山陰本線の三見は木造の駅舎を持つ駅で、交換可能な対抗式のホームを持つ駅である。山陰本線は車窓からよく海が見えるが三見の駅は少し内陸部に入ってしまうため、残念ながら海を見る事ができない。しかし駅舎のない方のホームから歩いて1〜2分程度で三見漁港にたどり着く事ができ、当然ながら漁船が停泊している。駅の近くには農協があるのに対し、三見漁港には漁協があり、農業と漁業が折り重なった所なんだなと言うのを感じた。
三見の駅や隣の飯井の駅の散策をしていると、瓦葺の屋根の端にはなぜか城みたいにしゃちほこがかざられていた。山口や広島県内では民家にしゃちほこがかざられている事が後になって分かった事なのだが、何となく気になって仕方なかった。
(2003.3.14)