成田線と鹿島線が分岐する香取駅は貨車を改造した駅舎である。北海道ではよく車掌車を改造して駅舎にした貨車駅があるが、ここの貨車駅は有蓋車を改造した貨車駅になっている。
貨車駅の塗装も塗り替えたばかりと言う感じがしてとてもキレイで見映えが良かった。北海道の貨車駅の中には全然塗り替えをしていない為に色褪せたり、塗装の部分が割れたりとかなり可哀想な部分を見てきただけにきちんと塗装をし直している所は地元の人の駅に対する愛着感を感じるものがあった。
成田線の佐倉〜銚子間の電車は113系のセミクロスシートであるが、鹿島線の方へ行く一部の電車は総武快速線の電車が乗り入れて来ることもあり、ロングシートのE217系の電車がやってくる事もある。
駅から2キロ離れた所に香取神宮がある。行事のない時には駐車場がガラガラなので車で行っても問題はないが、大きな行事がある時は道の狭さや駐車場のキャパが少なすぎる印象を受けたので電車で行った方が無難だと感じました。
(2002.7.1)