2004年10月9日(土)

北海道の季節の風物詩です。

鮭は産まれた川へ戻ってくるのです。帰趨本能で出来るのだそうですが不思議ですね。

鮭は川で漁をしてはいけません。
愛好家達の釣り竿が我が家の前の海にずらりと並びます。
登ってくる鮭の中には途中で息が途絶えるのも居ます。
カモメたちはそれを狙って川の上で待ちかまえているのです。
ここが川への入り口です。
鮭は河口付近で塩水から真水へと体を慣らすため
漂います。
カモメに混じってなんだか違う種類の鳥も来ています。
写真上部の赤い矢印辺りに柵が設けられていて
せっかく生まれ故郷へ帰ってきた鮭は卵の人工孵化のため捕獲されます。
柵でせき止められて、この生け簀の中へ鮭は入ります。
橋の上から漁師さん達は鮭を捕るため網を下ろします。
さあ いよいよ捕獲です。
生け簀の中へ網を入れて引き上げます
激しく抵抗して中には飛び出すものも居ます。
この時滴と共に鮭の卵も大量に落ちてきます
橋の上のトラックの荷台では雄と雌を分類します。
浜の方では前浜の烏賊も干してあります。
烏賊はカモメではなくカラスに狙われます。