中徳富は学園都市線こと札沼線の終着駅である
新十津川の一つ手前の駅である。周囲には田んぼが広がっていて、駅は待合室はおろかベンチも設置されていないホームだけの駅である。
でも他のサイトを見てみると昔の中徳富には待合室が設置されていたのだが、札幌地区の本数の多さとは対照的にこの辺りは1日3往復の過疎路線で利用者も全く見込めないと判断したのか、撤去してしまったようである。ホームをよく見てみると後ろのさび付いている鉄柵の中に不自然に新しい鉄柵が紛れ込んでいるのを見るとその部分が昔待合室があった場所だと言うことがうかがえる。
この時の私は「青春18きっぷ」で北海道にやって来て勢い任せで札沼線を完乗して、念願のJR線全線完乗と行きたかったのだが突然の身内の事情でJR線の完乗をする心境ではなくなった為、今回はあえて1区間だけ残してしまった。
札沼線を完乗したことのある人や
新十津川の駅を訪問した事のある人にとっては中徳富〜
新十津川間は大したことはないと思うが未だに
新十津川に訪問したことのない私にとっては少し名残惜しげに終点の方をずっと見ていた。少し
新十津川が遠く感じた。
(2004.8.29)