青梅線の電車はこの川井から奥多摩町に入る。国道411号から狭い路地に入ってすぐ近くの階段を上ると川井の駅入口がある。
ホームは片面ホームでややきついカーブの途中に駅が設けられているので停車時に電車とホームの間が広く開いてしまう駅である。
ホームには屋根がないが結構広く、青梅線内の駅の中でいちばん開放感がある駅である。またホームからは多摩川を望むことが出来る。(ただし奥多摩橋が目立ちすぎているのが少し残念だが)
この川井から青梅寄りに約300メートルの所に東川井という都内のJR線では唯一の信号場があるが、もともと石灰石の運搬の貨物列車の交換用に造られたのだが、現在ではその貨物列車もなくなってしまい、廃止されたも同然のような状態になっていた。