2016年より利用客減によって、平石は
矢美津とともに冬季は全ての列車が通過するという駅になった。駅よりも高い位置に国道が通っているが、駅の近くにある歩行者用の警報機のない第4種踏切を渡って少し急な坂道を上ると、その国道に出られる。
国道に出て北上方面に5分くらい歩いたところに「道の駅さんない」がある。道の駅の周りには森林組合や材木屋があるが、横手市に編入される前の山内村が林業の村だったことがうかがえる。
「ウッディらんど」という別名があるように道の駅の建物はは木材をふんだんに使っており、朝から解放されているそこの休憩所は暖房が効いていたため、次の列車の時間まではこの中で時間をつぶしていた。
道の駅には山内村が発祥とされる、いぶりがっこが買える売店や地元のそば粉を使用した食事処があるものの、道の駅のお店が開いている日中は平石に停車する列車が一本もないのというのが寂しい実情である。
(2018.4.9)