2月13日、皇居東御苑に行きました。 本当の目的は、科学技術館のサイエンス友の会の申し込みで、そのついでに東京駅まで歩いてみました。
皇居東御苑は江戸城の本丸・二の丸・三の丸の位置になります。 本丸の裏手にあたる北桔門から中に入りました。 本丸は二の丸より一段高い位置にあり、天守閣や大奥などがあった場所です。 そのため門も堀から高い位置にあり、門の前に橋がかかっていました。 門を入ると皇居東御苑の入口です。 皇居東御苑は入場無料です。
入って目の前にあるのは天守台です。
天守閣はありません。
江戸時代の初めの頃の1638年に完成し、1657年に焼失、以後再建されないまま明治になりました。
天守台に登ると、日本武道館の屋根とか、丸の内のビル街とかが見えました。
天守台の前は、広々とした原っぱになっていました。 西側に沿って少し歩くと石室があります。 江戸時代のものとは思えないぐらい、しっかりとした作りです。 倉庫だった様です。
さらに歩いていくと、松の廊下跡と書かれた小さな石碑がありました。 有名な場所だけど、意外に、本丸の端っこです。
本丸の外れには富士見櫓があります。
現存する数少ない櫓の1つです。
天守閣の代用に使われていて、将軍が両国の花火や品川の海を眺めていたそうです。
坂下門側から見ると高い石垣の上にありますが、本丸から見ると森の外れにありました。
本丸から汐見坂を降りて二の丸に行きました。 けっこうな急坂です。 江戸時代には海が見えたそうですが、今は埋め立てとビルでとても見れません。 最後に三の丸尚蔵館を見て、外に出ました。
平日なので、広い園内は閑散としていましたが、外国人旅行客や、お城好きの老人団体とか、遠足の子供とかが来ていました。
皇居東御苑は都心の貴重な緑が堪能できるいい所です。
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