浜河内は小野田線の本山支線の唯一の中間駅である。周囲はのどかな片田舎という感じで民家がぱらぱらと言った感じで点在しているが海からの風に対する防風用の林の先の方には西部石油の製油所があり、でっかい煙突がこの駅からも見る事ができる。
このような小さな支線は終着駅の方に注目が集まってしまい、浜河内の様な中間駅はなぜか見向きもされず、地味な存在になってしまっている。
しかしながらクモハ42の車内に備え付けられている旅ノート(駅ノートにあたる)を見てみると以外にもこの浜河内の駅に降りたという書き込みが多く見受けられ、何気に多くのファンが下車していると言う印象を受けた。
おそらく本山支線に乗るときは、クモハ42の乗車と浜河内と長門本山の駅に降りて1セットとして捉えられてきたのではないかと思う。いずれにしてもこういう地味な中間駅もきちんとみてくれているコアなファンがいて、考えている事は私と一緒だなとつくづく感じた。
(2002.10.1)