作成:2015/1
関東大震災の跡と痕を訪ねて
番号 : 藤沢市 FS-03
写真1 御岳神社本殿
祭神は日本武尊
写真2
正面が大震災記念碑で、左の石碑は上水道敷設記念碑
写真3 大震災記念碑
写真4 右から読んで大震災記念と篆書で書かれた題字(篆額)
撮影:2015/1
当地は震災当時は高座郡小出(こいで)村大字遠藤でした。1955年(昭和30年)に藤沢市に編入。
石碑によると遠藤地区では4名の死者を出したとありますが、小出村全体の死者は7名*でした。
震災記念碑には当地区の被害状況、翌年の余震による挫折を経て3周年でようやく復興の堵に就いたこと、これを永遠に伝えたいとしてこの碑を建立したことなどが刻まれています。
*死者数 諸井孝文,武村雅之 関東地震(1923年9月1日)による被害要因別死者数の推定 日本地震工学会論文集 第4巻 第4号 2004の付表より