名古屋市道路元標
 道路元標は、国・県道の起終点を示すもので、大正8年に制定された旧道路法により、各市町村に1箇を置くこととされました。
 名古屋市では、大正9年の愛知県告示により「中区鉄砲町1丁目18番地の1地先」とされ、この付近に設けられました。昭和27年の新道路法の制定まで、その役割をはたしていました。
 この道路元標は、本町通の整備にあわせ往時のものを復元したものです。

(元標解説文より引用)




左写真:旧道路元標(愛知県名古屋市中区3丁目)


名神起工の地
 名神高速道路は日本で最初の高速道路である。そして、その名神高速道路建設工事が起工されたのが京都市山科区だった。いわばそこが日本の高速道路網始まりの地である。
 現在は「起工の地」に位置する中央分離帯の中に記念碑が建っているが、じっくりと観察する事はまず不可能だろう。代わりに、「起工の地」から7kmほど上った名神高速道路大津SAの下り線側に、「起工の地」が近い事を案内する看板がある。
 なお、大津SAはサービスエリアとインターチェンジが併設されている。



左写真:名神起工の地・案内看板(滋賀県大津市朝日が丘2丁目)


日本国道路元票
 『日本橋は1603年に創架され、江戸幕府により五街道の起点として定められました。
現在の日本橋は1911年に架橋されたルネサンス様式の石造二連アーチ橋で、四隅の親柱の銘板に刻まれた「日本橋」及び「にほんはし」の文字は最後の将軍・徳川慶喜公の揮毫によるものです。1972年、日本橋中央の「東京市道路元標」がこの広場に移設・保存されました。』
(日本国道路元標解説より引用)

 東京都中央区日本橋。昔も、今も、日本の道の始まるところ。

左写真:日本国道路元標(東京都中央区日本橋)


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