海老沢さんのページ
えびちゃんの‘風向計’PART2
みなさんこんにちは。気が向いた時に自由気ままなテーマで書きなぐる、まさに風向計のようなページです。どうぞヨロピク。
5月21日-      ケガ  
 ブーメランを始めてから、いろいろなケガをした。腹筋、首、肘、ふくらはぎの肉離れはたびたび。なかには、ブーメランと関係ないケガもいろいろとしている。大会を三日後に控えたある日、私の職場に力仕事のバイトに来ていた不法就労のインドネシア人4人が、周りの人たちも入れて腕相撲をしていた。かなり盛り上がってきたところで、違う部署にいた私にも声がかかった。「ムムムムム・・・・腕相撲では負けたことがないもんねーっ」という輝かしい自信を胸に急遽参戦する羽目になった私は、一人目のインドネシア人を撃破!、ますますチョーシに乗って二人目のインドネシア人と対戦、掛け声とともに力を入れた瞬間、全体重を乗せた肩が悲鳴をあげた。医者の診断では、上腕二等筋の腱を傷めたとのこと。以来、ブーメランを投げる時は、充分なウォーミングアップをしないと痛むようになってしまった。もう、腕相撲はやらないことにした。そして、今年の3月にまたケガをしてしまった。今度の相手は鉄棒だ。逆上がりができないという娘の言葉に「今度の休みに教えてやっから・・・」と約束し、近くの公園で実践指導ということとなった。内心できるかどうかドキドキしながらもなんとかこなしたが、そのうち娘が「手が反対だよ。」と言い出した。私は、手を鉄棒にかぶせるように持ったのだが、学校では、下からすくうように持つらしい。何でも体験してみたい私は、「こうか?よし、やってみようか。」と、地面を蹴り上げた次の瞬間、後頭部から肩にかけて、それに、右手の親指に強い痛みが走った。自分が鉄棒から落ちたことを理解するのに数秒かかった。しかし、娘の手前、あまり痛がることもできず、すぐ起き上がり平然としていた。次の日、またもや医者に行くことになり、右手の親指は左手に比べるとあまり曲がらなくなってしまった。しかも、首のあたりが痛くてMTAがおもいきり投げられない状態だ。もう、鉄棒もやらないことにした。「うーん、次にやらないことになるのはなんだ?」そう、今は滅多にやらなくなった、昔はまあまあ自信があったスキーか、べーゴマか、缶蹴りかくれんぼか?そうだ分かった、、多分、ルービックキューブだな。
5月10日-     異国で味わった懐かしい味    
 04'4/7、フランスへ行った。自分で描いた絵をルーブル美術館に展示するためなどではなく、ブーメラン世界大会に出場するためだ。会場となったシャルルビルメジェールでの食事は勿論フランス料理。とはいっても、日本で思い描くようなフルコースのそれではなく、メインの料理が一品にサラダのたぐい。それに、4人に一本割り当てられたワインにケーキ、そして、主食のフランスパン、これが夕食だ。ダンボール箱の中にフランスパンはいくらでもあって、食べ放題だから、いつも、お腹いっぱい食べられた。おかげで体重が増えてしまった。10日間の世界大会のあと3日間のパリ観光をした。朝食はホテルでとったが、昼と夜は自分たちでということであった。二日目、夕食にフランス料理のフルコースを食べてみたくなり、ツアーのガイドに「おいしい店を教えてくれ。」と尋ねたら「値段が高いのでやめておいたほうがよい。」と言われてしまった。UFOキャッチャーをしていて穴の手前で落ちてしまい、財布に100円がない時と同じぐらいがっくりきた。パリで食べたものはたいがい美味しかったし、しいて日本食を食べたいとも思わなかったが、何を食べるかは結構迷った。ある時、ホテルから500Mのところのマグドナルドに寄り、シェークを注文したのだが、案の定、言葉が通じずフィレオフィッシュがきてしまった。値段は確か6ユーロ(日本円で約750円ぐらい)。高い!フランスは物価が高い!仕方なく、ホテルへ向かいながらフィレオフィッシュを食べた。そのフィレオフィッシュに私はおもわず声をあげた。「あー、日本のとおんなじだーっ。」味も、形も。重さも?違うのは値段だけだ(しつこい?)。その時、私の頭の中には、♪ウサギ追いしかのやま〜♪なんて歌が流れ、懐かしい日本の風景が浮かび、田舎で田んぼを耕しているじっちゃん、ばっちゃんの姿が浮かんできたのだ。日本では、食べ物のメニューとして頭の隅っこにあるだけのフィレエフッシュごときにフランスで日本のことを思い出させられるとは思いもよらなかった。そして、日本に帰ってから、フィレオフィッシュはなつかしいフランスの思い出の味になったのです。
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2005