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[4]英文の主格補語(sC)になる“前置詞+名詞”

【前置詞】ということばの種類は、知っていますか。“in, of, for, with, on, after,・・・”といった語が、これにあたります。
 〔前置詞〕は、その語単独では、働きません。後方にある(直後とは限りません)〔名詞〕か〔代名詞〕と1まとまりとなって、働きます。〔形容詞句〕となる場合と、〔副詞句〕になる場合があります。
 〔副詞句〕は、主に〔動詞(V)〕を修飾します。
 〔形容詞句〕は、〔名詞〕を修飾する働きと、補語(C)となって、主語(S)や目的語(O)のようすや状態を述べる働きがあります。
 ややこしくなったので、まとめてみます。


前置詞+(代)名詞 の働き
副詞句動詞・副詞・文全体などを修飾
形容詞句名詞を限定修飾
C(補語)となって、S・Oを叙述する

ここでは、補語(C)となって、主語(S)の様子や状態を叙述する働きについて、紹介します。

 
His father
is
from Italy
.
C(形容詞句)
彼の父は
ですイタリアから(の状態)
彼のお父さんは、イタリアの出身です。

from が〔前置詞〕で、Italy が〔名詞〕です。“from Italy”で〔前置詞+名詞〕の〔形容詞句〕になっていて、補語(C)になっていると考えることができます。
  His father(S)=from Itary(C)の関係がありますね。


 
She
looked
like an angel
.
C(形容詞句)
彼女は
見えました
天使のように
彼女は、天使のように見えました。

like は、この文では、「好き」という意味の動詞(V)ではなくて、「〜のような」「〜のように」という意味の〔前置詞〕です。
 「〜のように見える」という意味の look は、補語(C)として、〔形容詞〕がほしがる動詞(V)なんです。an angel は〔名詞〕なので、前に〔前置詞〕like を置いて、全体として〔形容詞句〕としているんです。

(○)She looked happy.Cは形容詞
(○)She looked like an angel.Cは形容詞句
(×)She looked an angel.名詞はCとならない

これは、第2文型の動詞(V)である look の語の使い方(語法)です。知っておいて下さい。

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