この道 : 国道302号線
【1/6程度】
国道302号線の起点は、名古屋市中川区にある1号線との交点、かの里交差点だ。終点も同じかの里交差点。勘の良い人ならもうわかるかもしれないが、名古屋市の周囲をとりまく環状線である。ただし未だに全通を見ていない路線であり、名古屋市の天白区から南区までが不通区間になっている。また、東海市から海部郡飛島(とびしま)村までの区間は伊勢湾岸自動車道との共用状態となっているようだ。具体的には東海ICから飛島ICまでが、その共用区間にあたる。もちろんタダ乗りできるはずもなく、この高架道路に乗ってしまえばキッチリ利用料金を取られるため、これを一般国道としてしまっても良いものなのかどうか、首を傾げたくなるのも事実。 |
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スタートから4kmほど進むと、進路の頭上を高架道路が塞いでくる。この高架道路は、東名高速道路・名古屋ICからはじまる東名阪自動車道だ。この先の302号線は、名古屋IC近くまで名古屋市と周辺市町の境界付近を東名阪自動車道と同道していくことになる。逆に302号線の頭上を東名阪道が走っていると考えれば、東名阪道が名古屋の市街地を避けるために著しく屈曲し、大きく迂回するコースを取っていることがわかる。ちなみに迂回路・東名阪道に対する直進路は、名古屋都市高速東山線から万場線へと抜けるコースとほぼ一致する。 |
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名港トリトンを渡り、伊勢湾岸自動車道の飛島ICを降りたあたりは、海部郡飛島村だ。読み方は「とびしまむら」である。「あすかむら」と勘違いされることが非常に多いので、念のため。 |
形式上は302号線の一部、名港トリトン。西から、赤、白、青の橋が架かっている。 |
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今回使用した車 国道362号線総括 |