Subject: 中学英単語100 001aSP
Date: Fri, 24 Sep 2004 07:20:00 +0900 (JST)
From: mag2 ID 0000139181
┏━┓☆2002年度からの学習指導要領で定められた┏━┓
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┃┃ 中学校で必ず教えなければならない英単語100 ┃┃
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┗━┛Service Pack 第1回補足 20040924┗━┛
1SP.a{補足}
>aを使った表現<----------------------------------------------
● a few 少しの、2・3の、少しはある
I have a few books about India.
「私はインドについての本を数冊持っています」
a few の a は、「1つの」と考えない方がいいと思います。後ろの名詞
books が複数形になっていますね。a few と2語ですが、これで1語と思った
方が理解しやすいと思います。ただし、書くときはしっかり離して書いてくだ
さい。
a がつかない単独の few は、「ほとんどない」という意味になります。
I have few books about India.
「私はインドについての本は、ほとんど持っていません」
a few は肯定的、few は否定的になります。「何冊から a few で、何冊ま
でが few」という客観的な基準はありません。人によっては10冊でも few
と感じますが、別の人は2冊でも a few を使います。
つまり、その人が「少ないけど、しっかりある」と感じれば、a few を使い、
「だめだめ、ぜんぜん足りない」と感じれば、few を使います。
few, a few は〔数えられるもの〕に使い、後ろの名詞は【複数形】になり
ます。people などは s がつきませんが……。
● a little 少し(の)、少量はある
I have a little money. 「私はお金を少し持っています」
〔数えられないもの〕には、little, a little を使います。不思議に思う
かも知れませんが、「お金」は英語では数えられない名詞の仲間に入ります。
ドルはちゃんと数えて、複数形の s がつきますが……。
I have little money. 「私はお金をほとんど持っていません」
few と同じように、a のつかない little は、「ほとんどない」という否定
的な気分を表します。数えられる名詞につくか、数えられない名詞を修飾する
かの違いがあるだけです。
a little, little は、副詞としても働きます。
I can speak English a little.「私は英語を少し話せます」
I can speak English little.「私は英語をほとんど話せません」
● a lot of たくさんの、多数の、多量の
There were a lot of flowers at the top of the mountain.
「その山の頂上には、たくさんの花が咲いていました」
=There were lots of flowers....
=There were many flowers....
(×)There were much flowers....
a lot of の a は、flowers についているのではなく、lot という名詞につ
いているものです。lot は「多数」「多量」という意味で、これは数えられる
名詞なのです。したがって a lot, lots と文中で使います。
「a lot より lots の方が多い」などとは、考えない方がいいと思います。
同じようなものです。
There were a lot of snow at the top of the mountain.
「その山の頂上には、たくさんの雪が積もっていました」
=There were lots of snow....
=There were much snow....
(×)There were many snow....
a lot of, lots of は、数えられる名詞を修飾することも、数えられない名
詞を修飾することもできます。便利な表現ですね。
many は数えられる名詞の複数形を修飾しますが、数えられない snow など
には使えません。
逆に much は数えられない名詞を修飾しますが、数えられる flowers など
の名詞には使えません。
● a lot たいへん、とても、たくさんのこと
Thanks a lot.「どうもありがと」 ≒ Thank you very much.
a lot が〔副詞〕として働き、much, very much の意味になります。
I want to learn a lot about Canada.
「私はカナダについて、たくさんのことを学びたい」
この例文では、a lot が他動詞 learn の目的語になっていると考えられる
ので、〔名詞〕の使い方です。
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次回は about です。
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▼あとがき▲
“a”については、前回分では物足りなかったので、号外を発行しました。次
の単語からは、もっとすっきり短めになると思います。
中1の方には、難しい表現も多いと思いますが、今わからなくてもいいので、
保存しておいて、必要になったら読んでください。
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