Subject: 中学英単語 116be Date: Mon, 18 Dec 2006 07:10:00 +0900 (JST) From: mag2 ID 0000139181 ■■■ English Words for Junior High School Students 20061218 ■■■ ● 中 学 英 単 語 ■■■● ■■■ ● ●116 be 毎週月曜日発行 Chick Tack ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 116.be <発音>―――――――――――――――――――――――――――――――― ★[bi: ビー][bi ビィ] [i:]は、日本語の「イー」と似ています。くちびるをやや開き、横に引 きながら舌に力を入れ発音します。 [i]は、「エ」を発音するときの口のかまえで、「イ」と発音します。 <品詞と意味>――――――――――――――――――――――――――――― ★[動詞]{一人称単数現在形:am}{二人称単数と複数の現在形:are} {三人称単数現在形:is} {一人称単数と三人称単数の過去形:was} {二人称単数と複数の過去形:were} {過去分詞形:been} {現在分詞と動名詞形:being} am, are については、すでに第6回と第13回で紹介しています。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/words100/006am.html http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/words100/013are.html is については、参照したときの資料では指導要領指定の100語に記載が なく、メルマガでは取り上げておりません。現在公表されている100語には 記載されています。替わりに does が削除されています。 今回は be についてのみ取り上げます。 ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ☆(1)〜である、〜になる Be careful!「気をつけて」 《中1〜中2》 〔命令文〕は〔動詞の原形〕で始めます。is, am, are の原形は、be です。 だから〔be動詞〕と呼んでいるのですね。 You are careful.「あなたは注意深い」の〔命令文〕は、まず主語 You を 取り去り、are を原形の be に替えます。最初の例文になりますね。 Be kind to old people.「お年寄りには親切にしなさい」 《中2》 ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ I want to be a doctor in the future. 《中2》 「私は将来、医者になりたい」プスッ☆ ―⊂|コヘ(゜θ ゜) 中2で〔不定詞〕という文法事項を学習します。“to+動詞の原形”が、そ の英文の形です。am が to be に変わります。 I want + I am a doctor → I want to be a doctor. ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ ┛ You will be able to swim soon. 《中2〜中3》 「あなたはすぐに泳げるようになるでしょう」 (参考)I am able to swim.「私は泳げます」 =I can swim. 〔助動詞〕の後ろの動詞も〔原形〕です。今回は will が助動詞で、you に 対応する are が 原形の be となっています。 be able to で「〜することができる(=can)」という意味になります。 ───────────────────────── ☆(2)〜がある、〜がいる、〜が存在する There will be a dance this weekend. へ(´Θ`へ)(ノ´Θ`)ノ 「この週末、ダンス・パーティーがありますよ」 《中2〜中3》 There is a dance. に 未来の助動詞 will が入り、is が原形の be になり ます。「助動詞を使えば、動詞は原形」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★[助動詞]変化形は、動詞と共通。 ☆(1)進行形(be+現在分詞);受動態(be+過去分詞)で使われる こちらは、後ろの動詞が〔原形〕にはならない特別な〔助動詞〕です。be のまま使われることもあるのですが、中学生の方が目にする英文は、普通 is, am, are, was, were のものです。 1つだけ〔受動態〕の例を、 A lot of stars can be seen tonight. 「今夜は、たくさんの星がみられることができる」 →「今夜は、たくさんの星が見え(てい)る」 A lot of stars are seen tonight. でも、ほぼ同じ内容が伝わります。 <有名な言葉>───────────────────────────── “To be or not to be: that is the question.” 「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」 シェークスピアの悲劇『ハムレット』の一文です。この be は動詞の(2)の 使い方です。to be で、「この世に存在したままでいるべき」を表し、not to be で「この世に存在しないようになるべき」という意味を表しています。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~chick/words100/referw01.html#hamlet ハムレットはデンマークの王子でした。国王であった父親が、弟のクローディ アス(ハムレットにとっては叔父)に毒殺され、クローディアスが王位に就き ます。ハムレットの母親は、新しい王の后(きさき)となります。 ハムレットは、父親の亡霊に教えられ、事の真相をつかもうと気が狂ったふり をします。登場人物の多くが亡くなってしまう悲劇です。 シェークスピアの四大悲劇は、この『ハムレット』と『オセロ』『リア王』 『マクベス』です。この他『ロミオとジュリエット』『ジュリアス・シーザー』 も彼の作品です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― |