(A) 1月の精巣。精巣の頭尾軸に沿って、束状の精子で一杯になった精巣小葉が集積管の周りに並んでおり、輸出小管の近くにある未熟小葉には第一次精原細胞が観察される。
(B) 3月の精巣で、活発な繁殖行動を示す典型的水生型の雄のもの。精巣小葉内(やや白いところ)には、殆ど精子がない。
(C) 7月の精巣。精母細胞で満たされ高く広がった成熟小葉と、輸出小管の近くの第一次精原細胞を持つ未熟小葉が、精巣全体に渡って並んでいる。
精巣小葉内に、たまに精巣卵が出現する(精巣卵)。