地図にルートの無い道。危険、迷い易い所があります。初心者のみでは無理です。
地形図・コンパスと標高計が必携です。
新宿6:01発の急行。7：17新松田で降り、7：23松田から御殿場線で谷峨で降りると
新松田7：15発の西丹沢行きのバスに乗れる。
浅瀬入口から1時間歩いて浅瀬には9時頃着だから、山北で下りてタクシーで浅瀬に。
これだと1時間早く歩きだせる。 5300円。
浅瀬8：02→9:58地蔵平9:24→11:55信玄平12:15→13:05城ヶ尾山→13:48中ノ丸
→14:39菰釣避難小屋（泊）
菰釣山7：20→8:10大栂8:25→10:00織戸峠10:32→椿丸11:10→12:00山神峠
→12:20水ノ木林道→13:38浅瀬13:48→14:32浅瀬入口→丹沢湖15:01⇒谷峨
地蔵平
上の写真の小さな柱の所にある小道に入って行く。
小さな沢を渡渉。
直ぐにまた、もっと小さな沢を渡渉する。
ここで２Lを汲んだので水は合計５．５L。 ザックの重量１７．５ｋになった。
近い内に２泊のテント山行を予定しているので、予行演習を兼ねてだ。
山道になって数分後に、苔むした丸太橋。靴跡が付いていないから最近通った人は無いのか？
左の斜面に薄い踏み後があるのは高捲いているのかも知れないが、もう少し
手前から斜面を直登して尾根を目指す踏み跡が幾つかあったので、少し戻って
急な斜面を藪漕ぎ直登。
30分で尾根の上に乗ったが、１５ｍほど北で明瞭な道が下っている。
信玄平は・972を中心に幅広い尾根が長さ５００ｍ以上は続く平坦な所なので、
確かに軍勢を留めることが 可能な広さだ。
標識はその先端の分岐の所にあり、そこの写真のせいで狭い所だと誤解していた。
左；城ヶ尾山と右；城ヶ尾峠の分岐があった。
分岐から右にすすんでみると、数分で赤テープの先は踏み跡が全く無い。
崖には落ち葉が積もり、獣の歩いた跡さえないから完全に崩落しているのだろう。
此処までの踏み跡は、その様子を確認したら戻っている人達のものなのだ。
少し戻って、左の斜面に取り付いて尾根伝いに城ヶ尾山を目指す。 最初は植林の急登。
藪が始まって直ぐに右に道が分れるので、峠への巻き道かと思われたが、もしそうなら標識が欲しいね。
尾根を直進 して背丈を越える蜜藪に突入。
藪漕ぎ15分程度で稜線の道に飛び出す。
左に３０ｍほどで城ヶ尾山だった。菰釣山3.5ｋｍとある。
菰釣山の手前８００ｍにある避難小屋までは2.7ｋｍ。
小さなアップダウンのある縦走路から、菰釣山の向こうに大きな富士山が見えた。
中ノ丸のベンチで休憩をとって、約1時間半で菰釣避難小屋に14時40分に到着。
先客は40代男性一人。これから菰釣山山頂往復に出かけるところだった。
新松田7:15のバス、8:28西丹沢を9時前に発って、２つの滝見物をして2時間弱で畦ヶ丸に
着いたので、３時間というここのコースタイムは甘いなと思ったそうだ。
15分ほど下った沢で水汲み。 それでも2時前に小屋に着いたそうだ。健脚だ。
いつか太平洋から日本海までを繋ぎたいのだそうだ。
翌朝、気温は２℃。室内は６℃。暖かい小屋だ。
余分な２Lの水を天水桶に入れて出発。山頂で０℃。曇りなので富士は見えない。
山頂で平野に向かう彼と別れ、南の蜜藪に突入。6分ほどで三等三角点。
50分ほどで無事、大栂に着いた。
大栂から織戸峠までの下りはなかなか難しい。
南に向かうが、漫然と歩いていると東の富士見峠方面に向かうので、尾根の末端で要注意。
間違い踏み跡もある訳だから、油断できない。
尾根の分岐が4箇所ほどあり、そのあたりは一旦踏み跡が薄くなるのでコンパスで
しっかり方向を確かめて探さないとならない。
織戸峠は、手製の標識が４つほどもある。10時。此処で中食休憩。コーヒーも2杯。
ここから急登少しで９１０ｍ圏峰に上がり痩せ尾根で続く椿丸に近づく。
カヤトの斜面の下から椿丸を見上げる。あと5分で着く。
分岐の所で男女4人に出会い、しばらく言葉を交わす。
縦走の下見で、GPSも、１０秒刻みの経緯度線付きの地形図も持参されている。
今日は山神峠から三保山荘の方まで行って下るそうだ。
椿丸山頂から、しばらく景色を楽しんでから山神峠に向かう。
このアンテナは昔、水ノ木に人が住んでいた頃のものであろう。手前を左に下る。
先ほどの4人に追いつく。山神峠の祠はひどい壊れようだ。12時。
（以前の姿は こちら）
ここから右の沢に下り、左岸の作業道を進んで、最期に沢を跨いで右岸に渡り、20分で林道に出た。
２００ｍほどで浅瀬入口まで９．１ｋｍの標識があった。ひたすら歩く。
約2時間でバス停に着いた。 バス待ちの時間が20分以上あるので丹沢湖まで歩いた。
歩数；1月4日：24700歩、1月5日：32200歩
余談；
実は、あと20分ほどでバス停という所で、先ほどの4人の車が停まって、乗りませんかと
言って貰ったのだが、車でわずか1、２分の所だから、有難いがお断りした。
土曜日だから道が混むだろうと、谷峨で電車に乗り換えたら、東山北で人身事故があったようで、
山北駅で長時間待たされる。独りだけで駅前のラーメン屋でビール。
結局、駅に戻ると2両列車の客は全員降りて新松田行きのバスに乗り換え。
列車はここで折り返し沼津行きになったのだ。
1時間遅れで、18時半には家に着いた。