道の駅道志から菰釣山  2007年1月30日 快晴。 単独。

菰釣避難小屋が建て直しされ、6年12月12日から供用とか、1月半以上も経つのに誰も
報告してくれない。仕方が無い。自分で見てくる。

と急に思い立ったので、一番安直なルート、道の駅道志からの往復山行。

道の駅の出口から左に橋を渡り、次の小沢にかかる橋を渡って直進次の橋を渡って左折。このあたり、
鳥ノ胸の標識はあるが菰釣の標識はないので、NATURALなんとかコーヒーの標識を追うと良い。

歩き出して数分の所から右手に御正体山と富士が見える所があった。いい村だな〜。


20分ほどで左;城ヶ尾峠方面と直進;菰釣方面への分岐。直進をすすむ。
道の右側には右;高指山への標識もある。これを辿ってブナノ丸への稜線も良さそう。

道の駅から30分ほどで民家が終わり、あとは淡々と、車のわだちの跡の付いた西沢林道を行く。


約1時間歩いた所で、林道のT字路分岐があり直進の大西沢方面は通行止め。


左折のブナ沢沿いの林道にも 簡易ゲート(鎖)が設けられている。
下げ札では作業道だとかいうが、この先崩落箇所があるのだ。 こちらの鎖を跨いで南に進む。


10分ほど歩くと左折して、林道上を横切って沢の水が流れているのを股ぎ、ゲート鎖の先右側が登山口だ。
西沢林道終点の標柱があるが、林道はずっと先まで殆ど水平に山を巻いて東沢の水晶橋まで続いている。

登山口の階段下、右手にパイプから水が流れている。飛沫は凍っている。これが水場なのだ。


登山道は高捲いて、ゲート鎖の手前で渡った沢の少し上流に導く。
沢を数度渡り返すが、ブナ沢沿いに上がって行く。岩ゴロが雪に隠れて歩き易い。

上の方は急登になるので早めにアイゼンを装着。 ずるしてズルッとした跡が幾つも有る。


ブナ沢乗越の東側;中ノ丸方面は踏み跡が薄い。


似たようなものだが、こちらが菰釣に向かう側;踏み跡が濃い。


ブナ沢乗越から8分で小屋が見えた。これが2006年末に建て直しされた菰釣避難小屋だ。


まだ木の香がする。
ノートにはトイレが欲しいなどと書かれていたが、これはちょっと無理のようだ。


利用者はノートに記入する事。火気使用禁止。


2枚の釣り引戸が、えらく建て付けが良くスムースに動くのが気に入った。


避雷針装置もあった。
2箇所有る雨水受けはちょっと利用できるのかな。水面は凍っていた。


ノートをめくってみると、新築後の宿泊者はまだ2名位のようだ。 
縦走は3組だけ、殆どが道の駅からの往復と書いてあった。

小屋から30分丁度で菰釣山頂だ。


いや〜、よく見る風景だ。

山頂から西の山伏峠方面は雪の上に全く踏み跡が無い。ここ暫く縦走者はいないのだ。

山頂から南の笹薮の中の道を15分ほど降ると三等三角点があった。
その先大栂方面に下る道は、いづれ通る予定なので、今日はここから引き返す。


全く誰にも会わない山だった。
良い山なのに交通不便だからあまり登られていないのだ。

道の駅道志6:20→7:35西沢林道終点7:40→8:30ブナ沢乗越→8:38菰釣避難小屋9:00→9:30菰釣山9:50→10:05三角点→10:22菰釣山頂10:25→10:45避難小屋11:15→13:00道の駅道志

今日の歩数 20400歩   朝方の道の駅の気温は−2℃。山中では-3℃程度だった。

追記;
浅瀬-地蔵平-信玄平-城ヶ尾山-菰釣から南の大栂・織戸峠・椿丸に下ったのは、こちら

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