只見線の早戸は駅の目の前に只見川が流れている線内で絶好の景色を持つ駅である。周囲に民家が見当たらず秘境駅の感があるが、この駅のそばを通っている国道252号線を会津若松寄りにあるスノーシェルターを抜けると民家が見えてきて、生活の感じと早戸の駅の存在意義がわかってくる。
また駅から歩いて10分弱の所に温泉旅館があり、立ち寄りも可なのでこの駅に降りたら温泉に入ってみるのもいいかもしれない。ただし温泉のお湯は熱めなのであまり長湯は出来ないのですが。
青のトタン屋根で前面を水色に塗られた駅舎があるが駅舎の入口部分に駅名表示がなされていないので駅舎というよりは何かの小屋見たいな感じが否めない。トイレも使えなくなっているのでこの駅に下車する前に用を足しておく必要がある。
早戸はすぐそばが国道が走っているので車でも気軽に立ち寄ることが出来る。列車でも車でも訪れてみる価値は大きい。
(2002.8.30)