大山1251m (バリエーションルート) 04’5/01(土)
今日は、登りは 昭文社の地図に黒破線で描かれている諸戸山林事務所から大山山頂へ、
下りは通称ネクタイ尾根・唐沢峠を経て黒破線の梅ノ木尾根経由で広沢寺温泉の方にという、殆ど誰もいない。
曇り空の日曜日。小田急線 秦野駅に7:35に着いた。8:19発のヤビツ峠行きのバス停には既に長蛇の列。
8時頃に臨時増発が出た。臨時便の2台目に乗る。
ヤビツ峠を歩き出し9時。
黒破線の旧道を下って青山荘の前に出て、県道を右に諸戸山林事務所へ。
後ろから追いついて来た単独行の男性が事務所の前で地図を広げている。
約40分で着いた山林事務所の入り口には色々の表示板がある。9時30分。
12,13号鉄塔巡視路の標識柱や「至大山2時間半」の標示板の他、関係者以外立入禁止の札もある。
登山道に入って、数分で丸太の橋の向こうに、沢沿の直進13号鉄塔方向が枯枝で閉じてあり、
右が12号鉄塔方向とある。木の根元に置かれた 「大山登口」の古い標示板も右を指している。
右の道を上がって行く。檜の見事な植林の左端をジグザグに上がる道なので急登ではない。
30分ほどで、右12号鉄塔の標識がある。右隣の尾根の上に12号鉄塔がある。
登山道は直進して上がって行く。左の広葉樹の新緑が綺麗だ。
1時間ほどで両側の広葉樹の新緑の様子が良い尾根が続く。
水源の森の標柱がある。
少し先の小ピークで休憩。ブナの新芽も出始めている。
男女の2人組が挨拶をして上がって行く。のべつ大きな声でしゃべっている男性だ。
少し間をおいて上がることにする。
単独行の男性はこの道に入ってこなかったので札掛の方に進んだのかな。
標高1100m付近からはスズタケの間を進むような感じの細い道に変わる。
山頂直下の急傾斜になると、巻道と直登道が何度か交差する。
登山道(参道の鳥居手前で左折した)に出る所には水源林の標示板がある。
神奈川県「水源の森林づくり」契約地(水源指定林)とある。
この辺り一帯の広葉樹林は守られていくということらしい。ありがたい。
山林事務所から休憩20分を含め2時間弱で山頂に着いた。
山頂には次々ハイカーが到着する。20名くらいは見かけた。
電波中継塔の建物の間から北尾根に向かう。12時00分。
4月10日に来たときは冬枯れで緑は殆ど無かったが今は緑がある。
ヤマザクラの花が少し残っている。
向こうから上がって来た単独行者は、山林事務所の所で出会った人だ。
神奈川県水源協定林の標識114と113の間の右手の木にネクタイが下がっている。
もう少し先にはバンダナのような物が下がっている。
右に折れて2本目のネクタイの前を通って小さな支尾根の背を下る。
踏み跡が明瞭に着いている。
両側が新緑の尾根道を下るのは実に気持ちが良い。
尾根を下りきる所で金網があるので、右に迂回する道なりに下がって行き、右手の階段を降りると
唐沢川の川原に降り立つ 。
唐沢峠の休憩所東屋までの標高差50m程の崖を上がって行く道が見える。
源流部堰堤の脇からジグザグの道はで崖を上がって行く。一部崩れかけている所もあるがしっかりした道だ。
10分丁度で唐沢峠の東屋に着いた。ここから不動尻の方に下って行く道を進むのが普通であるが、
東屋から右の大山方面に20分ほど登って、893mの先、橋の手前を左折、黒破線の道に入る。
ちょっと険しい下りと、痩せ尾根の続く道である。
分岐には何の標識も無いが踏み跡は確かである。
20分ほどでシロヤシオが咲いている所があった。
少し先の小さなピーク778m峰には10人以上の団体さんが休んでいる。
左折して10分ほどで右に日向薬師方面への分岐があり、この辺りにもシロヤシオが咲いている。
更に10分ほどで東屋がある。
痩せ尾根にいささか飽きたので、「巨木の森」の方に左折して不動尻からの舗装林道に向かう。
林道に下りるまで植林の中を延々35分もかかるとは誤算だった。前に登ったことがあるが下りは初めて。
広沢寺温泉までは林道を更に50分もかかった。広沢寺入り口のバス停まで更に20分。16時着。
秦野8時発臨時バス⇒
ヤビツ峠9時→山林事務所9:35→11:30大山山頂12:00→12:50唐沢川13:10→
唐沢峠東屋13:20→778m14:00→林道14:50→16:00広沢寺入り口 16:16⇒本厚木
コース全図は こちら 56k
大山北尾根を下った時の記事は こちら