3月下旬から始まる京都の桜戦線は、その後、八重桜も含めると5月の連休明けまで続きます。 桜餅を連想させる八重桜は別として、一般的に「京都で最後に咲く桜」と言われているのが、御室仁和寺のおかめ桜(御室桜)。4月下旬が見頃です。 おかめ桜というニックネームは、低木で、「花(鼻)が低い」からだそうです。 これとは別に、京都の千本釈迦堂のしだれ桜も「おかめ桜(阿亀桜)」と呼ばれていますが、これは千本釈迦堂が「良妻・おかめさん」にちなんだお寺たる由縁です。 同じ頃に見頃となる遅咲きの桜では、原谷苑がお薦めです。個人所有の桜苑ですが、百花繚乱という言葉がピッタリ。花の見頃具合で入場料が変動するのでご注意を。(けっこう高くて1000円以上する日も多い) ちょっと遠いけど、常照皇寺の御車返しの桜や九重桜も、この時期の名桜です。 後半組には他にも 紅しだれ系の 二条城・平安神宮・半木の道(なからぎのみち)、八重桜系の御所(小川の出水)・千本えんま堂の普賢像桜・梅宮大社 などがあります。 |