Vueの擬似環境光



Vueに外部からのオブジェクト(特に人物、生物)を読み込んで絵を作る時に、
なんかのっぺりしている、と感じた事は有りませんか?
Vueはデフォルトの太陽だけではちょっと環境光表現が弱いのです。



Vueで
銀河の海
Vueの
擬似環境光
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さて、下の絵を比較して下さい。
右側がVueのデフォルトの太陽光のみでのレンダリングで、左がこれからご説明する「擬似環境光」を使用した場合の絵です。

立体感と言うか、お肌のメリハリと言うか、やはり左の方が良いですよね?

−−− 使用データ −−−
キャラクタ:TEPPANさん作
服:BATさん作
髪の毛:DAZのテレサヘアー

−−−−−−−−−−−−


上の絵の「擬似環境光使用」のような仕上がりにするための一番の近道は、左図
オブジェクトの近くの位置に、「太陽と同じ向きから」「影無し設定の」「ライト」を置くとこんな感じになります。

これだけでも結構メリハリが効くのですが、お肌の質感の向上の為には、もう一手間かけたほうが良いでしょう。

そこで、左図のオブジェクトをドーム状に取り巻くように多数のライトを配置します。

この時ライトを、ある程度グループ分けしておくと、あとで一括して設定し易いです。


この多数のライトは、基本的には天空光の色の明度を落とした色で、かなり弱い光量に設定します。
各々のライトは「影を落とさない」設定にしておきます。

影は、太陽か、専用のスポットライト(左図なら)に任せておく事とします。

このような設定をした半球のドームの中心部に、主題となるオブジェクトを配置して、色々と設定するのです。

下に、夜の景観を作る事を想定して事例をあげます。

@ デフォルトの大気設定のままのレンダリング


A 半球状のライト郡を設定した場合のレンダ


B 更に、人物の近くにライトを配置した場合



C 半球状のライト郡の一部の色を
変更した場合のレンダ



だらだらと文章で書くよりも、私が良く使う手法をVueで見ていただくほうが早いと思いますので、

擬似環境光セットVueファイル
19K Zip

よろしかったら使ってみて下さい。

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