本人として初のNBAプレイヤーが誕生した事になります!

 ジャイアンツですが、原監督の辞任劇、原さんには同情します…。フロントがあれじゃぁ……って感じでしょうが、でも、、もうちょっと辛抱して欲しかったと言うのも本音では有ります。
 後任は堀内さん。多分、投手陣に比重を置いた野球をされると思います。考えてみれば、今年のジャイアンツのピッチャー、特に中継ぎ・抑えと言ったところはひどかったです。ここをきっちり出来るチームはやっぱり強いです。来季は堀内さんに、ジャイアンツ投手王国を築いて貰える事を期待しましょう。


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