釧路湿原はその名の通り国立公園で、ラムサール条約にも登録された釧路湿原が控えている駅である。開業当初は臨時駅だったが平成8(1996)年12月1日に通年で営業を行うようになった。
ログハウス風の駅舎で駅構内が国立公園内にあるので駅周辺には民家が見当たらず駅に人がいない時には秘境感が漂う。駅から歩いて10分の所に細岡展望台があり、湿原内の釧路川の蛇行した川筋が見られる大パノラマを見ることができる。
駅舎内の待合室の中には駅ノートがありここでは釧路湿原を訪れた観光客の人による書き込みの方が非常に多かった。ノートのほかにもアルバムが置いてあったが、写真が1枚も入っておらずこちらの方はあまり評判が良くないようである。
釧路湿原のログハウス風の駅舎は現代風でなかなか良かったが、観光客を意識したせいか中に自動販売機が備え付けられていたのには少しアンバランスな感じがした。
(2003.7.4)