三ツ峠山からの下り府戸尾根 霜山から大棚の滝を経て下吉田へ 2005年9月18日(日)
13:44 四季楽園 (1730m)でビールを飲み終わると、西に歩き出す。
三ツ峠山荘の先で右に降りて、三ツ峠登山口方面と分かれて西の木無山の展望地からは
杓子・鹿留山、御正体山が目立つ。
その先のお花畑。少し時期が過ぎている。素人の自分にも分かるのはカイフウロ、マツムシソウ。
13:54 標高1732mの先で母の白滝方面への道と分かれたあとは誰も居ない静かな道。
カイフウロやトリカブトが多い。
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結構快適な所もある
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15:09 分岐から1時間15分ほどで16号鉄塔の下に出た。稜線の左右が見渡せる。標高1350m。
左前方に、ことぶき駅方向に延びる支尾根が見える。 画面右の双耳峰は新倉山1184m。
ここからは見えないが、双耳峰の左のピークから向こう側に下吉田駅の方にも支尾根が延びている。
15:17 鉄塔から4分で十字路がある。左折は鉄塔17号への道。
10年ほど前に下って行って、下の道に降りてから三つ峠駅に出るのに苦労したことがある。
15時28分 天上山方面に直進すると、Y字分岐がある。16号鉄塔から15分である。
分岐の左を行くと直ぐに突き当たりで・・・
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突き当たりの左に急降下する細道があり、
傍らの立ち木に赤い境界標識一六九がある |
ここは、先般、知人が下吉田の新倉富士浅間神社から新倉山1184mを経て1時間(コースタイムは1時間45分)
で上がって来た道であるので 、彼らのまだ通っていない大棚の滝経由で下ることにする。
15:57 初めは植林の中を大きくトラバースするが、やがて尾根筋を進むようになる。
16:06 右後ろに下っていく分岐道があるが無視して直進する。
下の写真はその先、標高点・1037の200m程手前 16時07分。
暫く平坦な道を行って、ロープの張られた急傾斜(途中、猿を2匹見かけた)を下ると右側に標識があり、
右に「えん堤」 来た方向は「御殿」とある。
16:17 直角の板の方角がちょっとズレテルが直進が「大棚の滝」らしい。
張ってあるロープの助けを借りて足場の怪しいトラバースを進む途中で滝が見える。
この先、鉄の手摺の様なものが付けられた岩の所からでは木に遮られてかえって見えない。
左に青いロープが張られていて、更に下ることが出来る。小棚の滝が左から落ちている。
先ほどの分岐標識の所までも戻る。 滝見物は往復10分だった。16時17分。結構遅い時間だ。
「えん堤」方向に進むと、長いアルミ製の梯子で川床に降りるようになっている。標高900m。
石の頭を踏んで対岸に渡る。対岸の水平道を探ると、少し上がった所に標識が見えた。
対岸の道は標識の右(上流)側は柵で通行止めになっている。
16:31 左に道を下る。直ぐに大棚の滝の上部が見える。
7分で大きなえん堤(880m)があり、その先の沢はほとんど水音がしない。
えん堤の下にある標識には、下って行く方向を「慰霊塔」とあるが、これは変だ。
(慰霊塔は新倉浅間神社から新倉山への登路の途中にあるのだ。)
ともあれ、標識から15分で舗装道路に出た。この辺りに標識は無い。
16時46分。直ぐ下の左に山神社がある。
下吉田駅(750m)は直進して国道を左だ。案内標識はまったく無い。
17時22分。 下吉田駅に着く。駅員は居たが、切符は販売終了で閉めてしまったのでと謝られながら、
乗車証明券を呉れた。 高尾までの1500円は車中で買って欲しいと。
10分程で来た電車には他に7,8人が乗ったが全て地元の人の様だった。
新倉山・大棚の滝は、富士吉田市のウェブの観光情報に[おすすめトレッキングコース]の一として紹介されている。
http://www.city.fujiyoshida.yamanashi.jp/