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バックナンバー2002年8月号
第10回 フィヨルド・ツアー その2(ノルウェー)
前回に続きノルウェーのフィヨルドの旅、2回目をお送りします。
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フロム駅にてフェリーに乗り、ソグネフィヨルドの支流にあたるアウランフィヨルドAurlandsfjordとナールオイフィヨルドNærøyfjordを行きます。 このフェリーは観光客が多く乗っていますが、観光専用ではありません。地元の人の足でもあります。 |
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「フィヨルド」は日本語では「峡湾」とも書きます。文字どおり細くて狭い入江になっているのが多いです。約1万年前、氷河が解けるとき大地をもごっそり削っていったため、そこに海水が入りこんで内陸に切りこんだような入江が出来たのです。このあたりのフィヨルドは、ホントに「海からいきなり山」という感じです。 |
エサを期待?してカモメがフェリーについてきます。お菓子やパンを投げてやると、器用に空中キャッチ。度胸のあるヤツは手から直接食べます。 | ![]() |
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雪解け水がフィヨルドに無数の滝を作っています。美しくも豪快な眺めです。 |
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頂きに見えるのは万年雪か氷河か。 |
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こんなところにも集落があります。 きっとヴァイキング時代と変わらぬ風景なのでしょう。 さぞかしは不便なのではないかと思うのですが、そんなことに代え難い素晴らしい自然の生活なのでしょうか。もっとも現代では、このように交通の便も良いですしね。 |
約2時間でフェリーはグドヴァンゲンGudvangenに到着。その後バスと列車を乗り継ぎ、夜8時ごろベルゲンに着きます。このようにとても密度の濃い1日を過ごすことのできる(笑)フィヨルドの旅なのでした。
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ノルウェー第2の都市、港町ベルゲンです。三角屋根はブリッゲンBryggenと呼ばれハンザ同盟時代の建物で、ユネスコの世界遺産にも認定されています。 |
訪れた日・・・1995年6月16日
次回はいよいよ?アイスランドをおおくりします。